ギャラリーアンフェールでは、畑山沙緒さんによる「ステキスタイル」展を開催中です。ぱっと心まで明るくなるようなカラフルな展示は、滋賀と京都二つの土地から生まれたテキスタイル。
豊かな自然に恵まれた、琵琶湖をぐるりと囲む滋賀からは、ゆったりとした大きな琵琶湖と、米原市醒ケ井の有名な水中花の梅香藻をモチーフにした2種類。のんびりと心地よい滋賀の空気をふんわり感じる爽やかな模様。滋賀のやわらかく丈夫な高島帆布に手染めでプリントされています。
長い歴史を経て、今も古い街並が残る京都からは、大きくて圧倒されるような迫力を感じるお寺の屋根と、京都ならではの碁盤の目の街を表現した2種類のテキスタイル。いろんな人が訪れ、新しいものと古いものが融合する京都のモダンな空気感。友禅染めの技術を継承する京都の染め物屋さんで一色一色丁寧に手染めされています。
丸や四角、それぞれは単純な形だけれど、それが並んで彩られて模様になるとこんなに楽しくなるものなんだと、昨年の展示をみたときも思いました。今回は、滋賀と京都、いつも眺めて知っている街が、色と形という畑山さん独自のフィルターで眺めたらこんなふうになるんだと、また新しい発見がありました。白い布に大きく広がる模様はカーテンにしたり、小物やお洋服にしてみたら、毎日の生活もカラフルに楽しくなりそうな気がします。
テキスタイルは全てお好きな長さで販売いたします。カラフルな模様をぜひ暮らしの中でお楽しみください。
畑山沙緒「ステキスタイル」展
開催期間:2016年8月23日(土)-29日(金)
開催時間:10:00-21:00(最終日は18:00まで)
開催場所:ギャラリーアンフェール
滋賀と京都のそれぞれの土地から生まれた模様がテキスタイルとなります。
滋賀では琵琶湖周辺の豊かな自然を表現した模様を高島帆布に展開。
京都ではお寺や町並みをモチーフにした模様をハンドプリントで仕上げました。
どちらもその風土にこだわったステキなテキスタイルたち。ぜひご覧ください。
(上田)