眺めているだけであたたかそう。織作家・浅井洋子さんの展示会が始まりました。並ぶ作品は全て、木綿の経糸(たていと)にウールの糸の束を結びつけて織り上げる「ノッティング」という技法で織りあげています。手織りの椅子敷きは、民藝品店などでご覧になる機会も多いかと思いますが、格子や幾何学模様が多い中、浅井さんの作品は、動物や身近なモチーフを図案にしています。今回、ご用意頂いたのは定番の「りんごの木」「ぞう」「本とねずみ」に加えて、新作の「女の子とギター」「女の子 ふたり」など、絵柄から物語を感じさせる大らかな品々。ウール糸は浅井さんが色を調整し、染めたものを使用しています。グレートーンの紫や緑、寒い季節に合うような、落ち着いた配色で目にやさしく映ります。
定番サイズ(およそ33×33cm) 税抜22000円
こどもサイズ(およそ25×25cm) 税抜10000円
また今回は椅子敷きに加えて横長のマットもご用意頂きました。玄関マットとして、またソファなどに敷いても。椅子敷き同様に柔らかなイギリスウールを使用しているので、素足でもちくちくしません。
皆さまのご来場をお待ちしております。
浅井洋子 椅子敷き展
2月3日〜2月16日
恵文社一乗寺店 生活館ミニギャラリー
(田川)