ふくふくのお布団、陽に干した匂い、綿の入ったものは懐かしさを持っている。それは遠い幼い日の夢につながってゆく母親の温かさだと私には思えるのだ。(『幸田文の箪笥の引き出し』/新潮社 より)
そう述べたのは随筆家の青木玉さん。母である幸田文が亡くなった後、縁側で布団を干し眺めつつ、心情を表した一節です。包まれると心が安らぐ、それは綿の入ったものならではの良さでしょう。先にこちら でもご紹介した宮田織物さんのはんてんも、たっぷりの綿が入っており、まるでお布団を着ているかのようです。というのも、この綿は寝具原材料を製造している会社によるもの。オリジナルブレンドの綿も原料から、打ち合わせを重ねて作られています。
枇杷やっこ¥13000+tax
冬芽ロングポンチョ¥12000+tax
子供用もご用意しています。
宮田織物 わた入れはんてんフェア
10月28日~11月10日
恵文社一乗寺店 生活館ミニギャラリー
(田川)