恵文社一乗寺店 スタッフブログ

恵文社一乗寺店の入荷商品やイベントスケジュール、その他の情報をスタッフが発信いたします。

吉靴房の出張履物展

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ギャラリーアンフェールでは、西陣に工房を構えるハンドメイド靴「吉靴房(きっかぼう)」による展示受注会を開催中です。吉靴房さんは改装前のギャラリーアンフェールでも展示をしていただき、10年ぶりの当店での展示開催となりました。

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足袋のような形のもの、配色が美しくデザインされたものなど、おしゃれが楽しいこの季節に、思いきりファッションの想像を掻き立ててくれるような、楽しくて機能的で、素敵な靴が並びます。

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靴はどれもオーダー制。会場でご希望の靴のデザインやカラーを選んで、足のサイズを測って、一足一足丁寧にハンドメイドされます。同じ靴でも色の合わせ方でだいぶ印象が変わります。オーダーメイドの醍醐味、ぜひたくさん悩んで納得の配色をお選びください。

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吉靴房さんで使われている革は、主に牛革や豚革。聞けば、食肉として食べる動物の革をなるべく使うようにしているとのこと。人間がいただく動物の命を余すところなく、身につけるものや道具など人間の営みの中で使う、という革本来の価値を大切にされていて、そういうお話を聞くと、なおさらきちんと使いたくなりました。

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会場ではオーダー靴の他、小物や草履などすぐにお買い上げいただけるものも展示販売しています。靴で使った革の端材を使ったものなど、丈夫で美しく、楽しく生活の中で使える革小物たちが揃いました。

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オーダー受付は、吉靴房スタッフが在廊される【各日15:00-21:00(最終日は18:00まで)】となります。(お渡しは年明け頃を予定)在廊中は会場で公開制作も行われているので、制作の様子を見ながら、靴作りのことや革のこと、どうぞお気軽におしゃべりもお楽しみくださいませ。ご来場をこころよりお待ちしております。

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吉靴房の出張履物展

開催期間:2018年10月16日(火)-10月22日(月)
開催時間:10-21:00
※オーダー受付は15-21:00まで(最終日は18:00まで)
開催場所:ギャラリーアンフェール

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吉靴房(きっかぼう)は西陣で日本をテーマにオーダーメイドのハンドメイド靴の製作を行っています。京都での活動が10年を超え、そして10年ぶりにギャラリーアンフェールで展示を致します。
伝統文化の延長線上の未来へ続く履物の基本形を探求したデザインと、革製品の在り方について考えた物創りを展示致します。

会期中15:00-閉店時間まで在廊します。

吉靴房 http://kikkabo.jp/

 

(上田)

「緑雨手文庫」田中友絵

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ギャラリーアンフェールで開催中の、田中友絵さんによる「緑雨手文庫」展。大きな絵画と小さな本がいっしょに並ぶ、すてきな展示になりました。

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宮沢賢治、ゲーテ、佐々木信綱などの詩歌から生まれた絵画たち。大きなキャンバスは広い空のよう、そこに広がる色は形を変えて流れる雲のように、眺めるたびに景色が変わる気がします。

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詩を読みながら、詩から生まれた景色を眺める、それはそれは贅沢なひととき。うつろう秋空のように美しい空間がひろがります。ぜひお気軽にお立ち寄りくださいませ。ご来場をこころよりお待ちしております。

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「緑雨手文庫」田中友絵
開催期間:2018年10月9日(火)-15日(月)
開催時間:10:00-21:00(最終日は18:00まで)
開催場所:ギャラリーアンフェール

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詩人の綴った詩は 描けば そのあじわいを濃ゆくまし

いくつかの絵となりました

詩と絵を掛ける文庫を このたび開庫いたします
詩をよむ心は 森にふる雨の愉楽にも にて
みなさまに どのような雨が ふるのでしょうか 

田中友絵

 

[協力]
凸版印刷・りてん堂
製本・豆本屋おさが

 

(上田)

2018年8月書店売上ランキング

今回は、2018年9月の書店売上ランキングをご紹介します。

 

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1位『バウムクーヘン』谷川俊太郎(ナナロク社)

 

2位『気になる京都4 あの店・あの場所』(風の駅)

 

3位『わたしを空腹にしないほうがいい』くどうれいん(BOOKNERD)

 

4位『Spectator vol.42 新しい食堂』(エディトリアル・デパートメント)

 

5位『色の事典』新井美樹(雷鳥社)

 

6位『音楽のまわり』寺尾紗穂

 

7位『数学する身体』森田真生(新潮社)

 

8位『目の見えない人は世界をどう見ているのか』伊藤亜紗(光文社)

 

9位『STUDIO VOICE vol.413 いまアジアから生まれる音楽』(INFAS publications)

 

10位『本を贈る』若松英輔島田潤一郎矢萩多聞ら(三輪舎)

 

いくつかピックアップしてご紹介します。

 

1位は、谷川俊太郎最新詩集『バウムクーヘン』。木の年輪をバウムクーヘンに例えて、全編ひらがなで綴られた大人の詩集。言葉にならない感情を、音と文字で表現した詩の数々。無垢な心にかえり、声に出して読みたい一冊です。

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表紙の花はディック・ブルーナの絵です。装丁は名久井直子さん。ビビットな黄色の差し色、スピンも黄色。ひらがなのみで構成された本ながら、これだけ読みやすいということは、書体の選択、デザインが秀逸だからでしょう。ハードカバーというのも良い。持ち歩きたくなります。

 

3位は、盛岡の書店「BOOKNERD」が刊行した、盛岡の歌人・くどうれいんによる言葉と食をめぐる記録『わたしを空腹にしないほうがいい』。美味しい食べ方を知ったもの、CMで流れていたもの。食道楽とはまた違う、新しい食日記。こんな友人がまわりにいたら楽しいでしょうね。刊行以来、当店では人気の一冊。

 

4位は、おなじみの雑誌『Spectator』最新号「新しい食堂」特集。ロングインタビューが掲載された4店舗(ウナ・カメラ・リーベラ、按田餃子、マリデリ、なぎ食堂)は、それぞれ単著も出版されています。ローカルカルチャーの拠点は飲食店だと思うようになりました。本を読まなくても、音楽を聞かなくても、プロ野球が好きでも興味がなくても、美味しいものは皆好きです。私は本屋ですが参考になりました。

 

7位『数学する身体』

8位『目の見えない人は世界をどう見ているのか』

どちらも当店定番。それぞれの著者、森田真生さんと伊藤亜紗さんの対談が東京、「教文館ナルニア国」さんで開催されます。いつか京都でもお願いしたい、気になるマッチング。

www.kyobunkwan.co.jp

 

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森田さんが本文を手がけ、マリメッコ、SOU・SOUデザイナーの脇阪克二さんが絵をつけた絵本『アリになった数学者』が今朝、入荷しました。福音館書店「たくさんのふしぎ」シリーズから2017年9月号として刊行され、あまりの反響に、異例のスピードでハードカバーの絵本として再販。こちらもあわせておすすめです。

 

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伊藤亜紗さんの『どもる体』の出版社、医学書院がTwitter上で、オリジナルTシャツが当たるキャンペーンを開催しています。告知用に当店にも一着送っていただきました。非売品のようなので、気になる方は参加されてみては。

 

今回はこれまで。来月もぜひお楽しみに。

 

(鎌田)

四季の植物たち展 中山カホリ

ギャラリーアンフェールでは、中山カホリさんによる「四季の植物たち展」を開催中です。

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色鉛筆や水彩などで真っ白な画用紙の上に描かれるのは、四季折々の植物。散歩の途中で見かけるような小さな草花や、お家の台所にありそうなお野菜たち。

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じっと見てみると本当に細かいところまで緻密に表現されていて驚きます。写真のようだけれど、手で描かれたぬくもりがあって、まるで外国の古くて美しい植物図鑑の頁をめくっているよう。聞けば中山さんもいつか植物図鑑をつくることが夢だそうです。きっときれいな装丁の素敵な本になるだろうなと、絵を眺めながら私も夢が広がりました。

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会場では作品の他に、カレンダーとポストカードも販売されています。ぜひ手にとってご覧くださいませ。

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どこからか金木犀の香りが届く、お出かけが楽しいこの季節。散歩ついでに、いろんな植物たちに会いにぜひお立ち寄りくださいませ。ご来場をこころよりお待ちしております。


四季の植物たち展 中山カホリ
開催期間:2018年10月2日(火)-10月8日(月祝)
開催時間:10:00-21:00(最終日は18:00まで)
開催場所:ギャラリーアンフェール

季節それぞれの植物や野菜を、色鉛筆・水彩・墨彩で描きました
絵を基に作成した、ポストカードやカレンダーの販売もいたします

*作家は10/2,6,7,8在廊予定です(12-19:00前後)

instagram/facebook/twitter kahorin_mame

 

(上田)

HARAPPAフェア&ヤンマお洋服 受注会のお知らせ

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現在ミニギャラリーでは、HARAPPAによるミニフェアを開催中。HARAPPAは、会津若松で120年続いた会津木綿工場「原山織物工場」の事業を継承するため、2015年に設立されたブランド。会津木綿、その元々の用途は、主に野良着です。今で言う、仕事着、日常着。洗濯機でその都度洗っても、十分耐えるほど丈夫さと、色落ちのしにくさを誇ります。綿ですので、夏は涼しく、汗の吸水性も高いことに加えて、会津の厳しい寒さに負けない保温性。ふっくらと暖かな生地の風合いを、直にお確かめください。

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会場には、そんな会津木綿ならでの特徴を活かした、毎日使える、長くともに過ごせる品々が揃っています。形がユニークなこちらは酒袋。その名の通り、一升瓶がそのまま入るのですが、ミニトートとしても、お財布、ケータイ、ペットボトルなど、身近なものを入れて持ち運ぶのに便利。縞生地と、持ち手部分の無地、そのコントラストも面白い品です。

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こちらは、サイドの紐を後ろで結ぶタイプのエプロンドレス。首に負担がかかりにくいデザインで、両サイドにポケットがついているのが重宝。お洗濯を重ねることで、どんどん柔らかく、体に馴染みます。エプロンは、この形以外にもギャルソンタイプ、割烹着のように袖付きのタイプもございます。ワンサイズですが、生地柄が複数ございます。


また会期中には、原山織物工場の会津木綿でお洋服を作ってきた、ヤンマ産業による受注会を開催します。新作もご用意していますので、お楽しみに!


ヤンマのお洋服の受注会2018
10月7日(日)11-19時
10月8日(月)11-19時
恵文社一乗寺店コテージ 詳細はこちら

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HARAPPAの会津木綿展
9月29日〜10月12日
恵文社一乗寺店 生活館ミニギャラリー

 

(田川)

10月ミニフェアのご案内

来月からはじまるフェアをふたつ、ご紹介いたします。

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「マクラメレース 結びのデザイン」出版記念フェア
10月1日(月)- 10月15日(月)
10時 - 21時 ※最終日は18時まで
恵文社一乗寺店 アンフェール内フェアスペース

2016年に刊行された『マクラメレースのアクセサリー』に続き、今夏に新たに『マクラメレース 結びのデザイン』を出版された松田紗和さん。本書も、同じくマクラメ技法によるアクセサリーやバッグを紹介した内容ですが、前作はレース糸など、細めの糸を使用していたのに比べ、今回はより太めの糸、ロープや、ジュートなど素材に特徴のあるものを用いています。素材の幅を広げることで、ボリューム感が出て、糸の新たな表情にも気付いたりと作家自身が実験と発見を繰り返した成果とも言えます。今回は新作を含む、50点程度のアクセサリーが並ぶ予定です。

 

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ten to sen の模様刺繍
10月1日(月)- 10月21日(月)
10時 - 21時 ※最終日は18時まで
恵文社一乗寺店 生活館フロア内

テキスタイルデザイナー、岡理恵子さんによる図案集『ten to sen の模様刺繡』に掲載されている図案作品の展示を、恵文社バンビオ店で同期間に開催します。それにあわせて、一乗寺店でも書籍の販売や、岡さんが主宰する「点と線模様製作所」のオリジナル商品も販売いたします。

皆様のご来場をお待ちしています。

 

(田川)

平成三十年 秋 イイダ傘店 日傘・雨傘展

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雨のなか、連日ご好評いただいているイイダ傘店さんの受注会。新作の日傘と、雨傘は平成三十年春のシリーズが並んでいます。
いままでにも角食やバケットをモチーフにしたものはありましたが、こちらは新しく登場した「ぶどうぱん」。生地の淡い色味とも相まって、女性らしく目に優しい印象です。この新作テキスタイルにちなみ、活版印刷のぶどうパンカードも、会場には並んでいます。

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同じく新作の、こちらは「ふきのとう」。春の息吹を感じさせる、ほころんだ花の姿を刺繍で表現しています。

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イイダ傘店受注会の特徴のひとつはセミオーダー。お好みの生地と、手元の組み合わせを選んで頂けますが、今回は定番の手元に加えて、陶芸家・山野辺彩さんと制作された手元もご用意しています。鳥や花を細かに絵付けした陶器を、職人さんが手彫りした木に嵌め込み仕上げています。

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また、イイダ傘店さんによる2019年版カレンダーも会場にて販売しています。四季折々のモチーフを描いた12枚。作家のスケッチブックを垣間見るような伸びやかなタッチ。季節の移ろいを掬い上げる細やかな視線から、テキスタイルのアイデアが生まれていることを伝えるようです。

年に2回の受注会、皆さまのご来場をお待ちしています。

 

平成三十年 秋 イイダ傘店 日傘・雨傘展
9月18日- 9月24日
恵文社一乗寺店ギャラリーアンフェール

 

(田川)