恵文社一乗寺店 スタッフブログ

恵文社一乗寺店の入荷商品やイベントスケジュール、その他の情報をスタッフが発信いたします。

矢島操 陶展のおしらせ

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今月9日より当店生活館にて陶芸家・矢島操さんの展示会を開催いたします。
野を駆ける兎や鹿、リズムを刻むように配された草花、器がまるでキャンバスに。染付、赤絵、搔き落とし、技法を問わない作品は、創作への気持ちを偽らず、そのまま形にしているように感じます。今回はこの展示にあわせて、2つのお店から焼菓子をご用意いただきました。

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ひとつめは、ヨーロッパの郷土菓子の美味しさを広めたいという京都のLa pauseさんによる猫型スペキュロス。クリスマスシーズンである12月に食べられるベルギーの伝統菓子です。シナモン・ジンジャー・カルダモン・クローブを配合し、個性的ながら誰もが楽しめる味に仕上げました。カリカリとした食感も特徴です。ウサギは、スペキュロス用型で作ったカラメルサレ(塩キャラメルのクッキー)。

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ふたつめは、甲斐みのりさんの著書「お菓子の包み紙」の出版フェアでも大好評いただいたSUSUCRE(シュシュクル)さんの焼き菓子セットです。ピンクの丸い缶は、絵本「ぐりとぐら」でお馴染み、山脇百合子さんが手掛けたもの。缶はもちろん、中のお菓子も、迷って手をつけれないぐらいほど、悶絶する可愛いさ!(8月のフェア販売時のセットは「くるくる」「いちごちゃん」など6種の詰め合わせでした。今回は内容が変更する可能性もございます。)

眺めているだけでも、物語を読み解く楽しさのある矢島さんの器と同じように、
まるで物語の入り口がそこにあるような、魅力的なお菓子たち。おひとりで、または誰かと囲むお茶の時間に、おすすめしたい品々です。

 

矢島操 展
12月9日 - 12月22日
恵文社一乗寺店 生活館ミニギャラリー

 

(田川)