恵文社一乗寺店 スタッフブログ

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tupera tupera『かおノート』と、クーヨン連載中の特別付録

tupera tuperaさんの絵本や作品に触れていると、「おえかき」の楽しさ、幼いころに忘れてしまった感覚がむくむくと起き上がるような、想像力を掻き立てられます。

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そのことが実感できる代表作の1つ『かおノート』が、発売より10周年を記念して、金色に輝く豪華表紙で新装発売されました。

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『かおノート』は、52種類の「顔」ベースに、目・鼻・口などのパーツシールが6ページ分ついており、3冊すべて別々の顔のシートにシールを貼って自分だけの『かお』を完成できるシールブックです。兄妹やおともだちと遊ぶとさらに楽しく、お互いの感性の違いに気付く面白さもあります。

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シールをぺたんと貼る行為は、大人には簡単なことでも、子どもには指先を使う新鮮な動作です。シールを組み合わせることで、「できる喜び」から、「思ったかたちになる喜びや驚き」をはじめて体験することができます。
現在、クレヨンハウスさんの雑誌『クーヨン』にて、特別付録としてtupera tuperaさんの「モンテッソーリであそぶ教具シリーズ」の連載が始まっています。現在発刊中の6月号は「ペタペタ教具」。シールを貼る行為に着目した、指先や指全体を使った動きを体感できる教材が付いています。

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モンテッソーリ教育の視点で捉えた「一生ものの動き」。tupera tuperaさんのお話では、モンテッソーリの工作をtupera流で、というお題をもとに、毎号工夫しながら制作されているそう。雨の日や悪天候で外遊びができない時や、どこかにお出掛けで移動中の時にこそ、子どもたちを夢中にさせてくれることでしょう。ぜひ大人も子どもと「一緒に」楽しんでください。きっと笑顔の輪が広がりますよ。

 

(星山)