恵文社一乗寺店 スタッフブログ

恵文社一乗寺店の入荷商品やイベントスケジュール、その他の情報をスタッフが発信いたします。

早川ユミ ちくちくワークショップのお知らせ

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2月6日より当店ギャラリーアンフェールでは、自家製本『野生を生きるための12ジャケット 早川ユミのふくつくり1』の出版を記念した展示会を開催いたします。2017年12月に東京で開催された企画の巡回展となるこちら。自家製本に掲載された作品やそのほか衣類が並ぶ予定です。会期中の2月9日、2月10日には早川さんを講師に、ちくちくワークショップ「縄文ポシェットを作る」を行っていただきます。


ちくちくワークショップ「縄文ポシェットを作る」

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日時:以下のいずれかよりお選びください
2月9日(金)17-19時
2月10日(土)10-12時

参加費:4000円(材料費込)

用意するもの:糸切りはさみ
会場:恵文社一乗寺店 ギャラリーアンフェール展示会場内

 

お申し込み・お問い合わせは
恵文社一乗寺店 生活館まで seikatsukan[a]keibunsha-books.com
※[a]を@に変更して、お問合せ願います。

お申し込みの際は、お名前・お電話番号・予約人数をお知らせください。折り返し、お支払い方法をご案内致します。お申し込みから10日以内に、参加費を郵便局へお振込み、または、店舗でお支払いただき、参加費のご入金確認をもって正式な予約完了となります。

※お申し込み後のキャンセルはお受けできません。
※万一、当日のご参加ができなくなった場合も、参加費のご返金はできませんのでご了承ください。

 

『野生を生きるための12ジャケット』早川ユミ展
会期:2月6日-2月12日
会場:恵文社一乗寺店 ギャラリーアンフェール

 

(田川)

SWISH! OFF THE SHELF – 子どもたちのニット

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当店オンラインサイトの特集コーナーもご好評いただいている、ハンドメイドのニットメイカー、SWISH!。現在、当店のミニギャラリーにて展示会を開催中です。
今回は新しくキッズアイテムが新登場。ラックには2歳から5歳児向けのベストがずらり並んでいます。猫をモチーフにしたもの中心に、中には無地の黒色のベストや、シックな色使いのものもさり気なく混ざっていますので要チェック。脇部分にはスリットが入っているので、腕を動かしやすく、襟元も余裕があるので、胴はピッタリなのに頭が入らない、という子供服に多い悩みも心配ありません。

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大人向けにもキャップ、ミトン、アーガイルパターンのネックウォーマーとご用意いただいていますので、親子でお揃いを楽しんで見ても。カラフルなキッズアイテムに比べて、落ち着いたテイストに感じますが、実際に見つけてみると、このぐらいが「ちょうど」なんです。スタッフにもファンの多いSWISH!アイテム、ぜひ会場でご試着くださいませ。

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SWISH! OFF THE SHELF – 子どもたちのニット
1月6日-1月19日
恵文社一乗寺店 生活館ミニギャラリー

 

(田川)

恵文社 冬の大古本市

年明けの足音が刻一刻と迫って、何かと忙しいながらも新しい一年の幕開けになにやら心華やぎます。当店前の商店街では今日一日、人通りもたくさん。歳末のお買い物で、お菓子屋さんに酒屋さん、スーパー、どこもそわそわ賑わっていました。

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ギャラリーアンフェールでは、年末年始の恒例行事「恵文社 冬の大古本市」を今年も開催しています。各地の古本屋さんにご参加いただき、選りすぐりの古本がにぎにぎしく大集合!いつもとは少し雰囲気が変わって、ギャラリーの中が古本屋さんに変身する二週間。今回も初日からたくさんご来場いただき、皆さん時間をかけて本棚一つ一つとにらめっこ。思い思いにお過ごしいただいています。

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毎年お馴染みのお店から、初めてご参加いただくお店も。今回は、岐阜の「徒然舎」さん、福岡の「書肆・吾輩堂」さん、京都の「ヨゾラ舎」さん、同じく京都の「山本坊っちゃん堂」さんに初参加いただいています。

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本棚を見ていると、お店ごとに得意分野や特色があって、古本屋街がぎゅっと凝縮されたような空間にうきうきしてしまいます。

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古本には新しい本にはない魅力もたくさん!つい手に取りたくなるような今は見かけない面白いデザイン、美しい色合いの本。文字の形や並び方もどこか愛嬌があって味わい深く、一頁一頁が愛おしくなります。懐かしい本や、ずっと探していた本、好きな作家の今は絶版になっている本に出会えることも。サインやメッセージが入ったもの、頁に書き込みがされていたり、端が折られた本。前の持ち主の痕跡を辿って少しドキドキしたり。

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楽しみ方は人それぞれ。自分だけにしかわからないツボみたいなものがあって、それにぴったりはまる一冊に出会えた時の喜びったらありません。今を逃すと二度と会えない一冊に出会うことだってあるかも。古本ならではの醍醐味、ぜひじっくりご堪能ください。

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年末年始は元旦をのぞき営業しております。(営業時間詳細は下記をご確認ください)年明けはご家族連れも多く、賑わう店内。初詣がてら、ぜひお立ち寄りくださいませ。

 

本年もたくさんの方に当店をご利用、ご来店いただき、本当にありがとうございました。来年もお一人お一人それぞれに楽しいひとときを過ごしていただければと思っておりますので、どうぞお気軽に!ご来店をこころよりお待ちしております。
2018年もよろしくお願いいたします。どうぞよいお年をお迎えくださいませ。


恵文社 冬の大古本市
開催場所:ギャラリーアンフェール
開催期間:2017年12月26日(火)-2018年1月8日(月祝)
開催時間:10:00-21:00
《ご注意ください》
※最終日は18:00まで
※1/1は休業、12/30,31,1/2,3は10-20時までの営業です。

 

毎年恒例「恵文社 冬の大古本市」が今年も開催されます。魅力的な古書との出会いはこの季節だけのお楽しみ。会期は2週間で、このあいだだけは、ギャラリーアンフェールが架空の古書店に早変わりします。

また、ラインナップされた古書店以外にも、アイデアブックスさんの洋書セールあり、山本精一さんが私蔵書店「山本坊っちゃん堂」として急遽の参加ありと盛りだくさん。

本好き古書好きの皆様のお越しをお待ちしております。

<参加店>
えほんやるすばんばんするかいしゃ、古書柳、ジグソーハウス、書肆吾輩堂、徒然舎、ブックファウンテン、迷子、マヤルカ古書店、ヨゾラ舎、アイデアブックス、山本坊っちゃん堂 ほか

 

(上田)

アハナベック 花とヨーロッパ展

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高知城のすぐそばにあるお店、アハナベック。お店に足を踏み入れると、まるで異国の小部屋に迷い込んだかのよう。天井にはたくさんのドライフラワーが吊り下げられており、各国を旅して買い付けたお洋服やアクセサリーがところ狭しと並ぶ、一言では言い表せない場所。上の写真は2015年にお伺いした時の店内の様子。テーブルでお茶を飲む常連さんと、お店を営む林のりこさんの陽気なおしゃべり、オレンジ色の灯りが照らす古道具、店内には穏やかな空気が流れていたのを覚えてます。

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現在ミニギャラリーでは、そのアハナベックさんによる展示会を開催しています。のりこさんの作る野草のリース、林慎一さんによるアンティークガラスの照明、花をテーマに集めたフランスやハンガリーの服やクロス類など。アハナベックのお店の雰囲気そのままを味わっていただけるような空間となりました。中でも大小様々のリースは、実際にのりこさんが高知の山々に分け入り、草花や木々と対話しながら手作りされたもの。野性味と繊細さを兼ね備えた作品は、彼女にしか作り得ません。
ぜひ間近にご覧いただけたらと思います。年明け5日までの開催。

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アハナベック 花とヨーロッパ展
2017年12月23日〜2018年1月5日
恵文社一乗寺店 生活館ミニギャラリー

 

(田川)

ZÜS – HAND MADE FELT 展

ギャラリーアンフェールでは、フェルト作品を制作されているZÜS(ズス)さんによる展示販売会を開催中です。当ギャラリーでの展示は二年ぶり。連日たくさんの方にご来店いただいています。

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カラフルでぬくもりのある色合いで心がはずみます。使い込むほどに、しなやかに全体が馴染んで、より丈夫になってくるフェルト。長く愛用したいお洋服やバッグなどの小物が並びました。

こちらは、可愛さはもちろん、機能性も抜群の道具入れ。可愛らしいポケットがたくさんついていて、いろんなものを収納できます。

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ダークカラーになりがちな冬のコーディネートに合わせたいカラフルなアームウォーマー。

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フェルトのバッグは軽くて丈夫。いろんなところへ連れていきたいリュックやショルダー、てさげバッグが揃いました。

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会期中21日には、隣のコテージにてワークショップイベントも開催されました。戌年にちなんで犬のポーチや人形を作るワークショップ。一日かけて皆さんとても熱心にワークショップに参加されていました。

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イベント会場では、ZÜSさん定番の動物シリーズも販売。鼻からティッシュが出てくるデザインの象のティッシュケース、動物たちの口から鍵が出てくるキーケースなど、どれも使うたびについニッコリしてしまうユーモアたっぷりの可愛らしいグッズがずらり。こちらはイベント以降、ギャラリー内でも引き続き販売しているので、ぜひご覧くださいませ。

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手間ひまかけてつくられる愛情たっぷりのフェルト作品は、心まであたたかくほぐしてくれるよう。もうすぐ年が変わる寒い季節に贈り物を交わす機会が増えるのは、あたたかいぬくもりを感じ合うためなのかもしれません。大切な人を思ってどうぞゆっくりお過ごしください。 

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ZÜS – HAND MADE FELT 展
開催期間:2017年12月19日(火)-12月25日(月)
開催時間:10:00-21:00(初日は11:00から/最終日は17:00まで)
開催場所:ギャラリーアンフェール

バッグ、ルームシューズ、ショール、ツールケース、圧縮ウールと合わせたシャツジャケットなど、ZÜSのハンドメイドフェルトを展示販売いたします。

寒い季節、ZÜSのフェルトとあたたかくお過ごしください。

 

(上田)

LIFE IS A JOURNEY! ネパールニットフェア

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夫婦で世界を旅し、現地で集めてきたアイテムを紹介しているLIFE IS A JOURNEY!。当店ではマテ茶や、ブエノス・アイレス初のレザーケース「planar」をお取り扱いしています。現在、生活館フロアでは、毎年訪れているというネパールのニット商品を集めたフェアを開催いただいています。

上の写真は一番人気のミトンタイプ。丸いシルエットも可愛いこちらですが、まずはご試着してみてください。(抜け出せなくなります!)手編みの表地に、裏地にはフリース生地を縫い付けているので、風を通さず、指先が冷えることがありません。自転車で走ったり、寒空の下での通勤に心強いアイテムです。シンプルですが、お色はグレー、ライトグレー、ブラウン、チャコールと豊富にあるので、男女問わずお好みのものをお選びいただけます。

そのほか、五本指手袋、ルームシューズやスリーピングソックス(男性でも履いていただける大きめサイズですので、重ね履きにもおすすめです)などご用意しています。年明けまで開催していますので、ご来店の際は、ぜひお立ち寄りくださいませ。

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LIFE IS A JOURNEY! ネパールニットフェア
2017年12月16日(土)-2018年1月5日(金)
恵文社一乗寺店 生活館フロア内

 

(田川)

田村真理&服部真季 ガラス展「透明地図」

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ギャラリーアンフェールでは現在、田村真理さん、服部真季さんによるガラス展「透明地図」を開催中です。冬に見るガラスはいっそう幻想的に目に映るような気がします。色とりどりの美しいガラス作品が並びました。

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こちらは「雨あがり」と名付けられた田村さんの小箱。水面のゆらめきもすべてガラスで表現されていて、本当の水たまりのように表情豊かな美しさ。

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こちらも同じく田村さんの作品で、ガラスの長靴の中に小さなメモが閉じ込められた作品。実物の長靴で型を作られたそうです。

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田村さんは他にも実物で型を取り作品を制作されていて、作品資料に掲載されているレースのガラスは、レースを編んで型を取り、レースを燃やして取り去りそこにガラスを流し込んで作られるそう。その驚くような制作話からつくられるガラスはとてもとても繊細で、儚い美しさに引き込まれます。

 

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服部さんの作品は、どれも童話の世界の小さな宝石のようなかわいらしさ。こちらはガラスのブックマーク、「旅の伴走者」というすてきな名前がついています。分厚い本に挑戦したくなりそう!

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瓶の中のこんぺいとう。星をとじこめたようで夜空の見える窓辺に飾りたくなるオブジェです。

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そして入口を飾るこちらは、事前に拝見した作品資料で見かけてとても気になっていたオブジェ「primitive hut」。そんなお話をしていたこともあり展示に合わせて持ってきていただくことができました。いろんな物語や夢が広がるとてもすてきな作品で、ずっと眺めていたくなります。

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富山ガラス造形研究所でガラス制作を学ばれたお二人。その後活動されている場所や技法は違えど、お二人によって作り出された空間は、どこかアンソロジーの頁をめくるような不思議で心地よい感覚。一つ一つに名付けられたタイトルもとてもすてきで、広い世界、深い物語がガラス作品に込められたようです。

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透き通る影、美しく柔らかい光、危うげな儚さ、人の手で作られた優しいぬくもり…ガラス作品の粋をじっくり堪能できるすてきな展示になりました。ご来場をこころよりお待ちしております。

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田村真理&服部真季 ガラス展「透明地図」
開催期間:2017年12月12日(火)-12月18日(月)
開催時間:10:00-21:00(最終日は18:00まで)
開催場所:ギャラリーアンフェール

ガラス作品をつくる二人組の、ユニット「透明地図」としての今回が初の作品展です。オブジェの他に小箱、器、アクセサリーなどの実用品も並ぶ予定です。

おもわずそっと触れたくなるような、
われ知らずじっと眺めたくなるような、
心ともなくずっと傍に置きたくなるような
そんなガラスを見つけに、ぜひ恵文社へお越しください。

『透明地図』
主にガラスをつかい、日々制作に励む二人。技法も活動場所も様々ながら、作品にかける想いや素材に対する慈しみに共通項が多く、2017年「透明地図」を結成。ユニットとしての発表は今回が初。

田村真理(たむら・まり)
京都府生まれ
2015年 富山ガラス造形研究所 造形科卒業
2017年 富山ガラス造形研究所 研究科卒業

服部真季(はっとり・まき)
愛知県生まれ
2017年 富山ガラス造形研究所 造形科卒業


(上田)