夏目漱石が「吾輩は猫である」を書き上げたときから、さらに遡ればE・A・ポーが「黒猫」を思いついた瞬間から。本と猫の相性が良いことは、私たちにとって当たり前のように認識されてきました。猫が傍にいる読書の時間は、何にも代え難い至福の時間です。
そんな気分を感じさせるブックアイテムブランドをご紹介します。
黒猫が目印、本のある生活を楽しむためのブランド“BIBLIOPHILIC”。
実際に猫を飼っている人は気付かれるかもしれませんが、シンボルの黒猫は少し頭が小さくデザインされています。聞けば、子猫の骨格をモチーフにしているそうで、愛らしく、それでいて洗練された印象を受けるのはそのためのようです。不思議なもので、猫は年齢を重ねるごとに頭がまあるくなるそう。
カバー、ブックマーク、スタンド、ダストブラシ…。“BIBLIOPHILIC”は、当店で取り扱うブックアイテムの定番として多くの方の手にとっていただいております。現在、書店奥にて普段よりもスペースを拡張してブックアイテムを展開中です。これまで取り扱いのなかった、ポップな柄のアイテムなど多数取り揃えました。
小花柄の代名詞として用いられることの多い、1875年創業の英国Liberty社製のプリント綿タナローンを使用したブックカバーと栞。丈夫さと手触り◎。
本の収納にぴったりなブックコンテナ。レギュラーサイズとハーフサイズはそれぞれスタッキングが可能です。表裏に描かれた柄を組み合わせると猫が積み重なった本の上に座っているような姿に。
外側のポケットに本がすっぽり入るその名もブックトート。丈夫な作りなので、ついつい本を買いすぎた帰り道も安心です。通学にも。
その他、ここでは紹介しきれなかった
アイテムも。
自転車の移動も気持ちの良い気候に移り変わってきました。
春の読書、ブックハンティングのおともにぜひ。
BIBLIOPHILIC ウェブサイト
http://diskunion.net/bibliophilic/
(鎌田)