毎奇数月に開催される書家・華雪さんの書と篆刻の講座。次回は今週末5月29日(日曜日)に開催予定です。紙に書かれた、あるいは石に刻まれた書の「線」に焦点を当て、その魅力を探る当講座。1回からご参加いただけますので、お気軽にお申込みいただければと思います。前回の様子は以下ののページでご紹介していますので、ご興味のある方は参考にしてくださいませ。
3月27日開催の様子 書の講座01:直線――書くというたのしみ/木簡の「線」
当店では書にまつわる書籍や華雪さんの作品集を、いくつかお取り扱いしています。2007年に発行された手製本による冊子『島』も、その中のひとつ。
「島」をテーマにした展示の下絵となる文章、書や篆刻などを収録した本書。ページの合間に原稿用紙や写真が切り貼りされた造本は、まるで記憶の断片や思考の積み重ねを表現したようです。タイプされた文字に慣れた目には、流麗な筆跡が新鮮に映り、また心洗われるような心持ちになるから不思議です。人となりを表すような書きぶり、余白の間、文字を書くことの魅力を教えてくれる小冊子。アンフェールフロアにて販売しています。
華雪による書と篆刻の講座 詳細はこちら
華雪さんのホームページはこちら
(田川)