ギャラリーアンフェールでは、福岡の宝島染工による展示『宝島染工展-染からはじまる物と服-』を開催中です。関西での個展は初開催という宝島染工さん。夏が近づくこの時期に、爽やかな風を運んでくれるようなすてきな展示になりました。
全て天然染料で染め上げられていて、一つ一つ異なる美しい風合いの洋服や小物が並びます。優しくて表情豊かな色合い。使うたびに色が落ち着いてきたり、艷やかになってきたり、成長して美しくなっていく過程も天然染ならではの楽しみです。
人気の藍染。お洋服やストールのほか、マクラメ編みで飾られた提灯や、蝶のように揺らめくモビールなどインテリア雑貨もご用意。
こちらは革に藍染が施されたコート。染める素材によって風合いも変わります。
遊び心たっぷりの楽しいニット。
布をたっぷり纏う大きなストール。
澄み渡る深い海の底、遠い夜空のような深い色。涼しげで柔らかいグレーやベージュ、鮮やかなイエロー。天然染の豊かな表情に見惚れてしまいます。
天然染の美しさをじっくり味わえる展示になりました。会期中は宝島染工のスタッフさんも在廊されているので、どうぞお気軽にお話してみてください。ご来場をこころよりお待ちしております。
宝島染工展-染からはじまる物と服-
開催期間:2018年6月19日(火)-6月25日(月)
※DM記載の会期日程に誤りがございました。お詫びして訂正させていただきます。
開催時間:10:00-21:00(最終日は18:00まで)
開催場所:ギャラリーアンフェール
のどかな田園地帯の広がる福岡にて、草や木などを材料とした天然染料と
伝統的な手作業による染色技法のみを用いた染工場を営む宝島染工
自然から溶け出した色から生まれる優しくも深みのある色
幾重にも色を重ねることによって表現される「侘び」のような味わい
月日を経るほどにゆっくりと色が育つさま
そんな天然染ならではの良さを生かして
一点ずつ手作業で染め上げ、現代の暮らしに合う商品を提案しています
京都では初めてとなる宝島染工展
これからの季節にぴったりのコットンやリネン素材の服やショールを中心に
木や紙、革を染めたインテリアピースなどフルラインアップでご紹介します
天然の色を纏い、共に暮らす楽しさを感じに、ぜひお越しください
宝島染工
2000年、代表の大籠千春が染工所勤務を経て故郷大木町にて創業。
天然染専門のアパレルブランドの染色を請け負うかたわら
「染めのサンプル」のような提案として
オリジナル商品を企画、染色、販売を行う
http://www.takarajimasenkou.com/
(上田)