恵文社一乗寺店 スタッフブログ

恵文社一乗寺店の入荷商品やイベントスケジュール、その他の情報をスタッフが発信いたします。

「労働讃歌」(作・おおばる/絵・中山信一) 原画展 KYOTO

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当店ギャラリーの展示でもお馴染みのイラストレーター中山信一さんが絵を手がけられた、漫画絵本「労働讃歌」。数ヶ月前にこの本を初めて開いたその瞬間、紙を飛び越えて伝わってくるような熱量に圧倒されて、ぜひ原画を見たいと、当店での原画展開催が実現しました。

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「世界がもし、ひとつの会社だとしたら。」
アニメーション制作やキャラクター開発等、第一線で活躍されているアートディレクターおおばるさんの物語と中山信一さんの絵で綴られる、輪廻転生を転勤に例えた不思議な物語。切なくて、ほっこりあたたかい気持ちにしてくれる優しい漫画絵本。

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今回はなんと、全頁の原画を初披露!頁順に全てを壁に並べました。吹き出しが入っていない原画は、まるでアニメーションのようにより深く物語の世界に誘ってくれます。コマ割で表現される時間、場面の流れは漫画ならではの面白さです。

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“あの世”のどこか穏やかな空気感、何処かで見たことのあるような無いような淡々とした静けさが漂う心地よい景色…中山さんのイラストの旨味みたいなものが凝縮されるように、コマいっぱいに塗り込められ鮮明に飛び込んでくるパステルの色彩。ざわつくような力強さを感じて、ぐいぐい引き込まれてしまうのは原画ならではの醍醐味です。

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デザインを手がけられたのはtento 漆原悠一さん。そして発行は代官山蔦屋書店さん。

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(代官山蔦屋書店 店内。ウェブサイトより拝借しております)

代官山蔦屋書店さんは、私も東京に行く時は必ずと言うほど伺う大好きなお店。一乗寺では味わえないようなキラキラした雰囲気の中、目いっぱいお洒落して、なるべくたっぷり時間を用意して、あれやこれやとゆっくり眺めて過ごしたくなるとても心地よいお店です。そんな代官山蔦屋書店さんが初めて発行されたというこの本。丹精込めて作り上げられた造本もとても美しく、手に取ると少し背筋が伸びるような気がしました。この本づくりに携わった皆さんの手業が集結した、まさに珠玉の一冊です。

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今回は、中山信一さんのイラスト付きサイン本もたくさんご用意いただきました。

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合わせて、労働讃歌グッズも!ロゴがプリントされたTシャツや、労働疲れを癒やすお風呂で使いたいタオルもとても可愛らしいデザイン。

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会場では、中山さんのオリジナルグッズも並びます。ペーパーウェイトやキーホルダー、靴下など、中山さんのイラストが楽しくあしらわれたグッズ、ぜひご覧ください。

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今年の春に刊行された中山さんの最新作品集「Memories」は、イラスト35点とエッセイ10話をオールカラーで収録。中山さんの世界観が詰まった見応えたっぷり、当店でも人気の一冊です。京都の某名店を訪れた時のエッセイも必読!今回はここに収録されているイラスト原画も展示販売しています。

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ギャラリーを埋め尽くす労働讃歌の世界に、どうぞどっぷり浸かってください。ご来場をこころよりお待ちしております。


「労働讃歌」(作・おおばる/絵・中山信一) 原画展 KYOTO
開催期間:2019年12月10日(火)-12月16日(月)
開催時間:10:00-21:00(最終日は16:00まで)
開催場所:ギャラリーアンフェール

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ポップポータルサイトKAI-YOU.netに掲載され話題となった、作・おおばる/絵・中山信一によるフルカラー読み切り漫画「労働讃歌」の原画展を開催いたします。大人も子供も読んだ後にほっこりする、ちょっぷり笑えて、ちょっぴり泣ける不思議な転勤物語。展示では「労働讃歌」の原画と合わせて、労働讃歌オリジナルグッズや作画を担当したイラストレーター中山信一の作品なども展示販売します。クレヨンで描かれた色鮮やかな世界を是非ご覧ください。

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「労働讃歌」
作:おおばる
絵:中山信一

デザイン:漆原悠一(tento)
発行:代官山 蔦屋書店

ポップポータルサイトKAI-YOU.netに掲載され話題となった絵物語に、描き下ろしページを加えた豪華版。大人も子どもも読んだ後、心がほっこり暖かくなる絵本です。

<絵:中山信一>

イラストレーター。渋谷ヒカリエ、資生堂など様々な企業のプロモーション用イラストや、ロックバンド・KANA-BOONのグッズイラスト、アパレルブランドbulle de savonとのコラボアイテム、TCC年鑑装丁画など幅広くイラストの仕事を手がける。またHIP HOPユニット中小企業のラッパーとしても活動中。D&AD賞2018 Wood Pencil(銅賞)、JAGDA2018 亀倉雄策賞ノミネートなど受賞多数。

<作:おおばる>

アートディレクター。アニメーション制作やキャラクター開発などを手がける。主な仕事に、NHK Eテレ「オトッペ」のキャラクターデザイン・楽曲作詞、漫画「BIBLIOMANIA」脚本など。文化庁メディア芸術祭アニメーション部門/マンガ部門にて入賞/入選。

 

(上田)

書店内フェアのご案内:読香文庫(どっこうぶんこ)

 


香りで、本を選ぶという体験を。

 

デザイナー、香水専門店、本屋、編集者、大工…、当店スタッフも参加している、多業種のメンバーが集まった有志のチーム「混ぜるな危険」企画。

 

本を選ぶとき、なにを「見る」か。作家、表紙、デザイン、値段?
本を手にとる瞬間。私たちは眼からの情報に身を委ねます。それが普通です。

 

香りがつけられた5冊の本。その物語やキャラクターを読み解き、東山の香水専門店「LE SILLAGE」が本にぴったりの香りを選びました。嗅覚だけを頼りに本を選んで頂く実験的な試みです。

 

店頭でブラインドにした本は、購入して初めて、本のタイトルを知ることができます。お持ち帰りいただく本にも香りがついておりますので、作品を読んでいる最中にも鼻で楽しみ、よりその世界に没頭いただけます。

 

それでは、存分に香りと読書をお楽しみください。

 

  

日時
2019年12月1日〜2020年1月31日(※好評につき延長が決定しました。)

場所
恵文社一乗寺店
京都府京都市左京区一乗寺払殿町10 書店内

企画
混ぜるな危険

協力
恵文社 一乗寺店 http://www.keibunsha-store.com
LE SILLAGE https://www.instagram.com/lesillage_kyoto/

 

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辻和金網~手仕事の暖かさが伝わる暮しの道具~フェア

” 御所から南に延びる堺町通。変わりゆく町並みの中で、「辻和金網」は創業以来八十余年の技を今も変わることなく守り続けています。”

 
当店では、はじめてとなるフェアのご紹介です。昭和8年創業。京の金網細工、辻和金網さんの商品が揃います。金網細工は釘を打ち付けた台と指先の感覚だけで、細い針金を編みあげて仕上げていきます。ひとつひとつ手で編まれる網目はまさに職人技そのもの。

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長い間、作業台に使われている木材には無数の穴が開いていて、作る商品の工程にあわせて目印の釘を刺しては進め、また刺しては次の工程の作業へ進めていきます。

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丸い部分を形づける作業はこのパイプ。「これにはこれを…」と、自然に作業道具に手を伸ばしては仕上がりに近づけていきます。数えきれない工程を経て、ようやく完成です。

 

こちらは亀甲編みと呼ばれる六角形の網目。目印は後ろに貼られた紙のマス目のみ。職人の経験と勘をたよりに丁寧に仕上げられていきます。

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手作りだからこそ用途に応じて針金の太さや網目の大きさを変えることができるそうです。長年使ってほころびができた時は修理も可能。

 

この日は私自身が約6年間愛用している、銅製茶こしを持参。こし網の部分が目づまりしてきたので張り直しをお願いしました。新しいものと比べると全く別の商品のようです。「銅がなかなかいい色になっている」と言っていただきました。また「洗うときはこし網の折り目にそって洗うと折り目が立たない」など使い方のアドバイスも。きれいに張り直された茶こしは、これからも大切に使い続けていきたいとおもいます。

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料理研究家やスタイリストさんにもご愛用者の多い、人気の焼き網。目の細かい焼き網受が直火を和らげ、ふっくら香ばしく焼き上げます。お正月はお餅に、普段遣いはパンや野菜などにおすすめです。

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辻和金網さんの商品は現在、二代目、三代目、四代目の三人で、ひとつひとつ手作りで生産されており、一日に限られた量しか作ることができません。手仕事ならではの暖かさが伝わる、洗練された職人の技。是非お手に取ってお選びください。

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商品ラインナップ(予定)
手編みコーヒードリッパー、丸形水切りかご、茶こし、足付焼き網、焼網受、手付き焼網、おとしぶた、丸網足付、ゆどうふ杓子、万能網、はしたて、胡麻いり

・アイテムによっては数量に限りがございます。場合によりご購入数に制限をかけさせていただく場合がございます。ご了承のほど、よろしくお願い申し上げます。

 

・昭和レトロな黄金色の台所シリーズ「小伝具(こでんぐ)」アルマイト加工のなべ、おせち料理や日常の調理に重宝する台所道具も合わせてご紹介させていただきます。

 

辻和金網~手仕事の暖かさが伝わる暮しの道具~フェア
2019年12月21日〜2020年1月3日(最終日は14時まで)
恵文社一乗寺店 生活館ミニギャラリー

http://www.keibunsha-store.com/gallery/8107

(萩原)

飯田 純久 ( イイダ傘店) 「スケッチ」出版記念・原画展

 

イイダ傘店「スケッチ」出版記念・原画展、本日より始まっています。 飯田純久さんによる、何気ない日常の景色を切り取った、ささやかで美しいスケッチの数々。それぞれのモチーフに添えられた直筆コメントもあわせてお楽しみください。

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イイダ傘店の布作りは、日々のスケッチが元となっています。

日常の何気ない出来事、旅先での思い出、季節の変化…その一瞬一瞬を切り取ったスケッチを、今回初めて一冊の本にまとめました。

普段はあまり表に出ることのない、傘屋のほんの一過程をご覧ください。

今回は、冊子出版記念に併せて原画の展示販売のほかにグッズの販売も行います。

皆さま、お誘い合わせのうえ、ぜひ遊びにいらしてください。

 
12月7日〜12月20日 
 飯田 純久 ( イイダ傘店) 「スケッチ」出版記念・原画展
恵文社一乗寺店 生活館ミニギャラリー

2019年11月書籍売上ランキング

2019年11月の書籍売上ランキングをご紹介します。

 

 

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1位『バームクーヘンでわたしは眠った』柳木々々 安福望(春陽堂書店)

 

2位『起こさないでください』仲西森奈(さりげなく)

 

3位『京都のいいとこ。』大橋知沙(朝日新聞出版)

 

4位『マムアンちゃん』ウィスット・ポンニミット(マーマー)

 

5位『はな子のいる風景 イメージを(ひっ)くりかえす』松本篤/AHA!(吉祥寺美術館)

 

6位『DARUMA PATTERN BOOK 4』(横田株式会社)

 

7位『門司の幼少時代』山田稔(ぽかん編集室)

 

8位『の』junaida(福音館書店)

 

9位『西淑 作品集 Shuku Nishi WORKS』西淑(ELVIS PRESS)

 

10位『たぷの里』藤岡拓太郎(ナナロク社)

 

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第1位は、柳本々々さんの句と、安福望さんの挿絵による『バームクーヘンでわたしは眠った』。1年間、ウェブ連載上で毎日更新したものから103の組み合わせを厳選・再編集した一冊です。安福望さん直筆のミニ原画を書籍とセットで販売中です。]]

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第2位は、突如として現れた新出版社「さりげなく」から刊行された、仲西森奈さんの短歌集『起こさないでください』。12/1の京都新聞朝刊でこの本について短い文章を書いています。よろしければ、こちらから。なお、作家と出版チームになげかけたQ&A冊子をお買い上げの方への特典として差し上げています。部数に限りがございますので、ご希望の方はお早めに。

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第3位は、大橋知沙さんの京都歩き案内本『京都のいいとこ。』です。刊行から連続でランクインしている一冊。

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第4位は、タイ出身の漫画家・タムくんの生み出した代表的キャラクター『マムアンちゃん』を描いた四コマ漫画集。11/27にはイベントスペースにて、タムくんの似顔絵会を開催しました。

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第5位は、入荷がある度に売り切れているロングセラー、ゾウのはな子をめぐる写真集『はな子のいる風景 イメージを(ひっ)くりかえす』。AHA![Archive for Human Activities/人類の営みのためのアーカイブ]が企画したアーカイブプロジェクト、展示から生まれた一冊。AHA!さんが最近まで実施していたクラウドファウンディング企画も要注目です。https://motion-gallery.net/projects/nazoru_to_zureru

 

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第6位は、ダルマ糸でおなじみの横田株式会社発行のパターンブック第四弾『DARUMA PATTERN BOOK 4』。生活館ミニギャラリーでは、「秋の小さな編みもの展」と題した展示も開催しました。

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第7位は、ぽかん編集室刊、作家山田稔さんが幼少期の記憶を辿って書いた一冊『門司の幼少時代』です。11/17には、刊行記念のトークとして、山田稔さん、服部滋さん、澤村潤一郎さん、三名による鼎談イベントを開催いたしました。詳細はこちら

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第8位は、画家・junaidaさんの新しい絵本『の』。言葉と言葉の隙間にある「の」で、テンポよく繋がっていくエピソード。junaidaさんらしい、細やかで、おとぎ話の世界のような美しい絵がお楽しみいただけます。これからの季節、贈り物にも。

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第9位は、イラストレーター・西淑さんの集大成的一冊『西淑 作品集 Shuku Nishi WORKS』。当店にもファンの方が多い作家、待望の作品集です。ELVIS PRESSから。

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第10位は、ギャグ漫画家・藤岡拓太郎さんの絵本『たぷの里』。外は完全に冬の寒さになりましたが、変わらず人気の一冊です。

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今月は以上です。来月もお楽しみに。

 

(鎌田)

西井杏子・松波曜子 うつわ展

ギャラリーアンフェールでは、滋賀県信楽で作陶されている西井杏子さんと松波曜子さんのうつわ展を開催中です。

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松波曜子さんは、2015年と2016年にも当店で個展を開催いただきました。シンプルだけど、ころころ愛嬌のある佇まいで、毎日使いたくなる器が並びます。うつわにたっぷり温かいものを盛りつけて、手に包めば伝わる優しいぬくもりで暖をとる。キーンと沁みるような寒い季節のならではのしあわせなひとときを一緒に過ごしたくなるうつわたち。

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こちらは「たまご皿」。たまごみたいな形に一目惚れして、私も初めて展示いただいた時から日々愛用しています。おやつやちょっとしたおかずをのせるのにちょうどよくて、大活躍のお皿です。

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今回は初めて絵皿もご用意いただきました。シンプルなうつわに映える、セピア色のような絵。食べ終わった後に見えるささやかなお楽しみ。

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こちらも初めて登場する、色が違う土をパッチワークのようにつなぎ合わせてつくられた模様のうつわ。表と裏でまた雰囲気も変わって、絵とも違って、とてもおもしろい風合いです。

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西井杏子さんは、ギャラリーでの展示は今回が初めてだそうです。小さな陶板やお皿に、一つ一つ色とりどりに描かれています。動物や女の子はユーモラスでかわいらしくて、絵本を眺めているよう。

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外国のカラフルなタイルみたいな形や絵柄。小さなうつわいっぱいに広がる世界。
「いつもおいしいひとときをくれるお皿」がキャンバスだからでしょうか、手に取ると紙に描かれる絵にも勝るような嬉しい気持ちがこみ上げてきます。

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絵画のように飾って楽しんだり、食卓に並べたり、宝物のように慈しみたい美しいうつわをご用意いただきました。

 

おふたりとも、一つ一つ丁寧につくられた様子が伝わってくるうつわが並びます。いつも暮らしの傍らにあるうつわ、ぜひ手にとってお気に入りをさがしてみてください。ご来場をこころよりお待ちしております。

 

西井杏子・松波曜子 うつわ展
開催期間:2019年11月26日(火)-12月2日(月)
開催時間:10:00-21:00(最終日は16:00まで)
開催場所:ギャラリーアンフェール

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暮らしに寄り添う器と、暮らしに彩りを添える器の2人展。
チクチクと縫うように、土をペタペタとパッチワークした白い器や、
植物をイメージした緑の器。
動物や本をモチーフに、色彩と物語が溢れる器。
土の器のあたたかみ、手描きによる一点物のユーモア。
ぜひお手にとってゆっくりご覧頂けるとうれしいです。

 

(上田)

Ananö 冬の贈りものフェア

華奢で繊細な作品群で、当店で根強い人気のあるAnanöさん。
この12月、澄みわたる冬の空気のなかで特設フェアを開催します。

普段ご案内しているメダイやピンブローチのアクセサリー小物や裁縫道具などに加えて、新作をご用意しました。

クリスマス間近となり、どんな贈りものをしようかと思い巡らせる季節。大切な方への贈り物にはもちろん、自分へのごほうびに欲しくなるような素敵な商品が届きます。

 

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Ananö マークをモチーフにした小ぶりなピンブローチは、襟元につけるのはもちろん、カフスやネクタイピンがわりに付けるのもおすすめ。

お色はシルバー、ゴールド、コッパーの3色あります。

通常はすずらんの絵柄の台紙がつきますが、今年の冬は特別に、恵文社限定で冬バージョンの台紙をご用意いただきました。冬らしいヤドリギやヨーロッパの風景などの素敵なカードは、裏面にメッセージを描いてプレゼントするのも素敵です。


手芸メーカーのクロバーとのコラボレーションでうまれたPorte Bonheur(ポルトボヌール)シリーズからは、新作のスレダー、キューブまち針が届きます。

 

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スレダーは見ているだけでも美しく、本のしおりとしても活用できそう。
さいころ型のまち針ボックスは、かつてドイツなどの国で使用されていたもので、今もヴィンテージとして高い人気があります。
他にも、手仕事の時間を豊かにしてくれる道具をいろいろ取りそろえました。


ぜひ店頭でお手にとってじっくりご覧ください。
ご来場を心よりお待ちしております。

 

Ananö 冬の贈りものフェア
12月1日(日)〜12月15日(日)
恵文社一乗寺店 アンフェールの一角にて

 

(橋本)