もういくつ寝るとお正月。新しい年の足音が近づいて、忙しないながらも心が躍るこの季節、いかがお過ごしですか?
ギャラリーアンフェールでは年末年始恒例「恵文社 冬の大古本市」を開催中です!当店の風物詩とも言える古本市では、毎年いろんな古本屋さんがギャラリーに大集結。お店毎に選書のこだわりが垣間みれるのも古本市の楽しさのひとつ。ところ狭しと並べられた古本をお目当てに今回も初日からたくさんの方にご来場いただいています。
古本は、新しい本にはない魅力もたくさん。ずっと探していた本や懐かしい本に巡り会えたり、今はもう本屋さんに並ばない初めて出会うセピア色の本が開いてみたら大ヒットだったり。破れていたり変色していたり、何か書き込まれているものもあったりして、以前の持ち主の残した跡に思いをはせてみるのもご一興。古ぼけた本のにおいも心地よく、なぜか古本はいつまでも夢中になって物色したくなるのです。
ご来場いただく方の中にも、何時間もいらっしゃって手にいっぱい収穫される方、やっとのことで数冊選んで持ってこられる方、いろんな方がいて、こんな本もあったんですね!とお声をかけたくなることもしばしば・・・
当店ではすっかりおなじみの染作家アケモドロさんに、新作のオリジナル手ぬぐいも作っていただきました。パステルカラーの本が飛び交うかわいらしい模様の手ぬぐいです。
こちらは当店スタッフが一冊一冊手作りしてお届けするフリーペーパー「古本屋とわたし」。当店にゆかりのある方々に執筆いただいた古本屋エピソードが楽しくて、古本愛に溢れた一冊になりました。ぜひお土産にお持ち帰りくださいませ。(毎日少量ずつのご用意となるので、品切れの際は申し訳ございません。別の日にまたご来場いただけましたらさいわいです。)
うずたかく積まれた本の山から、まさに宝物を探すような、ちょっとした冒険をしているような特別な時間。年明け9日まで開催しています。年末年始のお楽しみにぜひお立寄りください。店内あたたかくして、ご来場をこころよりお待ちしております。
【参加店】
ありの文庫/えほんやるすばんばんするかいしゃ/思いの外/クワノトレーディング/古書ソオダ水/古書ヨダレ/固有の鼻歌/ジグソーハウス/シマウマ書房/書肆中松/文月書林/町家古本はんのき/マヤルカ古書店/迷子
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2016年もたくさんの、いろんな展示をご紹介させていただきました。展示をしてくださったみなさま、ご来場いただいたみなさま、本当にありがとうございました。来年はどんな作品に出会えるでしょうか・・乞うご期待ください!2017年もどうぞよろしくお願いいたします。
恵文社 冬の大古本市
開催期間:2016年12月27日(火)-2017年1月9日(月)
開催時間:10:00-21:00(最終日は18:00まで)
※年末年始は営業時間が変わります。ご注意くださいませ。
12/30(金)10:00-20:00
12/31(土)10:00-20:00
1/1(日)休業
1/2(月)10:00-20:00
(上田)