現在、ギャラリーアンフェールでは、「PUENTE(プエンテ)」による展示会を開催しています。南米のアンデス山脈-標高4500mに生きるアルパカの毛を素材に、ボリビアとペルーの先住民系の人々を作り手として、体をあたためる衣類を提案しているブランドです。レッグウォーマーや手袋などの小物類から、当店では初めてのご紹介となるベストやセーター、ニットコート等、全ラインナップをご用意いただきました。
手紡ぎイカベスト
当ブランドにおいてベストだけでも、丸首、タートルネック、カシュクールタイプと様々ですが、特におすすめしたいのがイカベスト。ハンガーにかけた状態ではわかりにくいのですが、襟元や袖口に余裕をもたせたシルエット。背面の切り返しがなんとも可愛いのです。こちらはペルーにて、手紡ぎの糸を手編みで作られたもの。目の均一さに、機械編みに思いがちですが、棒針で編んでいます。
手編みショール(ボタンタイプ)
かのこ編みによるでこぼこした生地に、くるみボタンが10個ついています。そのまま巻いたり、羽織る以外に、ボタンの留め方次第で袖を作り、ボレロやカーディガンのようにもお使い頂けます。こちらはボリビアで生産。ぜひ会場でも着こなしをお試しくださいませ。
ボリビアでNGO活動を手伝っていた際に、現地の手仕事の素晴らしさに触れ、この仕事を志したという、主宰の落合さん。現在はご出産を終えたばかりで、頻度は少なくなったそうですが、これまでは年に2度2ヶ月ずつ、現地を訪れていました。どんな環境に生きるアルパカの毛を刈り、紡ぎ、編んでいるのか、PUENTE商品をより深く知る「お話会」を展示会中には開催しています。30日、1日の会を終えて、最後の会は4日(日)の14時~15時(会場:当店コテージ)を予定しています。ご予約、参加費は不要です。お気軽にお立ち寄りくださいませ。
PUENTE 体をあたためる衣服展
10月30日-11月5日(※最終日は18時まで)
恵文社一乗寺店ギャラリーアンフェール
(田川)