恵文社一乗寺店 スタッフブログ

恵文社一乗寺店の入荷商品やイベントスケジュール、その他の情報をスタッフが発信いたします。

酒井駒子さんのラッピングペーパー

朝夕冷え込んで急に秋が深まってきました。クリスマスの贈り物を選ばれるお客様の姿もちらほら店頭でお見かけします。

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冬の贈り物にぜひ添えていただきたい、酒井駒子さんの図案を散りばめたラッピングペーパーをご用意いたしました。「本と子ども」をテーマに書き下ろしていただいた図案を、酒井駒子さんの雪や冬がテーマの絵本より地色を選んで、冬空にふわふわと舞う雪玉のイメージで制作したものです。

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こちらは店頭もしくはオンラインショップで「ラッピング」をご希望の際にお申し付けいただければ、こちらのペーパーでお包みします。
*オンラインショップでご希望の際は【書籍】をご購入の方に限らせて頂きます。
*包装紙だけでのお渡しではできません。
詳細はこちらをご参照ください。

恵文社からのささやかな冬の贈り物が、たくさんのお客様の笑顔に繋がりますことを心より願っております。

 
(星山)

kata kata「年末のご挨拶展」はじまりました

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11月12日より18日まで、アンフェールギャラリーにて、松永武さんと高井知絵さんによるkata kataの「年末のご挨拶展」を開催しています。kata kataは日本の伝統技法である、型染めや注染を用いて作られる風呂敷や手ぬぐいで独自の世界を表現しているユニット。http://kata-kata04.com

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手業の奥深さと、平面の表現でありながら想像をふくらませるデザインの巧みな図らいに惹かれます。その活躍は日本に留まらず海外からも注目されています。生活館の棚に並ぶ、動物柄の印判手皿で見覚えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

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今回の企画展では、型染めでデザインされたポスターサイズのカレンダーや、来年の干支であるねずみがモチーフの絵葉書や手ぬぐいなど、年末年始にご活用頂けるアイテムを揃えていただきました。また、手ぬぐいや風呂敷はもちろん、今回特別に新作も含め、生地の測り売りもございます。新年を迎えるにあたり部屋の模様替えにもいかがでしょうか。自然や動物がモチーフの生き生きとしたデザインなので室内がぱっと明るくなります。

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人気の豆皿をはじめ、なます皿や七寸皿は深さもあり、コトコト煮物の出番の多い晩秋から冬の季節に、きっと重宝することでしょう。会場にはたくさんのアイテムが並ぶほか、作品と一緒に撮影頂けるような布も。ご来場の記念や京都の観光の思い出に、ご家族や友人でお楽しみください。

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秋の京都にお越しの際は、是非足をお運びいただければ幸いです。

 

(星山)

楽しいうつわ イチテンゴの器 展

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ギャラリーアンフェールでは、滋賀県・信楽で作陶されているイチテンゴさんによる個展を開催中です。心が躍る楽しい器が大集合しました。

優しい色がふわっとギャラリーに散りばめられた楽しい空間の中に並ぶのは、一つ一つ手描きで絵付けされた器。同じものはふたつとないので、ぜひひとつひとつじっくり眺めて、器との一期一会を楽しんでいただきたい展示になりました。

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イチテンゴさんの器はユーモアたっぷりの手描きイラストが魅力。思わず笑ってしまうものや、物語が詰まった素敵な絵柄が色とりどりに並びます。

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ずらりと机いっぱいに並んだ豆皿。どれもこれも、目移りするほどかわいくて選ぶのが大変!手のひらほどの小さな豆皿の中に描かれたまるで小さな額縁のよう。

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のそのそと近づいてきそうなほど表情豊かな不思議な動物たち。こちらは針山になっています。針仕事が楽しくなること間違いなしです。

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こちらはついついにらめっこしてしまうなんとも不思議な表情の花瓶。

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この季節に大活躍するマグカップも人気。形も絵柄もいろんなものが揃いました。

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楕円のお皿や鉢。イチテンゴさんの世界観が可愛く美しく表現されて目を惹きます。

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こちらの鉢はキュウリが描かれました。遠い夏の夢のような爽やかな色合い。

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手にとって思わずわーっと声を出してしまった、海の中を描いた大鉢。鉢の曲線と相まって、まるで魚たちが動いているみたい。

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イラスト作品のように眺めて楽しめて、さらには毎日使うこともできるのは器ならでは。毎日使う器がこんなだったら、楽しみなごはんやおやつがますます楽しくなりそうですね。ご来場をこころよりお待ちしております。

 
楽しいうつわ イチテンゴの器 展
開催期間:2019年11月5日(火)-11月11日(月)
開催時間:10:00-21:00(最終日は16:00まで)
開催場所:ギャラリーアンフェール

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使う方が楽しくなる器を目指して作っております。たのしく手に取っていただけると幸いです。


(上田)

2019年10月書籍売上ランキング

2019年10月の書籍売上ランキングをご紹介します。

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1位『高野文子「私」のバラけ方』高野文子 大竹昭子(カタリココ文庫)

2位『京都のいいとこ。』大橋知沙(朝日新聞出版)

3位『バームクーヘンでわたしは眠った』柳木々々 安福望(春陽堂書店)

4位『たぷの里』藤岡拓太郎(ナナロク社)

5位『永井宏散文集サンライト』永井宏(夏葉社)

6位『602号室、木の見える部屋』スケラッコ

7位『Catnappers 猫文学漫画集』長崎訓子(ナナロク社) 

8位『100年後あなたもわたしもいない日に』土門蘭 寺田マユミ(文鳥社)

9位『門司の幼少時代』山田稔(ぽかん編集室)

10位『MONKEY vol.18』柴田元幸編(スイッチパブリッシング)

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第1位は、昨月に引き続き『高野文子「私」のバラけ方』です。文筆家・大竹昭子さんと漫画家・高野文子さんの対談を収録した一冊。現在発行元在庫なし。増刷があるまで再入荷はありません。ご了承ください。

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第2位は、大橋知沙さんの京都歩き案内本『京都のいいとこ。』です。ウェブ上でどんな観光の情報も得られる時代だからこそ、ちゃんと読み物として楽しめるガイドブックが、多くの方の手に取られる理由はよくわかります。

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第3位は、詩人、川柳作家の柳本々々さんとイラストレーターの安福望さんがタッグを組んだ、新しい日記のような一冊『バームクーヘンでわたしは眠った』です。11/19書まで店壁面にて、安福さんの原画展を開催しています。ミニ原画とのセットの販売も。ぜひ。

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第4位は、こちらも定番の一冊、ギャグ漫画家・藤岡拓太郎さんの絵本『たぷの里』です。在庫僅かですが、サイン本もございます。

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第5位は、『永井宏散文集サンライト』。10/20朝刊の京都新聞で、こちらの本を紹介させていただきました。こちらのリンクからご覧いただけます。よろしければ、ご一読ください。

 

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第6位は、漫画家スケラッコさんの自費出版コミック『602号室、木の見える部屋』。木の見える風通しの良い団地に越してきた若い夫婦を描いたフルカラーコミック。この間、新婚の友人に贈ったところ、楽しく夫婦二人で読んでくれたようです。

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第7位は、長崎訓子さんの文学コミカライズ作品集『Catnappers猫文学漫画集』。庄司薫やブラッドベリをはじめ、メジャーなところでいうと、「金持ち父さん貧乏父さん」「チ-ズはどこへ消えた?」の装画も手がけていらっしゃいます。コミックと文学の交わりをお楽しみください。

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8位『100年後あなたもわたしもいない日に』。土門蘭さんの短歌、寺田マユミさんの絵。土門さんの新刊、戦争後の混乱期に翻弄された娼婦5人を書いた小説『戦争と五人の女』も入荷しています。

 

 

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9位は、山田稔さんの随想集『門司の幼少時代』。12歳までの幼少期を過ごした九州、門司の思い出を綴った一冊です。米寿を迎えた作家が、遠い記憶に思いを馳せ、何を書くのか。文章の、一文一文の美しさから、回想する景色がありありと目に浮かびます。ぽかん編集部刊、装丁も素晴らしい一冊です。

www.keibunsha-books.com

 

11/16(土)17(日)の二日間、本書の刊行を記念した2日間のイベントを開催します。17日には山田稔さんをお招きしたトークイベントも。詳細とご予約はこちらのページから承ります。http://www.cottage-keibunsha.com/events/20191116/

 

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10位は、翻訳家・柴田元幸さんが責任編集をつとめる文芸誌『MONKEY』vol.18です。今号の特集は「サリンジャーニューヨーク」。1940年のデビュー作「いまどきの若者」を編集長の訳し下ろしで掲載。同年代の作家が戦争について文章を書くなか、自身若者であったサリンジャーが発表した本作は、時流に沿わないという判断で一度は掲載が見送られたそうです。そのあたりのエピソードも紹介された、さすがの編集感覚でまとめられた一号です。

www.keibunsha-books.com

 

今月は以上です。また来月もお楽しみに!

(鎌田)

タムくんの似顔絵会 2019京都

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11/25~12/11、当店書籍フロアにて『マムアンカレンダー2020』の発売を記念し、マムアンちゃんフェアを開催します。
この展示にあわせて、タムくんことウィスット・ポンニミットの来日イベントや、4コマ漫画『マムアンちゃん』の貴重な原画展も行います。お誘い合わせのうえご来場ください。

 

【来日イベント(要予約)
開催日:2019年11月27日(水)
時間:14:00~18:00
会場:恵文社 一乗寺店COTTAGE
住所:京都市左京区一乗寺払殿町10

 

ご予約は抽選となります。当選の方のみメールにてご連絡いたします。
以下の(1)~(5)より参加できる時間帯を、「その他、お問い合わせ」欄に記入ください。
(1)14:00-15:00 (2)15:00-16:00 (3)16:00-17:00 (4) 17:00-18:00 (5)どの時間でも可能

参加料 : おひとり様4000円(税込)

*基本的に紙一枚にお一人様の似顔絵を描かせていただきます。
一枚に複数名様での似顔絵をご希望の方は
お申し込み時にフォームの備考欄にてその旨お知らせ下さい。

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【お申し込み手順】

1. フォームに必要事項を入力し、送信ボタンを押してください。正しく送信できると、申し込み内容のコピーがメールアドレスあてに届きます。これで受付終了です。
予約フォーム https://cotage.sakura.ne.jp/event_form/ 受付は終了しました

*必ず、希望数時間帯(1)~(5)をご記入ください。複数回答可。
時間区分ごとに抽選します。
お申し込み期間は11/10(日)21:00までとなります。


2.11/13(水)~11/15(金)期間内に、【当選の方のみ】メールにてご連絡いたします。
お手数ですが届いたメールにご返信をお願いいたします。お客様からのご返信をもちまして、ご予約確定となります。24時間以内にご返信がない場合、お申し込みは無効とさせていただきます。

 

3. ご予約成立の方は、当日会場にお越しいただき、受付にてお名前をお伝えください。
会場にてご参加料をお支払いいただきます。

 

【注意事項】

*料金はご参加の方みなさまお一人様につき4000円頂戴いたします。
小さいお子様も大人と同じご料金をいただきます。
お写真での似顔絵をご希望の方も4000円になります。

例 紙一枚にカップルおふたりの場合  4000円+4000円 計8000円
  紙一枚にご家族3名の場合  4000円x3 計12000円

*お申し込み期間は11/10(日)21:00までとなります。
お申し込み方法は抽選となります。
当選の方のみ11/13(水)~11/15(金)期間内にご連絡いたします。

*お申込みの際に、記入漏れが無いよう、くれぐれもご注意願います。

*必ず、[seikatsukan@keibunsha-books.com][cottage.keibunsha@gmail.com]のアドレスを受信できる状態に設定をお願いいたします。
ご連絡が取れない場合は当選された場合でも無効とさせていただきます。以上予めご了承ください。

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主催:株式会社マーマー 

 

 

 

 

 

 

poisson d’or “ボタンと布”展

 

 

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現在アンフェール・ミニフェアでは、神戸にアトリエを構えるpoisson d’orから、“ボタンと布”展を開催中です。

 

poisson d’orは、貝と水牛素材のボタンやチャーム、ブローチパーツなどの素敵なアクセサリーパーツを取り扱うお店。海外の職人が一つ一つ手作りで仕上げた、オリジナルのパーツも販売しています。

 

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今回のフェアでは、愛らしい動物や繊細な植物のモチーフ、イニシャルや幾何学のパーツをたくさん用意していただきました。定番の草花のモチーフ、鳥や猫のモチーフから、三日月や雪だるま、メガネのモチーフなど、遊び心あるパーツも豊富。

 

貝や水牛の角から切り出される繊細なパーツは、同じ種類の中でも色合いや厚さ、輝きの具合に個性があるのが特長です。手作業でつくられた自然素材の風合いをぜひお楽しみください。

 

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ブローチパーツは、裏側にブローチピンを接着すれば、素敵なブローチに仕上がります。

 

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播州織のコットン100%のカットクロスは、使い勝手の良い無地の生地から、ストライプやチェック柄、ジャガード織りやデニム生地までさまざま。

 

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アソートのボタンセットも。シャツやコートのボタンを、自分だけの一枚にアレンジしてみてはいかがでしょうか。

 

フェア期間は11月1-15日まで。

11月7日からは、ボタンの棚が入れ替わり、新しいボタンやチャームが登場する予定です。どうぞお楽しみに。

 

poisson d’or “ボタンと布”展

11月1日-11月15日

恵文社一乗寺店 アンフェールミニフェア

 

(野村)

いちろう個展『とびだす日』展

春がはじまる頃に「たまたまであう展」を開催していただいたイラストレーターいちろうさんがまたここに帰ってきてくれました。今回のタイトルは「とびだす日」。数ヶ月かけて描かれた壁いっぱいに並ぶたくさんの作品が届きました。

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2017年に初めての個展「どこかのヒトコマ」を当店で開催されてから、今回で3回目。毎回かかさず来てくださる方もいたり、この場所での初めての出会いを喜んでくださる方もいたり、いつもギャラリーで起こる出会いを眺めては嬉しくなります。

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今回DMになった黄色いトラックのイラストは、初めて申込みをいただいた時に見せてもらった作品集「笑う門、曲がり道」の一ページ目を飾っていた絵と同じで、久しぶりに大事な友人に会えた時のように嬉しくて、今回はどんな作品がやってくるのか指折り待っていました。

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搬入の日、作品の入った大きなカバンを抱えてやってきたいちろうさん。今回は、画用紙やアートボード、ダンボール紙に描かれたイラストも多数。展示中は隠れて見えないものだけれど、絵の裏側には作業机から写った色とりどりのクレヨン屑がたくさんついていて、それがやけにきれいで、じんわりとあたたかい気持ちになりました。

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旅した尾道の風景

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ココロを持ったロボット

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今にもいい匂いがしてきそうでついついお腹も鳴ってしまうおいしそうなごはん、幸せな食卓。

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何処かで起こっていそうなすこし不思議な出来事

 

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今回はTシャツやキーホルダーなど新しいグッズも登場。会期中の在廊日には、公開制作や似顔絵もされています。いろんな色を次々重ねて紙の上に広がっていく景色、ぜひ間近でご堪能ください。

 

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いちろうさんの作品を見るといつも感じるこれはなんだろうと、ぼんやり考えてみました。たとえば、子どもの頃、ラムネ瓶から取り出してひとつふたつと集めてたビー玉。ビー玉越しのひっくり返ってぐにゃっとした不思議な景色が、キラキラしていてうれしくて。でもしょっちゅうどこかになくしては見つけるを繰り返す小さな宝物。大それた宝物ではないけれど、ふとみつけたら何かいいことがありそうな気がして嬉しくなる、そんな感じ。

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回を重ねていろんな作品に出会うたび、小さくて幸せな思い出が増えていくみたい。相変わらずあたたかくて、でもなんだかスキップするみたいに軽やかにパワーアップした、力の抜けた心地よい力強さを感じる作品が揃いました。いちろうさんの目に映る、頭に思い描く景色を、一枚一枚ココロを込めて描いた作品が並びます。ご来場をこころよりお待ちしております。

<過去の展示ご紹介記事>
どこかのヒトコマ展(2017年11月)
たまたまであう展(2019年3月)


いちろう個展『とびだす日』展
開催期間:2019年10月29日(火)-11月4日(月祝)
開催時間:10:00-21:00(最終日は16:00まで)
開催場所:ギャラリーアンフェール

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こもって描いていた絵が部屋をとびだして誰かと出会う。
こもって生きていた絵の中の誰かも、誰かや何かと出会う。
とびだした先の知らない世界では、ときどき希望に出会えたりする。

 

いちろう
1993年生まれ。大分県出身、京都府在住。
http://ichiro5.jimdo.com/

在廊予定:10/29、11/2、3、4

 

 

(上田)