恵文社一乗寺店 スタッフブログ

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2018年6月書店売上ランキング

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1位『数学する身体』森田真生(新潮社)

 

2位『センネン画報+10years』今日マチ子(太田出版)

 

3位『こないだ』山田稔(編集工房ノア)

 

4位『わざわざの働きかた第3版』(パンと日用品の店わざわざ)

 

5位『はな子のいる風景イメージを(ひっ)くりかえす』(武蔵野市立吉祥寺美術館)

 

6位『どもる体』伊藤亜紗(医学書院)

 

7位『行動経済学まんがヘンテコノミクス』佐藤雅彦菅俊一高橋秀明(マガジンハウス)

 

8位『IN/SECTS vol.10 私たちのアジア』(LLCインセクツ)

 

9位『かんがえる子ども』安野光雅(福音館書店)

 

10位『あおいよるのゆめ』ガブリエーレ・クリーマ(WORLD LIBRARY)

 

 

1位『数学する身体』森田真生(新潮社)

おなじみ、独立研究者・森田真生さんの小林秀雄賞受賞デビュー作が文庫化。6月10日には森田さんによる3ヶ月に一度のトークライブ「数学ブックトーク」を開催しました。今回語られた「普遍性」についての文章が文芸誌「新潮」の7月号の寄稿でまとまっています。ミシマ社ウェブマガジンの連載「数学の贈り物」も更新されているので、あわせていかがでしょう。

https://www.mishimaga.com/books/sugaku-okurimono/000289.htl

 

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2位『センネン画報+10years』今日マチ子(太田出版)

「センネン画報」刊行10周年を記念した特別バージョン。6月23日には今日さんと編集者さんによるトークとサイン会を開催しました。オリジナルグッズは引き続き店頭で販売しております。

 

3位『こないだ』山田稔(編集工房ノア)

「記憶し」「思い出すということ」。作家・山田稔が、富士正晴、杉本秀太郎、福田紀一、鶴見俊輔ら、親しき人々回想しながら書いたメモワール。ご自身がデザインされたシンプルな装丁も美しい一冊です。先日、追加で署名をいただきました。著者署名入り本をご希望の方はお早めに。

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4位『わざわざの働きかた第3版』(パンと日用品の店わざわざ)

長野県東御市の山中に佇む、パンと日用品の店「わざわざ」が発行する冊子。今回入荷した第3版では、新たに序文と2017年のわざわざの歩みを紹介するページが加えられています。サービス、雇用形態など、店舗の方針やマネジメントについて書かれたためになる一冊。

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5位『はな子のいる風景イメージを(ひっ)くりかえす』(武蔵野市立吉祥寺美術館)

待望の再入荷。ゾウのはな子と記念写真。写真提供者たちの記憶をたどるインタビュー、飼育日記、新聞記事などをまとめ、当時の記憶とともにはな子と過ごした膨大な時間を紡ぎ直した一冊。前回入荷時は瞬く間に完売しました。

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6位『どもる体』伊藤亜紗(医学書院)

当店のグッドセラー『目の見えない人は世界をどう見ているのか』(光文社新書)の著者最新刊。徹底した観察とインタビューから「吃音」の謎に迫った一冊。それにしても、医学書院の「シリーズケアをひらく」は名著揃いです。店頭に多数ご用意しています。

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7位『行動経済学まんがヘンテコノミクス』佐藤雅彦菅俊一高橋秀明(マガジンハウス)

理性的な人の経済的営みを前提にした伝統的経済学から、人間の心理に着目した新しい行動経済学へ。わかりやすく漫画として描いた一冊。著者のひとり、研究者/映像作家の菅俊一さんの『観察の練習』(NUMABOOKS)も合わせておすすめします。

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8位『IN/SECTS vol.10 私たちのアジア』(LLCインセクツ)

大阪発ローカルカルチャーマガジン。文化的空間としての本屋、インディーズミュージック、デザイン、アート、美味い飯。ローカルな層でお互いに手をとりあうアジアカルチャーの姿が浮かび上がります。

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9位『かんがえる子ども』安野光雅(福音館書店)

半世紀にわたって絵本を描いてきた画家・安野光雅からのメッセージ。あれこれ考えるくせをつける。自分で考える。正しい答えを求めすぎる時代を生きる私たちに、大先輩からの金言。書店壁面にて同時発売された『旅の絵本Ⅸスイス編』のパネル展を開催しています。

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10位『あおいよるのゆめ』ガブリエーレ・クリーマ(WORLD LIBRARY)

当店絵本棚の一番人気。残念ながら現在重版中につき品切れ中です。8月には重版分の入荷を予定しています。

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それでは、また来月もお楽しみに。

(鎌田)