恵文社一乗寺店 スタッフブログ

恵文社一乗寺店の入荷商品やイベントスケジュール、その他の情報をスタッフが発信いたします。

12月ミニフェアのお知らせ

12月にアンフェールでは、ふたつのミニフェアを開催いたします。

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まずひとつめは、ひろせべにさんのカレンダーフェア。
今回初めて、カレンダーを商品として制作された、ひろせさん。誰かとお茶を飲んだり、食事をしたり、何をたべようかと考えながら歩いたり。ささやかで、けれど大切な時間がひと月ごとに描かれています。
フェア会場では、このカレンダーの一部原画を展示、販売いたします。

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上の写真は、10月末に東京・江古田にて行われた個展「鯛の鯛」の様子。こちらで活躍した記念スタンプを、当フェア会場にも設置いたします。ご来店の方は、お気軽にポンッと捺して頂けますので、是非この機会に。

 

ひろせべにカレンダーフェア
2016年12月1日(木)~12月15日(木)

NANITABEYOKANA? 2017 CALENDAR 商品ページはこちら

 


続いて16日からは、京都で編み紐を制作されている中村未来子さんのフェアを行います。特別な道具は使わず、糸に糸を結び付け、編みあげて作品にしています。

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リネンやイラクサ、個々の素材を活かし、複数の繊維を束ねてざっくり編んだり、2色の細い糸で模様編みしたものなど。土地や時代に捉われない、ひとつひとつが繊細な魅力を抱いています。特別な装飾品というよりも、その人の一部のようなさりげなさ。願いを込めたり小さな支えになるような、自分だけのお守りのように身につけることのできる品々です。

中村未来子ミニフェア
2016年12月16日(木)~1月9日(月)頃まで

 

いずれも当店向かって左側、アンフェールフロア一角にて開催いたします。

 

(田川)

 

小谷康弘・島本契司 展

ギャラリーアンフェールでは「小谷康弘・島本契司 展」を開催中です。
滋賀県高島市で陶器を制作されている小谷康弘さんと、兵庫県宍粟市で木と土を素材に器やオブジェ制作をされている島本契司さんお二人による展示。

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小谷さんの作品。西洋の絵画に描かれていそうな佇まいの器が並びます。

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土の豊かな表情が伝わる粉引の器。様々な釉薬で表現される器は、ツヤツヤしているもの、錆がかったようなもの、まるで金属のような姿で、でも手にすると土の質感が伝わって、不思議な違和感も楽しい器です。

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こちらは、ガラスと土を混ぜてつくられたもの。蝋のような、砂糖菓子のようなサラサラ、しっとりとした質感がおもしろく、透き通るような白さが美しい、今回初登場の器です。

 

島本さんは土と木を素材にした作品。神代木を使った大皿はチェーンソーで仕上げられたダイナミックな表情です。

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持ち手がおまんじゅうみたいな形のコーヒーメジャーや表情ゆたかな木のスプーンなど、かわいらしいカトラリーも並びます。

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陶器作品も、お茶の時間が楽しくなりそうなポットやカップ、シンプルなプレートは普段使いからおもてなしまで、幅広くお使いいただける器が揃います。

 

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当店では今回で4回目の開催で、いつも変わらないところと、少しずつ変わったところ、毎回いろんな発見があっていつも楽しみなお二人の展示。なんと来年はそれぞれ個展として開催される予定で、どんな展示になるのか今からとても楽しみです。

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ぜひお立寄りください。ご来場こころよりお待ちしております。

 

小谷康弘・島本契司 展

開催期間:2016年11月22日(火)-28日(月)
開催時間:10:00-21:00(初日は12:00から/最終日は18:00まで)
開催場所:ギャラリーアンフェール

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(上田)

 

4legsのクリスマスマーケット

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ギャラリーアンフェールでは、昨年に引き続き4legsさんの展示会を開催中。今回は「4legsのクリスマスマーケット」と題して、一つ一つ丁寧につくられた木の家具や小物を、大きなトラックいっぱいに届けてくださいました。

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トナカイやヒツジ、星などいろんな形のオーナメントで飾り付けされたクリスマスツリーが入口にてお出迎え。途端にクリスマス気分が高まります。種類がたくさんで選ぶのも楽しいブローチやキーホルダーは贈り物にもおすすめ。

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今回はドライフラワーと合わせてつくられたクリスマス飾りが登場。丸いリースの下で小さな木のオーナメントがゆらゆらゆれるリース飾りや、松ぼっくりや小さなリースがついたオーナメントはクリスマスパーティーを盛り上げてくれる名脇役になってくれそう。

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こちらはドアベル。ドアを開ける人も待つ人も思わず笑顔にしてくれるようなかわいらしいデザインです。

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キッチンツールも。カッティングボード、箸置き、いろんな木が重なって縞模様になったトレイは、木のぬくもりが優しくて、楽しい食卓にぴったり。パスタメジャーはキッチンに置いておくのがうれしくなるようなかわいらしい動物がモチーフです。

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時計や、ツールボックス、いろんなサイズが揃ったフレームなど、インテリア小物もたくさん。

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今回は、贈り物にぴったりな小物を中心に、迷いながら選ぶのも楽しいほど盛りだくさんのラインナップ。これからやってくる寒い冬にあたたかい気持ちを届けてくれる、やさしくてかわいらしい表情の木の小物たちが揃いました。どうぞすてきなひとときをお過ごしください。ご来場をこころよりお待ちしています。

 

4legsのクリスマスマーケット

開催期間:20161115()-21()

開催時間:10:00-21:00(最終日は18:00まで)

開催場所:ギャラリーアンフェール

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細部までしっかりと作った家具や、

レーザー加工などを使わずに手作業で作った木の小物を たくさんお持ちいたします。

季節は心躍るクリスマス、あの方へ、ご自分へ、 贈り物をゆっくりじっくり探しにいらしてください。

 

 

(上田)

LAVVO mini fair 始まりました

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先にこちらでもご案内していましたLAVVOのミニフェアがスタートしました。19日のワークショップでは、ピューター刺繍入りのペンダントやブレスレットを作りますが、当フェアにおいても、北欧の少数民族サーミの工芸品に倣った作品がいくつか並んでいます。写真にある大きめの採集袋や、ドングリが10個ほど入る、小さな採集袋。その他にもナイフケースやブレスレットなど、柔らかなトナカイの革を使い、全て手刺繍と手縫製で仕上げています。

静かな時間の流れる作品たち。この機会にご覧頂けましたら幸いです。

 

LAVVO mini fair
恵文社一乗寺店 アンフェールフロア内
11月15日〜30日

※バッグや標本函などの1点物は、お渡しが会期終了後のものもございます。
ご了承のほどお願いいたします。

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(田川)

Natsuko KOZUE フェアのお知らせ

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 11月25日より生活館フロアにて、梢夏子さんのフェアを開催します。紙や布の上に、型紙や絵筆を用いて独自の世界を表現する作家さん。この秋、当店オンラインサイトに登場した『お菓子なはこ』のパッケージデザインと制作も手掛けています。フェアのテーマは「冬支度-生活雑貨と贈り物」。梢さんによる手染め生地を仕立てた東袋や、つけ襟などが並ぶ予定です。

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 先にご紹介した『お菓子なはこ』は、予約数に達しましたので、予約受付は終了致しましたが、フェア会場では若干数、販売予定です。ドイツ菓子専門店フラウピルツさんの焼菓子3種が入ったこのセット。箱の面ごとに草花や景色など、様々なモチーフが散りばめられ、目に楽しい詰め合わせです。クリスマスのギフト選びにも、どうぞお楽しみに。

 

Natsuko KOZUE フェア
11月25日〜12月25日
恵文社一乗寺店 生活館フロア内

 

(田川)

SWISH!の展示が始まりました

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手編みのニットメイカーSWISH!の展示が始まりました。主にウール、アルパカ糸を用いて編まれたカラフルな品々が並ぶ、目に楽しい空間です。

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ミックスの毛糸を大胆に取り入れたり、鮮やかな赤とスモーキーカラーの組み合わせなど、配色のセンスはSWISH!ならでは。手仕事の野暮ったさが無く、モノとして新しく見えるのは、その洗練されたバランス感覚によるのでしょうか。ハンドウォーマーは2箇所で糸色を切り替えており、右手左手でアシンメトリーな色の取り合わせのものがほとんどです。着けてみると、色違いのニットが袖から覗いてチャーミング。

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フーディーネックウォーマーは、SWISH!の定番アイテムと言えますが、サイドの模様が毎年、微妙に異なります。今回はジグザグ模様や、アーガイル風のデザイン、ポイントに毛足の長い糸を使用した物など、どれも個性的。顔をすっぽり覆う様に被ったり、フードを下げて首後ろに三角を見せたりと着こなしを考えるのも楽しさのひとつ。肌に直接触れてもチクチクせず、むしろウールの暖かさに安心感を覚えます。

そして
髪型、服装が年を追うごとにグレードアップしている編み人形たちも、大集合!

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 皆さまのご来場をお待ちしております。

 

SWISH! KNITTING
OFF THE SHELF 2016
11月12日〜11月25日
恵文社一乗寺店 生活館ミニギャラリー

 

(田川)

冬物入荷のお知らせ②

続々と入荷している冬物商品の中でも、特におすすめしたいのは新潟県生まれ、こちらの『湯たんぽ』です。

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新潟といえばステンレス加工の燕市が有名ですが、他にも鍛治の街三条市、桐ダンスの加茂市、ニットの五泉市など、長く日本の製造業を支えてきた地場産地が集まっています。しかしこれら地域も、近年は後継者不足や海外競争の中での衰退化が目立ってきたそう。そこで、その地域から生まれる本当に良いもの、作り手も誇りを持って働ける産業にしようと生まれた商品のひとつが、こちらです。

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ステンレス製の丸型本体は、燕市にある金属加工会社(ツバメテック)が製造。カバーは、ふきんで有名な日東紡の新潟工場が製糸し、それを五泉市のニットメーカー(フォルツニット)が編み上げています。産地間の垣根を取り払い、製造過程すべてを雪国新潟で行ったプロダクトです。

まるでニットセッターを着たような姿。小ぶりで持ち運びし易く、車内でお使い頂いたり、アウトドアのお供にも。膝の上にころんと置いて、冬の読書を楽しんでみてはいかがでしょう。

 

湯たんぽ 商品ページは こちら

冬物入荷のお知らせ①は こちら

 

(田川)