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恵文社一乗寺店 スタッフブログ

恵文社一乗寺店の入荷商品やイベントスケジュール、その他の情報をスタッフが発信いたします。

大橋鎭子(しずこさん)と「暮しの手帖」展

ギャラリーアンフェールでは『 大橋鎭子(しずこさん)と「暮しの手帖」展 』を開催中です。 当店でも、毎号お買い上げいただく方もたくさんいらっしゃる雑誌「暮しの手帖」。今回は、この暮しの手帖を創った大橋鎭子さんを中心に取り上げたパネル展です。

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大橋鎭子さんは、この春からスタートする連続テレビ小説「とと姉ちゃん」のヒロインのモチーフにもなっています。放送に先駆けた展示で、大橋鎭子さんのことを知れば、きっとますます毎朝の放送が楽しみになりそうです。

 

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会場では、このほど暮しの手帖社から刊行された「暮しの手帖別冊 しずこさん」「暮しの手帖とわたし(大橋鎭子)」も販売。戦後すぐの日本・銀座で出版社を立ち上げ暮しの手帖が誕生するお話や、社長として長年つとめられた大橋鎭子さん、そして彼女の唯一無二のパートナー花森安治さんのお話など・・ぎっしり詰まった本書には、一人の女性が一生懸命生きた証が在って、暮しの手帖に馴染みのない方も、ぜひ読んでみていただきたい内容です。

 

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パネル展では大橋鎭子さん、花森安治さんの貴重な写真の他、暮しの手帖ならではの家電製品や日用品の実験風景写真や中吊り広告のパネルも展示。読者が求めるものを追い求め、雑誌にした軌跡が垣間見えます。

 

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花森安治さんは暮しの手帖の表紙をはじめとするイラストも人気。会場では、花森さんのかわいらしいイラストがデザインされたクリアファイルや一筆箋など、日々の暮らしで愛用いただけるオリジナルグッズも販売しています。

 

戦後すぐの日本で、パワフルに優しく一生懸命、前を向いて歩み続け、今もなお愛され続けている「暮しの手帖」を創り上げた大橋鎭子さん。時代は違えども、今を生きる人たちの心に元気を届けてくれそうな大橋鎭子さんの笑顔に会いに、ご来場心からお待ちしています。

 

大橋鎭子(しずこさん)と「暮しの手帖」展
開催期間:2016年3月22日(火)-28日(月)
開催時間:10:00-21:00(最終日は18:00まで)
開催場所:ギャラリーアンフェール

 

連続テレビ小説「とと姉ちゃん」のヒロインモチーフとなった大橋鎭子を中心に、当時の「暮しの手帖」編集部の様子や、「暮しの手帖」第一世紀の表紙などをご紹介します。会場では暮しの手帖社の書籍、花森安治オリジナルグッズなども販売。

大橋鎭子(おおはししずこ)
1920(大正9)年3月10日、東京・深川生まれ。「女の人をしあわせにする雑誌をつくりたい」という志から、花森安治の協力を得て、1946(昭和21)年に「衣裳研究所」を設立、女性のための服飾雑誌『スタイルブック』を創刊。初代社長として経営にあたりながら、花森編集長のもと編集に携わる。1948(昭和23)年、雑誌『暮しの手帖』を創刊。のちに社名を「暮しの手帖社」に変更。広告を排除し、衣食住をテーマにした誌面づくりで、読者から高い支持を得る。
1969(昭和44)年、『暮しの手帖』第2世紀1号より「すてきなあなたに」の連載を始める。確固たる哲学と美的センスを貫いた花森とは対照的に、日常のささやかな出来事や暮らしへのこまやかな愛情を綴った。1978(昭和53)年に花森が没した後は、経営と編集に尽力し、93歳で亡くなる1年ほど前まで、朝9時から夕方5時半の勤務を続けた。2013(平成25)年3月23日、肺炎のため永眠。もちまえの活発さと勇気で昭和を駆け抜け、生涯を出版業に捧げた。その人柄と情熱は人間味にあふれ、社員はみな家族のように親しみをこめて「しずこさん」と呼んだ。2016(平成28)年4月4日から放送予定のNHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』のヒロインは、大橋鎭子の半生がモチーフとなった。

 

(上田)