節分を過ぎましたが、まだまだ風の冷たい季節。お部屋で過ごす時間も長いことでしょう。ウール糸で織りあげたふかふかの椅子敷やポットマットなど、眺めているだけでも暖かそうな品々を、身近に取り入れてみてはいかがでしょうか。
現在ミニギャラリーでは、織作家・浅井洋子さんの展示会を開催しています。当店では椅子敷の販売でお馴染みですが、今回はコットンコースターや、二重織りのバッグなども販売しています。バッグは裏地を付けず、まるでリバーシブルのように、表の絵柄を反転した、二重織りの裏側がそのまま内側となっています。
展示初日には会場内にて、手のひらサイズのノッティングワークショップを開催。たて糸を張った木枠に、よこ糸をくぐらせて、櫛で整えて、結んで…実は集中力と根気のいる作業!参加者の皆さんは和気あいあいとしつつも、真剣に手を動かしていらっしゃいました。
かつては富山にあるアトリエにて、ノッティング教室も開催していた浅井さん。その講座の内容をまとめた私家本も、開場では販売しています。30cm角の椅子敷きをどのように作るか、木枠作りから織り手順、図案の描き方までを丁寧に解説しています。分かりやすい図説付きなのですが、全てご自身の手描きとのこと。是非お手に取ってご覧くださいませ。
春を待つ部屋 浅井洋子 織展
2月2日〜2月15日
最終日は16時まで
恵文社一乗寺店ミニギャラリー
(田川)