恵文社一乗寺店 スタッフブログ

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ウィリアム・モリスフェアのご案内

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19世紀を代表するイギリスの詩人、デザイナー、芸術家であるウィリアム・モリスフェアのご案内です。1834年にロンドン郊外で生まれたウィリアム・モリスは、幼い頃より自然に囲まれた大豪邸で過ごしていくなかで、伸びやかな感性を養いました。
― 役に立たないものや、美しいと思わないものを家に置いてはならない ―
ウィリアム・モリスの残した言葉を受け継いだ「モリスの美的趣味コレクション」から、部屋を美しく彩るアイテムを集めました。

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産業革命後、アーツ・アンド・クラフツ運動を通して手仕事の重要性と装飾芸術の素晴らしさを訴え続けたウィリアム・モリス。彼が作り出したデザインの数々は今も、ファブリックや壁紙となって住空間に彩りを与え続けています。

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イギリスから届いた壁紙は、近くに寄って見るとインクの盛り上がりを感じられるほど。紙素材としても使いやすいサイズにカットして販売しております。しっかりとした厚手の紙に水性インクがのった本物の壁紙は、パネル貼りや額装するのがおすすめです。加工しやすいので、空箱に貼り付けてアレンジしたりと素材としても重宝しそう。

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紙のすきまから漏れる、美しいひかり。インテリアに取り入れたいライトは、天井からさげるペンダントライトと行灯タイプの二種類あります。灯りをつけることで表情はがらりと変わります。
1887年にデザインされた「ウィローボウ=柳の枝」を、唐紙(からかみ)で一枚一枚摺りあげた和紙を使用したもの。木肌と手技による絵具のムラの独特の表情が魅力的なライトは、京都で伝統を守り続ける丸二さんの製作です。

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ダストボックス、ペンスタンド、テッシュボックスは、創業100年以上の歴史をもつ京都の 鈴木松風堂さんが製作。ひとつひとつ人の手で丁寧に貼り、仕上げられています。
そのほか、日常使いにぴったりのA4クリアファイルやチケットホルダー、定番のブックカバー、マスキングテープ、書籍なども並べました。

 

3月24日はウィリアム・モリスの誕生日。
150年以上前に生み出されたモリスのデザインは、今もなお瑞々しく新鮮で、私たちを魅了し続けています。春のお出かけに是非ご覧ください。

 

ウィリアム・モリスミニフェア 
3月16日~4月6日
恵文社一乗寺店 アンフェール店内にて

 

(萩原)