恵文社一乗寺店 スタッフブログ

恵文社一乗寺店の入荷商品やイベントスケジュール、その他の情報をスタッフが発信いたします。

2019年11月書籍売上ランキング

2019年11月の書籍売上ランキングをご紹介します。

 

 

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1位『バームクーヘンでわたしは眠った』柳木々々 安福望(春陽堂書店)

 

2位『起こさないでください』仲西森奈(さりげなく)

 

3位『京都のいいとこ。』大橋知沙(朝日新聞出版)

 

4位『マムアンちゃん』ウィスット・ポンニミット(マーマー)

 

5位『はな子のいる風景 イメージを(ひっ)くりかえす』松本篤/AHA!(吉祥寺美術館)

 

6位『DARUMA PATTERN BOOK 4』(横田株式会社)

 

7位『門司の幼少時代』山田稔(ぽかん編集室)

 

8位『の』junaida(福音館書店)

 

9位『西淑 作品集 Shuku Nishi WORKS』西淑(ELVIS PRESS)

 

10位『たぷの里』藤岡拓太郎(ナナロク社)

 

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第1位は、柳本々々さんの句と、安福望さんの挿絵による『バームクーヘンでわたしは眠った』。1年間、ウェブ連載上で毎日更新したものから103の組み合わせを厳選・再編集した一冊です。安福望さん直筆のミニ原画を書籍とセットで販売中です。]]

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第2位は、突如として現れた新出版社「さりげなく」から刊行された、仲西森奈さんの短歌集『起こさないでください』。12/1の京都新聞朝刊でこの本について短い文章を書いています。よろしければ、こちらから。なお、作家と出版チームになげかけたQ&A冊子をお買い上げの方への特典として差し上げています。部数に限りがございますので、ご希望の方はお早めに。

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第3位は、大橋知沙さんの京都歩き案内本『京都のいいとこ。』です。刊行から連続でランクインしている一冊。

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第4位は、タイ出身の漫画家・タムくんの生み出した代表的キャラクター『マムアンちゃん』を描いた四コマ漫画集。11/27にはイベントスペースにて、タムくんの似顔絵会を開催しました。

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第5位は、入荷がある度に売り切れているロングセラー、ゾウのはな子をめぐる写真集『はな子のいる風景 イメージを(ひっ)くりかえす』。AHA![Archive for Human Activities/人類の営みのためのアーカイブ]が企画したアーカイブプロジェクト、展示から生まれた一冊。AHA!さんが最近まで実施していたクラウドファウンディング企画も要注目です。https://motion-gallery.net/projects/nazoru_to_zureru

 

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第6位は、ダルマ糸でおなじみの横田株式会社発行のパターンブック第四弾『DARUMA PATTERN BOOK 4』。生活館ミニギャラリーでは、「秋の小さな編みもの展」と題した展示も開催しました。

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第7位は、ぽかん編集室刊、作家山田稔さんが幼少期の記憶を辿って書いた一冊『門司の幼少時代』です。11/17には、刊行記念のトークとして、山田稔さん、服部滋さん、澤村潤一郎さん、三名による鼎談イベントを開催いたしました。詳細はこちら

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第8位は、画家・junaidaさんの新しい絵本『の』。言葉と言葉の隙間にある「の」で、テンポよく繋がっていくエピソード。junaidaさんらしい、細やかで、おとぎ話の世界のような美しい絵がお楽しみいただけます。これからの季節、贈り物にも。

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第9位は、イラストレーター・西淑さんの集大成的一冊『西淑 作品集 Shuku Nishi WORKS』。当店にもファンの方が多い作家、待望の作品集です。ELVIS PRESSから。

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第10位は、ギャグ漫画家・藤岡拓太郎さんの絵本『たぷの里』。外は完全に冬の寒さになりましたが、変わらず人気の一冊です。

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今月は以上です。来月もお楽しみに。

 

(鎌田)

西井杏子・松波曜子 うつわ展

ギャラリーアンフェールでは、滋賀県信楽で作陶されている西井杏子さんと松波曜子さんのうつわ展を開催中です。

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松波曜子さんは、2015年と2016年にも当店で個展を開催いただきました。シンプルだけど、ころころ愛嬌のある佇まいで、毎日使いたくなる器が並びます。うつわにたっぷり温かいものを盛りつけて、手に包めば伝わる優しいぬくもりで暖をとる。キーンと沁みるような寒い季節のならではのしあわせなひとときを一緒に過ごしたくなるうつわたち。

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こちらは「たまご皿」。たまごみたいな形に一目惚れして、私も初めて展示いただいた時から日々愛用しています。おやつやちょっとしたおかずをのせるのにちょうどよくて、大活躍のお皿です。

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今回は初めて絵皿もご用意いただきました。シンプルなうつわに映える、セピア色のような絵。食べ終わった後に見えるささやかなお楽しみ。

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こちらも初めて登場する、色が違う土をパッチワークのようにつなぎ合わせてつくられた模様のうつわ。表と裏でまた雰囲気も変わって、絵とも違って、とてもおもしろい風合いです。

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西井杏子さんは、ギャラリーでの展示は今回が初めてだそうです。小さな陶板やお皿に、一つ一つ色とりどりに描かれています。動物や女の子はユーモラスでかわいらしくて、絵本を眺めているよう。

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外国のカラフルなタイルみたいな形や絵柄。小さなうつわいっぱいに広がる世界。
「いつもおいしいひとときをくれるお皿」がキャンバスだからでしょうか、手に取ると紙に描かれる絵にも勝るような嬉しい気持ちがこみ上げてきます。

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絵画のように飾って楽しんだり、食卓に並べたり、宝物のように慈しみたい美しいうつわをご用意いただきました。

 

おふたりとも、一つ一つ丁寧につくられた様子が伝わってくるうつわが並びます。いつも暮らしの傍らにあるうつわ、ぜひ手にとってお気に入りをさがしてみてください。ご来場をこころよりお待ちしております。

 

西井杏子・松波曜子 うつわ展
開催期間:2019年11月26日(火)-12月2日(月)
開催時間:10:00-21:00(最終日は16:00まで)
開催場所:ギャラリーアンフェール

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暮らしに寄り添う器と、暮らしに彩りを添える器の2人展。
チクチクと縫うように、土をペタペタとパッチワークした白い器や、
植物をイメージした緑の器。
動物や本をモチーフに、色彩と物語が溢れる器。
土の器のあたたかみ、手描きによる一点物のユーモア。
ぜひお手にとってゆっくりご覧頂けるとうれしいです。

 

(上田)

Ananö 冬の贈りものフェア

華奢で繊細な作品群で、当店で根強い人気のあるAnanöさん。
この12月、澄みわたる冬の空気のなかで特設フェアを開催します。

普段ご案内しているメダイやピンブローチのアクセサリー小物や裁縫道具などに加えて、新作をご用意しました。

クリスマス間近となり、どんな贈りものをしようかと思い巡らせる季節。大切な方への贈り物にはもちろん、自分へのごほうびに欲しくなるような素敵な商品が届きます。

 

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Ananö マークをモチーフにした小ぶりなピンブローチは、襟元につけるのはもちろん、カフスやネクタイピンがわりに付けるのもおすすめ。

お色はシルバー、ゴールド、コッパーの3色あります。

通常はすずらんの絵柄の台紙がつきますが、今年の冬は特別に、恵文社限定で冬バージョンの台紙をご用意いただきました。冬らしいヤドリギやヨーロッパの風景などの素敵なカードは、裏面にメッセージを描いてプレゼントするのも素敵です。


手芸メーカーのクロバーとのコラボレーションでうまれたPorte Bonheur(ポルトボヌール)シリーズからは、新作のスレダー、キューブまち針が届きます。

 

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スレダーは見ているだけでも美しく、本のしおりとしても活用できそう。
さいころ型のまち針ボックスは、かつてドイツなどの国で使用されていたもので、今もヴィンテージとして高い人気があります。
他にも、手仕事の時間を豊かにしてくれる道具をいろいろ取りそろえました。


ぜひ店頭でお手にとってじっくりご覧ください。
ご来場を心よりお待ちしております。

 

Ananö 冬の贈りものフェア
12月1日(日)〜12月15日(日)
恵文社一乗寺店 アンフェールの一角にて

 

(橋本)

宮田織物 わた入れはんてんフェア

福岡県筑後市を拠点におく宮田織物は、創業大正2年、久留米絣から出発し、昭和40年から「わた入れはんてん」を製造しています。日本古来の防寒具であるはんてんを、品質を落とさず、新しさも織りまぜ守り続けています。当店では3回目となるフェアですが、お布団に包まれているような暖かさ、未体験の方にこそお試し頂きたいと思います。

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会場には、今年の新作「結袢天」も並んでいます。長袖に格子模様、いかにも古典的な組み合わせですが、鮮やかな糸色と、艶のある生地がモダンな印象に。3カラーそれぞれ趣が異なります。また、人気の山並みシリーズに新色、グリーンが登場。昔ながらのシャトル織機でゆっくり織り上げた生地は、空気を含み柔らかな肌心地。このシリーズならではの風合いです。

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布地のデザイン・織り・裁断・縫製まで、全て自社で行われています。二人一組の手作業で綿を入れ、そのあとは丁寧に針と糸で綴じ合わせます。その様子は以下の動画でも紹介されています。



宮田織物 わた入れはんてんフェア
11月23日〜12月6日
恵文社一乗寺店 生活館ミニギャラリー

 

(田川)

西淑 作品集 Shuku Nishi WORKS 発売記念フェア

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イラストレーター西淑さんの10年の画業をまとめた作品集の発売を記念し、当店でフェアを開催いたします。作品集に収録の原画の展示、イラストを手掛けた雑貨、書籍の販売を行います。また、フェア最終日の12月15日(日)12時~16時には、生活館軒先にて販売会と、miepump coffee shopの珈琲屋台を行います。作品集をお持ちの方は、その場で西さんがサインをお入れいたします。
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西淑 作品集 発売記念フェア
2019年12月1日-12月15日
恵文社一乗寺店 生活館フロア
*原画の販売はございません。

 

(田川)

酒井駒子さんのラッピングペーパー

朝夕冷え込んで急に秋が深まってきました。クリスマスの贈り物を選ばれるお客様の姿もちらほら店頭でお見かけします。

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冬の贈り物にぜひ添えていただきたい、酒井駒子さんの図案を散りばめたラッピングペーパーをご用意いたしました。「本と子ども」をテーマに書き下ろしていただいた図案を、酒井駒子さんの雪や冬がテーマの絵本より地色を選んで、冬空にふわふわと舞う雪玉のイメージで制作したものです。

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こちらは店頭もしくはオンラインショップで「ラッピング」をご希望の際にお申し付けいただければ、こちらのペーパーでお包みします。
*オンラインショップでご希望の際は【書籍】をご購入の方に限らせて頂きます。
*包装紙だけでのお渡しではできません。
詳細はこちらをご参照ください。

恵文社からのささやかな冬の贈り物が、たくさんのお客様の笑顔に繋がりますことを心より願っております。

 
(星山)

kata kata「年末のご挨拶展」はじまりました

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11月12日より18日まで、アンフェールギャラリーにて、松永武さんと高井知絵さんによるkata kataの「年末のご挨拶展」を開催しています。kata kataは日本の伝統技法である、型染めや注染を用いて作られる風呂敷や手ぬぐいで独自の世界を表現しているユニット。http://kata-kata04.com

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手業の奥深さと、平面の表現でありながら想像をふくらませるデザインの巧みな図らいに惹かれます。その活躍は日本に留まらず海外からも注目されています。生活館の棚に並ぶ、動物柄の印判手皿で見覚えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

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今回の企画展では、型染めでデザインされたポスターサイズのカレンダーや、来年の干支であるねずみがモチーフの絵葉書や手ぬぐいなど、年末年始にご活用頂けるアイテムを揃えていただきました。また、手ぬぐいや風呂敷はもちろん、今回特別に新作も含め、生地の測り売りもございます。新年を迎えるにあたり部屋の模様替えにもいかがでしょうか。自然や動物がモチーフの生き生きとしたデザインなので室内がぱっと明るくなります。

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人気の豆皿をはじめ、なます皿や七寸皿は深さもあり、コトコト煮物の出番の多い晩秋から冬の季節に、きっと重宝することでしょう。会場にはたくさんのアイテムが並ぶほか、作品と一緒に撮影頂けるような布も。ご来場の記念や京都の観光の思い出に、ご家族や友人でお楽しみください。

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秋の京都にお越しの際は、是非足をお運びいただければ幸いです。

 

(星山)