恵文社一乗寺店 スタッフブログ

恵文社一乗寺店の入荷商品やイベントスケジュール、その他の情報をスタッフが発信いたします。

平成三十一年春 イイダ傘店 雨傘・日傘展

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昨日より、イイダ傘店さんの春の受注会が始まりました。
今回の「雨傘」は新作のテキスタイル。
ほぐし織りの「椿」「かけら」
ジャカード織の「ケーキ」「色えんぴつ」
プリント生地「サファリ」「オリーブ」
いずれも個性的な絵柄が並びます。
ほぐし織りによる椿の絵柄は、縦糸を椿模様の版で染めて、その後に緯糸をくぐらせて布に仕上がります。複数の職人さんの手を介して作られる、その過程については書籍「イイダ傘店のデザイン」に詳しいので、会場にお越しの際は、あわせてご覧くださいませ。傘やグッズとあわせて、それぞれのテキスタイルの原画もご覧いただけます。水彩で描いたり、ちぎり絵のものも。

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4月には、イイダ傘店を主催する飯田純久さんのスケッチ集も発売されます。図案のアイデアスケッチをまとめたもので、12月7日 - 20日の日程で、当店でもフェアを開催予定です。身近にあるものへの観察から始まり、そのイメージが膨らんで傘になる、そのはじまりの記録。少し先ですが、こちらもどうぞお楽しみに。

 

平成三十一年春 イイダ傘店 雨傘・日傘展
3月19日 - 3月25日
恵文社一乗寺店 ギャラリーアンフェール
※最終日は16時までですので、ご注意ください。
イイダ傘店 instagram

 

(田川)

飯島都陽子『魔女のシークレット・ガーデン』(山と渓谷社)刊行記念原画展

ただいま書店奥の壁面にて『魔女のシークレット・ガーデン』刊行記念のちいさな原画展を開催中です。

 

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著者の飯島豊陽子さんは、横浜元町でハーブと魔女グッズの専門店「グリーンサム」を営む筋金入りの魔女通な人。いえ、「通」なんて俗な表現は適当ではないかもしれません。現代において魔女の世界をよみがえらせ、そのスピリットを忘れないでおこうという、魔女界への案内人とでも言えるでしょうか。先の著書『魔女の12ヶ月』では、魔女の暮らしと知恵を豊富な知識と共に楽しいコラムで紹介、そこに描かれた魔女ライフは多くの人々を魅了しました。

 

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新作であるこの『魔女のシークレット・ガーデン』でも、魔女の暮らしを伝える興味深い内容は健在です。今回は庭や森を舞台とした、魔女と植物との付き合いについてが主なテーマ。魔女の秘密の庭、それだけでもそそられる気がしませんか。そこには「パワーをあげる夏至のハーブ」や「異界との境界にある植物」「秋のメランコリーを吹き飛ばすハーブ」など、奇妙で面白そうな項目がたくさん。

 

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 自然のパワーをもらって月夜を闊歩する魔女ならではの世界観がこの本には詰まっています。もちろん魔女をモチーフとした面白さ、というだけではなく、実際に私たちの日々の生活にも役立つ知恵も豊富に授けてくれます。自然の声を聴きながら自身の体に耳をすませば、これらの植物がより身近に感じられ、魔女の暮らしに一歩近づけるかもしれません。

 

 描かれたイラストの、古い植物図鑑を思わせる独特の存在感も素晴らしく、この展示ではその原画を間近に見ることができます。そして、飯島さんが手作りで制作された魔女人形(非売品)も一体展示され、よりいっそう雰囲気を盛り上げてくれます。

 

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 ほか、魔女の庭・魔女の森の2つにわけてそれぞれの四季を描いた鳥瞰図も販売中。鬱蒼とした魔女の庭と森が不思議な雰囲気を醸し出しています。同じく販売中の魔女の庭の塗り絵とともに。

 

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著者の飯島さんによれば、もともと魔女は森と村の境界にいた、つまり、異界と現実との境目にいた存在とのこと。そんな魔女は異界の入り口でもあると同時に、日常をほんの少し変えてくれる素敵な力を貸してくれるのかもしれません。この展示は、飯島さんが唱える魔女の様々な魅力の一端に触れられるユニークなものとなっています。この機会にぜひご覧ください。

 

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飯島都陽子『魔女のシークレット・ガーデン』(山と渓谷社)刊行記念原画展

2019年3月13日-3月31日

恵文社一乗寺店 書籍フロアにて

 

 

余談ですが、ちょっと古い世代にとっては、子どもの頃は占い本や魔法使い入門など、物語以外にも魔女的な本がいろいろ周りにあった気がします。古今から人々を、特に女性たちの心を捉えてきた魔女なるもの。ある日魔法が使えたら、と夢想した女の子の心を思い出しながら、どこか懐かしい気持ちでこの本を開いてみてはいかがでしょうか。内に眠る魔女の心が知らないうちに目覚めるかもしれません。

 

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『魔女のシークレット・ガーデン』

飯島豊陽子 / 山と渓谷社 

1600円+税

www.keibunsha-books.com

 

(テキスト:能邨 / 撮影:韓)

KINOTTO FAIR 2019

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現在ミニギャラリーでは、アパレルブランドKINOTTO(キノット)のフェアを開催しています。新しい季節の訪れを感じさせる、色とりどりのアイテムが並ぶ会場です。
まずは鮮やかなカラーバリエーション、KINOTTOのロゴタイプに目が行きますが、Tシャツやノースリーブ、アイテムのデザインは至ってシンプル。体の動きに柔軟にフィットし、肌触りを追求した国内生産の衣類です。シーズンごとにラインナップを入れ替えるのではなく、季節を問わず着れるものを。使い倒しても、また同じものを購入できる”道具”としてのものづくりを行なっています。

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こちらは綿100%素材のボートネックシャツ。内側に、サイズ番号を表すナンバータグがついています。お洗濯を重ねることにも耐えうる袖口や襟元、首回りも開きすぎず、幅広いコーディネイトをお楽しみ頂けます。

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人気のリバーシブルソックスも全色揃えています。パイル地とスウェット地、表裏で表面の違うこちら。サイクリングやピクニック、外に出かける機会の多いこれからのシーズンこそおすすめです。素材は綿90%で吸湿性が高く蒸れにくく、弾力のある履き心地は、他にはないもの。ぜひお試しくださいませ。


KINOTTO FAIR 2019
3月16日 - 3月29日
恵文社一乗寺店 生活館ミニギャラリー

ウィリアム・モリスフェアのご案内

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19世紀を代表するイギリスの詩人、デザイナー、芸術家であるウィリアム・モリスフェアのご案内です。1834年にロンドン郊外で生まれたウィリアム・モリスは、幼い頃より自然に囲まれた大豪邸で過ごしていくなかで、伸びやかな感性を養いました。
― 役に立たないものや、美しいと思わないものを家に置いてはならない ―
ウィリアム・モリスの残した言葉を受け継いだ「モリスの美的趣味コレクション」から、部屋を美しく彩るアイテムを集めました。

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産業革命後、アーツ・アンド・クラフツ運動を通して手仕事の重要性と装飾芸術の素晴らしさを訴え続けたウィリアム・モリス。彼が作り出したデザインの数々は今も、ファブリックや壁紙となって住空間に彩りを与え続けています。

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イギリスから届いた壁紙は、近くに寄って見るとインクの盛り上がりを感じられるほど。紙素材としても使いやすいサイズにカットして販売しております。しっかりとした厚手の紙に水性インクがのった本物の壁紙は、パネル貼りや額装するのがおすすめです。加工しやすいので、空箱に貼り付けてアレンジしたりと素材としても重宝しそう。

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紙のすきまから漏れる、美しいひかり。インテリアに取り入れたいライトは、天井からさげるペンダントライトと行灯タイプの二種類あります。灯りをつけることで表情はがらりと変わります。
1887年にデザインされた「ウィローボウ=柳の枝」を、唐紙(からかみ)で一枚一枚摺りあげた和紙を使用したもの。木肌と手技による絵具のムラの独特の表情が魅力的なライトは、京都で伝統を守り続ける丸二さんの製作です。

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ダストボックス、ペンスタンド、テッシュボックスは、創業100年以上の歴史をもつ京都の 鈴木松風堂さんが製作。ひとつひとつ人の手で丁寧に貼り、仕上げられています。
そのほか、日常使いにぴったりのA4クリアファイルやチケットホルダー、定番のブックカバー、マスキングテープ、書籍なども並べました。

 

3月24日はウィリアム・モリスの誕生日。
150年以上前に生み出されたモリスのデザインは、今もなお瑞々しく新鮮で、私たちを魅了し続けています。春のお出かけに是非ご覧ください。

 

ウィリアム・モリスミニフェア 
3月16日~4月6日
恵文社一乗寺店 アンフェール店内にて

 

(萩原)

中脇初枝さん・ひろせべにさんによる「あそびうた」の本

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4月刊行予定の、中脇初枝さん編、ひろせべにさん絵による『あそびうたするものこのゆびとまれ』『あそびうたするものよっといで』。この二冊について、発売に先立って少しだけご紹介します。

 

当店でもオンラインショップにてご予約をただいま受付中ですが、先日、版元の福音館書店からあらためてゲラ刷り原稿を見せてもらいました。パラリとめくり一目見て、このお二人の仕事の素晴らしさに目は釘付け、そして遊び歌の世界の多様さと奥深さに感じ入りました。

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 あーぶくたったにえたった…
 なべなべ そこぬけ そこが ぬけたら かえりましょ…
 どちらに しようかな てんの かみさまの いうとおり…
 わしの うちの わしの木に わしが いちわ とーまった…
 おさらに おはしに ぼたもち だんご…

 

こんな風に、日本各地、時代時代で受け継がれてきた子どもたちの遊び歌が、二冊あわせて80以上紹介されており、その軽やかなリズムにあわせて描かれた、ひろせべにさんのカラフルで少しスパイスの効いた挿絵が、なおいっそう愉快な印象を鮮やかにしてくれます。

 

誰もが知っている歌もあれば、地域性の濃いものもあり、自分の覚えているうたとは微妙に違うものもあれば、聞いたこともないものもあったり。それは読む人にとって様々でしょう。ちなみにこれを書いている私自身は、上にご紹介した歌5つのうち後の2つは全く知りませんでした。年齢や育った土地によって、個人差が出るところでしょうね。それも読みどころのひとつであり、興味深い点です。

 

編者の中脇さんが言うには、あそびうたは子どものあいだで完結するものも多く、保育園や小学校ごとに異なる場合もあるとか。あそびうたの独特の面白みは、そんな風に限られた中で歌われ伝えられる希少性やある種の儚さにもあるのでしょう。そうやって、ひとつひとつ丹念に集めた歌のあそびかたを紹介した巻末の解説も、なんとも言えず笑いと好奇心を誘います。これは、『きみはいい子』(ポプラ文庫)などをはじめ、子どもを題材にした好著を持ち、昔話や民俗学にも造詣の深い中脇さんならではの仕事であり、遊び歌の文化をこれからの時代へとつないでゆく「たすき」のような役割を果たす作品とも言えるかもしれません。

 

でも、そんな理屈は抜きにして、ぜひ開いたところから声にして読んでみてください。懐かしい記憶、新しい発見、遠い時代への感傷や知らない土地への思い。そんな様々な気持ちと共に、そのテンポのよい言葉の連なりに、ユーモアあふれる情景に、思わず笑みがこぼれることは間違いありません。子どもと一緒に、あるいは大人だけで、自分一人で。本当に、それぞれをこしらえてきた子どもたちのセンスには脱帽です。

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それにしても、各歌に思いきり独自の解釈で絵をつけ続けたひろせべにさんの、予想を楽しく裏切ってくれるイラストは素晴らしいの一言です。ひとや動物、ダルマにおばけたちが戯れる、ひろせさんにしか描き得ない境地を、どうぞ歌と共に存分にお楽しみください。こうなると、二冊本というのは本当に贅沢なつくりであるとしみじみ実感する次第です。

 ※ただいま当店のみの予約特典として、ひろせべにさんの挿絵を元にしたポストカードを3枚おつけしております。数に限りがありますので、ぜひお早めにお求めください。

 

あそびうたするものこのゆびとまれ
あそびうたするものよっといで
中脇初枝 編 / ひろせべに 絵 / 福音館書店
各1,600円+税
4月上旬入荷予定

 

(能邨)

「透明地図 -月の降る道 陽のあたる路-」田村真理・服部真季

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ギャラリーアンフェールでは、田村真理さんと服部真季さんによるガラス作品展「透明地図 -月の降る道 陽のあたる路-」を開催中です。

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2017年にはじめて当店で展示をしていただき、今回は二回目の展示となります。前回は冬真っ盛りの寒い中、雪の結晶のようにキラキラ輝くガラス作品に心が踊りました。今回は、季節変わって春。日差しや風がやわらかく感じるこのごろ、壁に並ぶ色とりどりのガラス作品は道端にぽこぽこと顔をだした小花のよう。

 

物語からころころ転がり出てきたような、ユーモアが楽しい服部真季さんの作品。「シルクロードの夢買い」「トトンタントン」…作品につけられた名前も楽しくて、作品の世界がぐんと広がります。

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水平線や陽だまりを表現したグラス。

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じっと見つめているとまるでガラスが動いているような不思議な感じのする、ぽってりとした質感。

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こちらはきれいな砂糖菓子のような、宝石のような、繊細な造形が美しい田村真理さんの作品。レースで型をとられたガラス。葉脈の標本のようなガラス。

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幻のように色づいた花の形の器や木立ちのシルエットが添えられた可愛らしい酒器。
蓋を動かした時にささやく音が心地よい小さな箱。

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いろんな色にこれから染まれる、目に見えないから自在に形を変えられる、そんな不思議な可能性、想像が掻き立てられる「透明地図」。小さなガラスの作品が集まって織りなすパズルのような地図を、ぜひ思い思いにご堪能ください。ご来場をこころよりお待ちしております。

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「透明地図 -月の降る道 陽のあたる路-」田村真理・服部真季
開催期間:2019年3月12日(火)-3月18日(水)
開催時間:10:00-21:00(最終日は16:00まで)
開催場所:ギャラリーアンフェール

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ごあいさつ
15か月の旅を経て、「透明地図」が春の一乗寺に帰ってきます。
地図にはない、知っているようで知らない風景を、硝子の器やオブジェにとじこめました。
2枚目の透明地図に会いに来てください。皆さまのお越しを心からお待ちしております。

「透明地図」
田村真理、服部真季のユニット。富山ガラス造形研究所卒業後、現在は神奈川、茨城を中心に各々活動中。ギャラリーアンフェールでは2017年以来2回目の展示になる。


(上田)

森田真生『数学の贈り物』(ミシマ社)、イベントのご案内

本のご紹介とイベントのご案内です。

 

独立研究者、森田真生。

デビュー作『数学する身体』(新潮社)、岡潔の文章を編んだ『数学する人生』(新潮社)、絵本の文章を手がけた『アリになった数学者』(福音館書店)。いずれの著作にも「数学」という字が入っていますが、森田さんは数学者ではなく、独立研究者です。

 

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その思考の源泉に数学が敷かれていることは間違いありませんが、それは森田真生という人物を見たひとつの側面でしかありません。例えば、当店にて定期開催されているトークライブ「数学ブックトーク」で森田さんが紹介する本をみると、そのジャンルは多岐にわたります。哲学や宗教、国家や言語、経済や歴史、人口知能やプログラムなど。数学の本の割合が少ない回もあります。

 

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博覧強記。ジャンルを越境するやわらかな知性はどう育まれてきたか。前置きが長くなりましたが、森田さん初の随筆集『数学の贈り物』が間もなく刊行されます。ミシマ社のウェブマガジン「ミシマガジン」上の5年にわたる連載を束ねた一冊。連載をまとめたといっても、多分に加筆と修正を加えた真新しい本です。5年という歳月、その時間の奥行きを生かしつつ編まれた19篇は永遠と無常の美しさを思わせます。始まりと終わりを表現したデザインは、寄藤文平さんによる装丁です。

 

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幾つもの断面がある本ですが、例えばお子さんがいる方の感想も聞いてみたい。森田さんはこの5年の間に父親になりました。子どもの誕生と成長。道端に転がる石を誰かの忘れ物だといって拾い上げる。お風呂の磨りガラス越しに手を合わせる遊びを楽しむ。息子が与えてくれる些細な気づきに端を発して、古今東西の思考や哲学に切り込む。新しく父親の目線があたたかく、ともに成長する森田さんの姿が垣間見えます。

 

『数学の贈り物』で書かれた文章たちは、お子さんのことをはじめ、目の前の気づきが原動力となっています。それは私たちが普段から経験してきたような素朴な発見で、だからこそ読者の射程が広い一冊になるはずです。一般発売は3/20予定。

 

ひとりでも多くの方に届けばと、イベントを森田さん、ミシマ社さんと企画しました。一般発売に先駆けて、森田真生さんの公開インタビューを当店にて開催いたします。関西では『数学の贈り物』をいち早く手にとっていただける唯一のイベントです。

 

聞き手は、ミシマ社代表の三島邦弘さん。

5年に渡り「数学ブックトーク」などのイベントをバックアップし、編集者として傍でその文章に絶えず触れてきた三島さんの目線から、『数学の贈り物』の魅力を存分に探っていただきます。発刊のタイミングで著者の声が聞ける貴重な機会となっております。

 

また参加費の2000円には新刊『数学の贈り物』一冊の代金をあらかじめ含んでおります。もちろん、加えてのご購入もさせていただきますので、ご家族やご友人、同僚の方々に「贈り物」として、贈られてみてはいかがでしょうか。平日の夜の開催ですが、一人でも多くの方にご参加いただけるよう願っております。どうぞ気軽にお申込み、お問い合わせください。

  

【日時】

3月13日(水)開演19:00 / 開場18:30 (一時間程度)

 

【参加費】

2,000円 ※新刊『数学の贈り物』一冊を含みます。

ご予約、詳細は以下よりご確認いただけます。

www.cottage-keibunsha.com

 

(鎌田)