インド・ブッダガヤのスジャータ村を中心に、フェアトレードによる洋服作りを行なっているニマイニタイ。今年は会場をギャラリーアンフェールとして展示会を開催しています。木版手捺し染めのブロックプリント、手紡ぎ手織りのカディー、手刺繍(カンタワーク)による品々。
中でも目を引くのが"カリー(kadi)"と呼ばれる白生地に白の染料でプリントしたもの。ラージャスターン州の村の工房で、職人たちがひとつずつ木版で手捺し染めしています。通常はこの模様の上に色を重ねていくそうなのですが、あえて白色のままで留めたのがこのライン。光の加減で模様の見え方が変わります。インドのお洋服に抱くイメージを心地よく裏切る、清楚で上品な仕上がりです。kadiシリーズではオーガニックコットンのチュニックドレスや、ベルギーリネンのパンツなどをご用意しています。「日々のよそいき」という展示タイトルに沿うような、凛とした気持ちで袖を通したい衣服。17日までの開催です。皆様のご来場をお待ちしています。
nimai-nitai『ROSHNE 日々のよそいき』
4月11日〜4月17日
恵文社一乗寺店 ギャラリーアンフェール
(田川)