ミニフェア
雨が通過したバス停、バックパックのなかのサイダー、早朝に収穫するトマト、冷房の効いたしずかな図書室、勝手口に届く山からの風、横並びですする素麺、日暮れの田んぼの水路の音、背の高い雑草の匂い、ベランダから見える打ち上げ花火、電話越しに聞こえ…
現在、書籍フロアではアイルランド出身パリ在住のアーティスト、Nigel Peake(ナイジェル・ピーク)の新作『SIDES』出版記念ポスター展示販売フェアを開催中です。 都市や田園、建築物や植物、地平線からの眺めなど、世界中を旅しながら様々な風景に個別の構…
京都・二条駅前で雑貨と古道具のお店を営むyamne(ヤンネ)さんによるミニフェアを、ギャラリーアンフェール店内で開催中です。 「古くて、愛おしくて、よくわからないもの展」と名付けられた今回の展示。ギャラリーアンフェールの片隅が少しだけタイムスリッ…
「少女椿」などで知られる漫画家、イラストレーターの丸尾末広さんによる最新刊『丸尾画報DX III』『丸尾画報DX I 改』『丸尾画報DX II 改』(エディシオン・トレヴィル)刊行を記念して、5月29日より【丸尾末広大原画展「麗しの地獄」】をギャラリーアンフ…
現在、書籍フロアにて、吉本真大による写真集『夜を彷徨』の刊行記念フェアを開催しています。忘れられない写真、と題した特集が組まれた雑誌Penの4/15号にも、気鋭の若手写真家として紹介されています。今回は新刊『夜を彷徨』収録のプリント作品とともに、…
ようやく春めいてまいりました。小川の水の流れる音も軽やかに、野草たちが元気いっぱいに葉っぱを広げて、春光を喜んでいます。この良き日に、恵文社バンビオ店と一乗寺店の巡回展という形で、絵本作家・酒井駒子さんの原画展を開催する事となりました。 酒…
当店と同じ左京区に店舗を構えるHOTOKIさんのフェアを、生活館一角にて開催いたします。HOTOKIは器を買える、使える(カフェ)、作る(陶芸教室)の3つを融合させたスペース。器をもっと身近に感じてもらうことをコンセプトに活動しており、今回は新商品「TU…
左京区白川の雑貨店「ちせ」のオーナ-であり、彫金作家として活動されている谷内亮太さんのフェアを、当店アンフェールフロアにて開催しています。 普段は動物や天体をモチーフにした作品を多く手掛けている谷内さんですが、今回のテーマは結晶。菱形や六角…
現在、生活館の一角では、真木テキスタイルスタジオのミニフェアを展開しています。タッサーシルクをはじめ、綿や麻、さまざまな素材の持ち味を活かし、糸のなりたい姿を表す織物。インド・ヒマラヤ麓のふもとに設けた工房で、地元の職人さんと糸作りから織…
夫婦で世界を旅し、現地で集めてきたアイテムを紹介しているLIFE IS A JOURNEY!。当店ではマテ茶や、ブエノス・アイレス初のレザーケース「planar」をお取り扱いしています。現在、生活館フロアでは、毎年訪れているというネパールのニット商品を集めたフェ…
現在、生活館入ってすぐのスペースでは、ニットブランドBjörkフェアのフェアを開催しています。Björk(ビヨルク)は、作家Birgitta Bengtsson Björk による、スウェーデンの伝統的テクニックと色彩を活かしたハンドメイドブランドです。デザインショップ<ヘ…
今月17日より書籍フロア一角にて、イラストレーター内田有美さんによる原画展を開催いたします。毎年オリジナルのカレンダーを制作されている内田さんですが、2018年版のテーマは「鉱物」。実際に石を見ながら描き上げたという緻密なイラストは、本物と見紛…
各地に大きな被害を与えた台風21号。糺の森ワンダーマーケットも延期となり、当店表のシャッターも壊れたりと、当店への影響も少なからず…そんな気持ちを切り替えるように、明日からは「えみおわす 秋冬の服展」、週末は「宮田織物はんてんフェア」と今週は…
ステンドグラス作家、西冨なつきさんのミニフェアを、アンフェール一角にて開催しています。当店で普段お取り扱いしているのは、ガラスで作られた蝶の標本作品。オオルリオビアゲハやヘレナモルフォ、美しい翅をもつ蝶は多数存在しますが、それは色のついた…
店頭フェアのご案内。 『世界をきちんとあじわうための本』ホモ・サピエンスの道具研究会 ELVISS PRESS 呼吸をする。靴を履く。鞄を持つ。電車を待つ。 何気ない日常の動作の中に隠された、あるいは普段気づきもしない、世界をあじわうためのヒント。当たり…
国語教師がくれた猫の表紙の『ロリータ』。 旅先で出会った老婆から購入したペーパーバックの『老人と海』。 古書店で、留学先で、祖父の書斎で、時や場所を越えて人々が出会った本。それらに共通するのは、THUMB(サム)という人物が主宰するプライヴェート…
現在アンフェールフロア一角にて、砂が生み出す不思議な世界、サンドピクチャーのフェアを開催しています。これらは、砂、水、空気が織りなす自然のアート作品。絵を逆さまにすると空気の泡と泡の間から砂が落ち、まるで雪原や山のような情景を描き出します…
イラストレーター、銅版画家として活躍するタダジュン初作品集『Dear,THUMB BOOK PRES』の刊行を記念した小さな原画展を来月、当店にて開催いたします。 本書は架空のプライヴェート・プレス<THUMB BOOK PRESS>を主宰していたサムという人物があたかも実在…
現在開催中、また明日より店内でスタートするミニフェアについて: まずは今週末より始まりました、テキスタイルブランドnani IROのハンカチフェアのお知らせです。水彩画家・伊藤尚美さんのアートワークから生まれるnani IROの商品は、「絵をのせる布」とし…
「江戸時代の人が絵草紙屋の店先で、気に入った絵を選んで買ったように、浮世絵を1枚の絵として楽しむ」というコンセプトのもと、ひとつのテーマに60枚の絵を選び、日・英の解説を付した『めでる国芳ブック』シリーズ。「ねこ」「おどろかす」に続き、新し…
手芸作家・松田紗和さんの新作フェアが、本日よりはじまりました。昨年春にはマクラメレースの本を上梓された松田さん。その書籍にも掲載されているような平結びのブレスレットや、フェルトを土台に、しゃこ結びと巻結びを組み合わせたブローチなど、繊細で…
夏目漱石が「吾輩は猫である」を書き上げたときから、さらに遡ればE・A・ポーが「黒猫」を思いついた瞬間から。本と猫の相性が良いことは、私たちにとって当たり前のように認識されてきました。猫が傍にいる読書の時間は、何にも代え難い至福の時間です。 そ…
店内の小さな展示のご案内。 背中合わせに座り、仲良く本を読む2匹の貘のこども。 さて、このイラストからどんな物語を想像されるでしょうか。 12月の文庫化以来、当店でもたくさんの方に手にとって頂いているフジモトマサル、吉田篤弘の共著『という、はな…
何かを強く訴えかけるのではなく、その場の空気や時間、目には見えないものを捉え提示した写真を用いた紙モノたち。フレームの中にある、何気ないモノクロムの景色に、ふと思考が立ち止まります。 現在アンフェールでは、フォトカードなどのオリジナルの商品…
飛騨、木曽、赤石。 富山湾から駿河湾まで420km。 日本海から太平洋に渡って広くのびる国内最大級の山脈、日本アルプス。最高峰は標高3,139m。森林限界を超えた地帯では、背の高い木々が育たず、岩のごろついた異様な雰囲気が漂います。 そこに息衝く崇高な…
店内フェアのご案内。 つい先日、ナナロク社から復刊された和田誠の傑作パロディ集『倫敦巴里』。 たとえば、川端康成の「雪国」の有名な書き出しを植草甚一、野坂昭如、村上春樹ら作家やミュージシャンの文体や節で書いてみせる。007を長新太の画風で描く。…
現在、生活館入ってすぐのスペースには、「すり鉢」がずらり。宮本しばにさんの著書『野菜たっぷり すり鉢料理』出版フェアを開催しています。創作野菜料理家であり、また「みんなのミシマガジン」にて、住まいや仕事も異なる人々の「おむすび」をめぐるコラ…
額田巌『ひも』(法政大学出版局 ものと人間の文化史シリーズ)によれば、ひもの系譜を大別すると、糸を編むひも、とワラを編む縄に分類されるそう。古くは縄文人は縄で器に跡をつけていましたし、インカ帝国では縄の結び目の玉の数や形で、アルファベットや…
先にこちらでもご紹介させていただきましたが、ひろせべにさんのカレンダー発売を記念したフェアを、現在アンフェールでは開催しています。壁面を飾る大きな猫のおなかには、お寿司やぜんざい、オムライス…。この2匹に囲まれるように、カレンダーの原画が掛…
12月にアンフェールでは、ふたつのミニフェアを開催いたします。 まずひとつめは、ひろせべにさんのカレンダーフェア。今回初めて、カレンダーを商品として制作された、ひろせさん。誰かとお茶を飲んだり、食事をしたり、何をたべようかと考えながら歩いたり…