恵文社一乗寺店 スタッフブログ

恵文社一乗寺店の入荷商品やイベントスケジュール、その他の情報をスタッフが発信いたします。

ひろせべに ミニ作品展 ぺんしる

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ひろせべにさんによるミニ作品展『ぺんしる』。先にこちらでも少しご紹介させていただきましたが、引き続き会場の様子をお伝えしたいと思います。
壁を彩るミニフレームたち。額部分は粘土の手作りで、中にそれぞれ異なる絵を収めています。カレー、シューマイ、巻き寿司…食べ物のモチーフも多く、どれも美味しそう。プライスは表記していませんが、全て販売していますので、お気軽にお問合せくださいませ。

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しおりも全て新作です!

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普段は名古屋のイタリア料理店concaさんなどで販売されている「お菓子の森川」さんと、ひろせさんの初めてのコラボ商品も、お目見え。こちらはひろせさんデザインの焼き印を押したクッキーです。バターを贅沢に、じゅわっとした食感が堪りません。その他、ジンジャーケーキやチーズ&チョコチップクッキー、どれも素材の美味しさが伝わります。

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窓際にはミルクシスルさんのお洋服。体型を気にせずに着やすい、ゆったりめしたデザイン。コート類は早々と売れてしまいましたが、会期中に再入荷もあるかも…しれません。値札には、ブランドロゴの入ったひろせさんの絵札付きです。
その他、ご紹介しきれない作品がたくさん。春の到来にぴったりな、賑やかな作品展になりました。皆様のご来場をおまちしております。

 

ひろせべに ミニ作品展 ぺんしる
2月17日 - 3月2日
生活館ミニギャラリー

 

(田川)

ひろせべに ミニ作品展のおしらせ

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今週末17日(土)より、ひろせべにさんの作品展『ぺんしる』がミニギャラリーで始まります。2年前の展示会『冬毛の先生』では、壁面を彩るオリジナルカルタがとても印象的でしたが、今回も絵や粘土作品が並ぶ予定です。以下の写真は、出品予定の作品たち。

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また、今回はひろせさんの作品以外に、「お菓子の森川」さんによる焼菓子やジンジャーケーキも販売予定。なかには、ひろせさんデザインによる焼印を捺したクッキーも!くつろぐネコの表情が何とも言えません…。
会期まであと少し!どうぞお楽しみに。

 

ひろせべに ミニ作品展 ぺんしる
2月17日 - 3月2日
恵文社一乗寺店 生活館ミニギャラリー
(電話、メールでの商品のご注文、お取り置きはできませんのでご了承くださいませ。)

 

(田川)

阿部海太『みずのこどもたち』原画展

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水はめぐる――木を、果物を、動物を、そしてわたしたちを。あまねく生命を旅して、やがて空にのぼって雲になり、大地へ降り注ぐ。そう、わたしたちは、みんな水のこども――。

阿部海太さんの絵本『みずのこどもたち』の原画展を、現在ギャラリーアンフェールにて開催しています。会場には絵本のページと同じ順番に並ぶ原画。グラス一杯の水を口にしたことをきっかけに始まるこの物語の頁をめくり辿るように、鑑賞いただけます。跳躍し、流動し、ひとつの渦となり、かたちを変えて世界をめぐる様子。弾けるような生命力がカンバスからあふれ出るようです。絵本とはまた異なる絵の迫力を、是非間近でご覧くださいませ。

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書籍フロアでも一部原画を展示していますので、こちらもお見逃しなきよう。
また、会期中の18日(日)には阿部さんも在廊予定。関連書籍をご購入の方には、サインとミニドローイングをプレゼントいただけるそうです。
(在廊時間は13時〜17時を予定しています)

 

阿部海太『みずのこどもたち』原画展
2月13日 - 2月19日
恵文社一乗寺店 ギャラリーアンフェール

 

(田川)

本紹介:横田創『落としもの』(書肆汽水域)

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横田創という作家がいます。

 

群像の新人賞を2000年に受賞し、その後、ぽつぽつと3冊の本が刊行されるも、いずれの作品も現在は絶版となっています。察するに、この作家に触れる機会に恵まれた方は多くはないはずです。といいながら、私も最近になってその存在を知った新参なわけですが、今回は先日刊行された短篇集をご紹介します。

 

最初にその名と文章に出会ったのは、昨年フィルムアート社から刊行された『エドワード・ヤン 再考/再見』への寄稿でした。リマスター版の上映によって、時を経て、再び多くの日本人の目に触れることとなったエドワード・ヤンの映画。彼の幾つかの作品を挙げ、〈女性〉あるいは〈異性〉を切り口にまとめられた考察をよく覚えています。

 

横田創という作家とその作品が自分の中で繋がったのは、そのもう少しあと。今年の一月に刊行された短篇集『落としもの』は、書肆汽水域という個人版元から出版されました。年末に汽水域の北田さんからメールをいただき、一緒にお茶をして、今回刊行された本についてご案内いただきました。

 

紙を束ねたゲラの状態で読んだ表題作の「落としもの」は、他人の行動や発言を看過できない、生き辛さを抱えた女性が主人公の一篇。たとえば、前を歩いている自分とは何ら関係のない人が落としたポケットティッシュをすぐに拾って渡したり、本屋の絵本売り場にひとりでいる子供に声をかけ、その親を咎めたり。その度に、怪訝な顔をされ、漂う気まずさも彼女にはその原因が自分にあるとはわからない。善意や正義というものは相対的なものであって、向けられた側にとっては往々にして迷惑なものとしかなりえず、そして、この渦巻くような後味の悪い感情は、社会に接していれば誰しもが、大なり小なり経験するものだと思います。そんな私たちにとって、寄り添うような、嬉しいような、悲しいような作品です。

 

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『落としもの』に挟み込まれた小さな冊子。そのなかには「落としもの」の補助線 〜あわせて読みたい3冊〜という項目があり、発行・編集者である北田さんが考える副読書が紹介されています。

 

『レンブラントの帽子』バーナード・マラマッド(夏葉社)

『目に見えない人は世界をどう見ているのか』伊藤亜紗(光文社)

『あなたは、なぜ、つながれないのか ラポールと身体知』高石宏輔(春秋社)

 

小説の副読書として挙げられた3冊のうち、2冊がノンフィクションというのは珍しいかもしれません。話をあわせるわけではなく、仮に私が副読書をたずねられたとしても下の2冊は候補に考えたと思います。それだけ、人間というものの抱え込んでしまう生き辛さというものが存分に表現された作品群となっています。

 

刊行から少し時間が経った今、当店でも手にとっていただけることが増えてきました。書店員としての顔も持つ代表が立ち上げた個人出版社から、自分が読みたい、売りたいという思いから文芸書を発行するという潔さ。実際に手に取られる読者の皆様にとっては関係のないことではありますが、その心意気に拍手を送るような気持ちで、ぜひおすすめしたい一冊です。

 

(鎌田)

 

www.keibunsha-books.com

煮込み料理の本

立春とは言いますがまだまだ底冷えして、冬の厳しさを身に染み入るように感じる、今日この頃です。とにかく温まりたい!と身体が要求するので、家に帰るとまず、暖房器具をつけて手をほぐしてから、お台所に立ちたい。春待ちの冷え切った体に嬉しい、あったか煮込み料理の本を集めたフェアを、生活館書棚で展開しています。

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冬のお台所って、火が付いていないと寒くて仕方なくて、物悲しい気分になるから、とりあえずお鍋を引っ張り出すご家庭も多いのではないでしょうか。世界各国お鍋は数あれど、生活館では今回「ストウブ」のお鍋を使ったお料理の本を多く取り揃えております。

「ストウブ」のお鍋の歴史は古く、1974年仏・アルザス地方のシェフたちによって考案されたそうです。お鍋としての機能はもちろん、見た目もお洒落です。『ストウブでひとりごはん、ふたりごはん』(サルボ恭子著/大泉書店)は、和洋問わず、美味しくてあまり難しくない素材を活かしたものから、本格的な料理までご紹介されています。この本の特徴は、レシピ毎にお鍋のサイズの案内付きなので、ストウブをこれから使われる方や、初めての方にもおすすめです。

もう1冊『「ストウブ」でいつもの料理をもっとおいしく!』(今泉久美著/文化出版局)こちらの本の特徴は、加熱時間と放置時間の案内があること。鋳物のお鍋は、火を消した後も頑張ってお仕事してくれます。こちらはご家族の多い方に。

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個人的におすすめなのは『フランス人が好きな3種の軽い煮込み。』(上田淳子著/誠文堂新光社)本格的なお鍋がなくても、フライパンで仏蘭西家庭の定番料理「ソテー/フリカッセ/スープ」が作れてしまいます。こちらはお鍋に仕事してもらうのではなく、短時間で仕上げる煮込み料理が紹介されています。レンズ豆とベーコンのスープが15分で出来るなら、普段の会社帰りにでも、ささっと作りたくなりませんか。

他にも見ているだけでお腹が空いてしまうような本が揃いました。あたたかくて、美味しくて、滋養にみちたお料理を作り、あともう少しで来る春にそなえて、体をいたわってあげましょう。

 

(星山)

宮田織物 はんてん再入荷

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昨年10月に当店で開催いただいた展示会から、引き続き店内一角にて販売している宮田織物さんのはんてん。けっして広くはないスペースでの販売に関わらず、途切れずご好評いただいており、年明けから2度目の追加納品です。先月はテレビ番組でもご紹介されて在庫品薄の中、「鼓星はんてん」3色と、「冬芽ポンチョ」3色を届けていただきました。

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こちらの袖のないタイプが、和モダンシリーズの「冬芽(ふゆめ)ロングポンチョ」。冬場の寒い台所での洗い物など、家事仕事をするときに便利です。熱を逃がさないよう、従来のものより、丈を長く胸囲を縮めた、体に寄り添う仕様。中わたは、綿にポリエステルを2割まぜた、ふっくらとしたボリューム感です。

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こちらは「鼓星はんてん」。鼓星(つづみぼし)とは、オリオン座の和名。均一の取れた美しい姿の星座の、星同士を結ぶ軌跡を色糸で表現したデザインです。一見クラシックな柄のようですが、太縞にかかる細い色糸がアクセントに、佇まいもすっきり見せてくれます。表地、裏地、中わたは全て綿100%です。

 女性向けの暖色系も揃えていますが、これまでの売れ行きを見ますと、男性のお客様が多いようです。お布団に包まれるようなあたたかさ、是非体感してみてください。生活館にて販売中です。

 

昨年10月の、はんてんフェアの様子は こちら と こちら  から

 

(田川)

早川ユミ 野生を生きるための12ジャケット

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昨日よりギャラリーアンフェールでは布作家・早川ユミさんの展示会をスタートしています。会場ではワンピース、もんぺなどの衣類や、また冷えとりグッズを展示販売しています。中でも壁面を彩るのは、昨年出版された自家製本『野生を生きるための12ジャケット 早川ユミのふくつくり1』に掲載のジャケット。襟やポケット、伸びやかな感性で布と布を縫い繋ぎ、襟元に陶製ボタンをひとつ。背中には厄を払い、祈りを込めるような背守りがそれぞれついています。文明の便利さに気づかず慣らされた心身に、野生の感覚を取り戻すこと。その大切さを早川さんは近著の『野生のおくりもの』でも述べていますが、その想いを服というかたちで表現したのがこちらです。また針山や指ぬきがセットになったお裁縫箱のセットも、サイズ違いで3種類、ご用意しています。

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今週末の2月9日、2月10日には
ちくちくワークショップ「縄文ポシェットを作る」も開催いたします。
早川さんを囲んで、手縫いのポシェットを仕上げます。
◎詳細はこちらをご覧ください。
ご希望の方は、お気軽にお問い合わせくださいませ。

 

『野生を生きるための12ジャケット』早川ユミ展
2月6日〜2月12日
恵文社一乗寺店ギャラリーアンフェール

 

(田川)