恵文社一乗寺店 スタッフブログ

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CHIMASKI「ALL TALKING IS SHIT」

今年もジュエリーブランド「CHIMASKI」展をギャラリーアンフェールにて開催しています。CHIMASKIは、京都造形芸術大学出身の方たちが立ち上げたブランド。毎年、京都造形芸術大学在学中の学生さんの発表も兼ねて行われています。

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CHIMASKIではお馴染みのcomet。

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葉っぱや花びらなどをシルバーと油彩で再現した本物そっくりの小さなアクセサリー。風が運んでくれる小さな幸せを身につける、ささやかなジュエリーです。

 

学生さんの作品は、毎年楽しみになるほどに皆さん思い思いに作られた発想豊かなアクセサリーが並びます。

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そばを通るとふっといい香り。“いつかとけてなくなってしまう”石鹸で作られたジュエリー。

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高校生の時に校則で決められて履いていた、好きじゃなかったしろいくつしたで作られた“誰も見たことのない服”。

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そして今回は、前回に引き続き、障害者による美術作品が所蔵された「みずのき美術館」の活動にインスパイアされて制作された作品も並びます。

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みずのきで出会った人から生まれた「最愛の恋人たち」と名付けられた100個の指輪。

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みずのきの作品から一部分を切り取って作られたキーホルダー。

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みずのきで出会った人に書いてもらった読めない文字をそのままブローチに。もらった時の笑顔から文字以上の感情が読み取れたその感覚がそのまま形になりました。

 

豪華に着飾るだけがジュエリーの役目じゃない。すぐに壊れてしまうような儚いものも、その人にとってはかけがえのない宝物だったりする。その人だけのジュエリー。ジュエリーから自分の本質と向き合うきっかけを与えてくれるようで、CHIMASKIさんと学生さんたちの展示は、毎年いつもハッとさせられます。

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ここでご紹介したのはほんの一部。まだまだたくさんの作品が揃いました。ぜひじっくりご覧くださいませ。ご来場をこころよりお待ちしております。

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CHIMASKI「ALL TALKING IS SHIT」

開催期間:2018年1月23日(火)-2月5日(月)

開催時間:10:00-21:00(最終日は18:00まで)

開催場所:ギャラリーアンフェール

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ジュエリーデザインのCHIMASKI(京都)と京都造形芸術大学空間演出デザイン学科による、ニュージュエリーと雑貨の展覧会及び販売。障害者による美術で有名な“みずのき美術館”の活動にインスパイアされた物事が揃う。

 

(上田)