恵文社一乗寺店 スタッフブログ

恵文社一乗寺店の入荷商品やイベントスケジュール、その他の情報をスタッフが発信いたします。

HARAPPA&YAMMA 販売受注会のおしらせ

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雑誌『nice things』今月号でも取り上げているヤンマ産業。
ヤンマ産業のブランド「YAMMA」といえば会津木綿、と言いきれるほど、特徴的な縞生地は目を引きます。伝統的でシンプルな柄も、現代の衣類に取り入れるとどこかモダンに感じるYAMMAならではの魅力です。現在では2軒しか残っていない会津木綿の織元のひとつ原山織物工場の生地を使い、お洋服を仕立てていたYAMMAでしたが、2015年からは後継の危機に瀕していた工場の事業も引き継ぎ、新たなブランドHARAPPAも生まれました。

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今回のフェア、会期前半は、HARAPPA商品の販売会を、後半には、YAMMA衣類の受注会を行います。YAMMAスタッフさんの在廊はありませんが、生地や丈の変更などは承ります。春からの新作も並びますので、お楽しみに。なかでもフルボタンのロングワンピースは、コート代わりに羽織れるのが人気です。

 

HARAPPA&YAMMA 販売受注会のおしらせ
9月14日〜9月20日 HARAPPA 会津木綿によるバッグや布小物の販売会
9月21日〜9月27日 YAMMA 会津木綿、リネン、オーガニックコットンの衣類受注会
恵文社一乗寺店 生活館ミニギャラリー

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(田川)

ナカムラユキ原画展『ころんちゃんの香りとあそぼ♪』

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ギャラリーアンフェールではイラストレーター・ナカムラユキさんの原画展を開催中です。雑誌や企業広告、挿絵等、数多くのイラストレーションを手がけられているナカムラユキさん、きっと皆さんどこかでイラストをご覧になったことがあると思います。

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今回は、ナカムラユキさんがイラストを担当された「ころんちゃんの香りとあそぼ♪」の発売を記念した原画展および展示販売会となります。「ころんちゃんの香りとあそぼ♪」は、香り豊かな木のキューブチップを自分でブレンドしてオリジナルの香りが作れるキット。

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月桃、黒文字、柚子、モミ、檜、杉の6種類の香りは、どれもぬくもりを感じるふわっと優しい心地にしてくれます。それぞれのチップを好きに組み合わせてブレンドして、少しずつ変わる香りを確かめながら自分好みの香りをつくる、実験のような楽しいキットです。ナカムラユキさんのイラストが可愛らしい小さなペーパークラフトバッグや、カードも付属されているので、作った香りを大切な人への贈り物にするのもいかがでしょう?

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会期中は15%OFFの特別価格にてご購入いただけます。また、8日には実際に香りを体験できるイベントもギャラリー内で開催します。ぜひお気軽にお立ち寄りくださいませ。

 

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壁を飾るのはナカムラユキさんの原画たち。「ころんちゃんの香りとあそぼ♪」で使用された原画はもちろん、パリの風景を描いたイラストもずらり。

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ナカムラユキさんのイラストは、鼻歌交じりで散歩にくり出した時のような、リズミカルで軽やかに踊る線がとびきり楽しい気持ちにしてくれます。これまで数十回パリを訪れたというナカムラユキさん。あちこちに漂うパンの香り、耳に心地よいフランス語、賑やかなマルシェ…憧れのパリの様子がいきいきと伝わってくるすてきなイラストが並びます。

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原画は一部をのぞき額装付きで販売もしています。なんと額はそれぞれのイラストに合わせて特注されたもの。イラストをより惹きたててくれています。

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会場では、原画展示の他に、ナカムラユキさんがデザインを手掛ける京都・寺町「プティ・タ・プティ」のグッズ等の販売も行います。 

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優しい香りとともに楽しむ原画作品。マルシェのように色とりどりの心躍る展示になりました。ぜひ遊びにいらしてください。ご来場をこころよりお待ちしております。

 

ナカムラユキ原画展『ころんちゃんの香りとあそぼ♪』
開催期間:2019年9月3日(火)-9月9日(月)
開催時間:10:00-21:00(最終日は16:00まで)
開催場所:ギャラリーアンフェール

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イラストレーター・ナカムラユキさんのイラスト約30点の展示とお洒落な小物や書籍など販売します。
天然植物精油100%の心地よい香りをアソートにした新商品『香りとあそぼ♪』は特別キャンペーン価格にてお買い求めいただけます。

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『香りとあそぼ♪』(ナカムラユキ×京ころん)

好きな香りを選んで自分だけのオリジナルブレンドを作れる6つの香りのアソートが誕生しました。パッケージに描かれた可愛いイラストの原画を是非この機会にご覧ください。

インテリア照明付アロマディフューザー「京ころん」も展示いたします。

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体験イベント開催!
好きな香りを3つ選んでオリジナルブレンドを作れる体験イベントも同時開催します。

日時:2019年9月8日(日)12:00-17:00

会場:ギャラリーアンフェール内

体験料:500円

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ナカムラユキ/イラストレーター

京都・寺町「プティ・タ・プティ」テキスタイルデザイナー
1988年キャラクターコンペ入賞を機にフリーのイラストレーターへ
雑誌「an an」「olive」「non・no」他多数の雑誌、企業広告、書籍挿画等のイラストレーションを手掛ける。
主な著書に、「京都に暮らす雑貨暦」「京都文具探訪」(共にアノニマ・スタジオ)、「エドウィナからの手紙」(金の星社)他多数。

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主催:株式会社トリートーン

 

(上田)

2019年8月書店売上ランキング

 8月の書籍売上ランキングをご紹介します。

 

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1位『たぷの里』藤岡拓太郎(ナナロク社)

 

2位『わたしを空腹にしないほうがいい』くどうれいん(BOOKNERD)

 

3位『漱石全集を買った日』山本善行清水裕也(夏葉社)

 

4位『天文学と印刷新たな世界像を求めて展覧会図録』(凸版印刷株式会社印刷博物館)

 

5位『100年後あなたもわたしもいない日に』土門蘭寺田マユミ(文鳥社)

 

6位『Spectator vol.44 ヒッピーの教科書』(エディトリアル・デパートメント)

 

7位『石の辞典』矢作ちはる内田有美(雷鳥社)

 

8位『岩田さん岩田聡はこんなことを話していた』岩田聡(ほぼ日)

 

9位『経営者の孤独。』土門蘭(ポプラ社)

 

10位『生きるように働く』ナカムラケンタ(ミシマ社)

 

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1位は、ギャグ漫画家・藤岡拓太郎さん初の絵本『たぷの里』。夏休みということもあり、よく手にとっていただきました。ナナロク社さんに追加納品をお願いしたところ、「たぷみくじ」なる謎のものが送られてきました。メモには「使えそうなら使ってください」と。例えば、小吉には「冷ややっこに醤油をこう、ちょうどいい感じでかけられるそんな程度には良い日でしょう」と書いてあります。小さなお客さんとのコミュニケーションに絶大な力を誇ったこのおみくじ、枚数も減ってきました。ご希望の方はレジ前にて。

www.keibunsha-books.com

 

2位は、盛岡の歌人、くどうれいんさんの『わたしを空腹にしないほうがいい』。恵文社では間違いなくこの一年で一番のロングセラー。作家と同じく盛岡の書店「BOOKNERD」が発行しています。

www.keibunsha-books.com

 

3位は、夏葉社から『漱石全集を買った日』。8/18(日)には、イベントスペースにて著者のおふたりと夏葉社の島田さんの鼎談トークイベントを企画しました。Facebookにレビューをあげています。よろしければこちらをご覧ください。

 https://www.facebook.com/cottage.keibunsha.3/posts/2166864546756909

www.keibunsha-books.com

 

4位は、東京印刷博物館展示図録『天文学と印刷新たな世界像を求めて』。8/4(日)の只本屋さん、ANTENNAさんが企画したMTRL京都のイベント「TAKE OUT!」に出店した際にはこちらが一番人気でした。

www.keibunsha-books.com

 

5位は、土門蘭さんの短歌と寺田マユミさん絵がマッチングした一冊『100年後あなたもわたしもいない日に』。MTRL京都でのイベントでは、文鳥社さんが隣だったのですが、土門さんがお客さんの本にサインと短歌を一緒に書いていたのが印象的でした。

 

6位は、雑誌『Spectator』のヒッピー特集。ビートニクの本よりも禅の本がよく一緒に手に取られる現象は今も続いています。どのお店もそうなんでしょうか?気になります。

www.keibunsha-books.com

 

7位は、今まさに生活館で原画展を開催している『石の辞典』。内田さんの絵をあしらったハンカチも展示に合わせて販売しています。www.keibunsha-books.com

 

8位は、元任天堂社長の岩田聡さんのことばをまとめた『岩田さん』。京都といえば任天堂。まさしくDS、Wii世代だったこともあり、自然と惹かれる一冊でした。

www.keibunsha-books.com

 

9位は、またも土門蘭さんが著者の『経営者の孤独。』。土門さんが往来堂の柳下さん、わざわざの平田さん、CAMPFIREの家入さんら10人の経営者にインタビューをした一冊です。

 

10位は、求人サイト「日本仕事百貨」代表のナカムラケンタさんの『生きるように働く』です。発売から一年が経とうとしているこの本がなぜ恵文社でいま売れているのか。それは「3BOOKS」という定例イベントを新たにナカムラさんと企画し、8/30(にそのプレイベントとしてキックオフミーティングを開催したからです。こちらの様子もFacebookにレビューを掲載しています。ぜひ。

https://facebook.com/cottage.keibunsha.3/posts/2179550925488271…

 

駆け足でしたが、今月は以上です。また来月もお楽しみに。

 

(鎌田)

Enfer『穀雨』ミニフェア のお知らせ

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新緑の美しい季節、松本クラフトフェアに出かける機会があり、木々に囲まれた並木道沿いに白いテントが立ち並ぶ入り口より少し入った右手側に、何かキラキラ輝くものが。そこで出会った黄金色に輝く小さな真鍮のオブジェの輝きに、一目惚れしました。

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真鍮は、経年変化を楽しめ、時を刻む不思議な合金。見事に光り輝いていても、時間とともに空気に触れると酸化していき、だんだんブロンズ色の渋みのある鈍い色あいに変化して時を刻みます。
 
今回展示していただく「どこか遠くにある街」シリーズは、小さな手のひらに載せると、おとぎ話が生まれてきそうな想像を掻き立てられ、あつめていくと街ができる喜びも味わえます。
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目線をオブジェに近づけると、真鍮色の建物の世界に入り込みたくなる誘惑に誘われます。ジュエリー作家さんならではの美しい仕上がりで、細かいディテールにこだわりを感じます。
 
アクセサリーも4シリーズお届け下さいました。穀雨さんらしい凝ったお作りなのは勿論なのですが、穀雨さんらしいこだわりのある作品。ケースに入っておりますが、お試しいただけます。ぜひこの機会に身に着けてみてお試しくださいませ。

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今回、穀雨のデザイナー、長南芳子さんがインスピレーションを受けられた、安野光雅さんの永く愛される絵本『旅の絵本』を、ご一緒に展示いたします。
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秋の気配も少しずつ感じられるようになりました。月明かりに照らされるオブジェやアクセサリーの世界は幻想的で美しいです。お近くにお越しの際は、ぜひ恵文社に足をお運びくださいませ。
 
Enfer『穀雨』ミニフェア
 
旅で目にした風景や本を読み想像した世界は、時間をかけ混ざり合い新しい情景を作り出します。そのこころに浮かんだ情景を、物語を紡ぐようにジュエリーやオブジェという形で表現しています。 “どこか遠くにある街” の景色をご覧ください。

日時:2019/9/1(日) -9/15(日) 10:00-21:00
会場:恵文社一乗寺店 ギャラリーアンフェール/ミニフェアコーナー

 

(星山)

『石の辞典』内田有美 原画展

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雷鳥社が刊行する「辞典シリーズ」第七弾のテーマは、鉱物。緻密で写実的なイラストで多方面に活躍する内田有美さんが挿画を担当し、きらめく石の魅力を、描きおろしのイラスト115点で紹介しています。本書の刊行を記念して、会場ではその原画32点を展示販売いたします。会場では、描写の細かさを間近でご覧いただくとともに、石の透明感や明るさなど、印刷との違いを比べてみるのも面白い。それぞれ形や硬度の異なる石の詳細は、本書巻末の挿画一覧から、すぐに調べることができます。

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また、会場ではそれら石を一面に散りばめたハンカチも販売しています。本とあわせて、贈りものとしても喜ばれることでしょう。


『石の辞典』内田有美 原画展
恵文社一乗寺店 生活館ミニギャラリー
8月31日 - 9月13日

 

(田川)

トムズボックス謹製ピンバッジ

絵本の編集プロダクション「トムズボックス」が制作する、絵本に登場するキャラクターをモチーフにした謹製ピンバッジをご紹介いたします。当店では書店レジ前のロングセラー商品。小さなピンバッジに凝縮されたキャラクターの可愛らしさに、ついついコレクションのひとつに加えたくなります。

 

先日入荷したばかりの和田誠さんのジャズシリーズ。ご本人も大のジャズファンとして知られています。音楽好きの方へのギフトにもお勧めです。

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 島田ゆかさんからは絵本に登場するキャラクター「おじぎちゃん」の3部作が入荷!

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根強い人気は柳原良平さんのアンクルトリスシリーズ、100%ORANGEさんの絵本の主人公など…

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OSAMU GOODS世代としては、原田治さんの描かれたキャラクターはたまりません。

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それぞれ裏面にトムズボックス謹製の文字と制作年月・作家のクレジットが入っている点もポイント。

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ピンバッジは後ろの金具をつまんで取り外しを行います。シャツの襟、胸元、帽子やバッグなど、気軽にたの しめるのも魅力。皆とおそろいのものには、ワンポイントに付けておくと区別がついて便利。帽子の前後ろの目印にも役立ちます。お好きな作家さん、一目惚れのデザイン、ただただかわいいから、プレゼントに喜んでもらえそう、旅の思い出に… トムズボックス謹製ピンバッジ、お手にとっていただけると嬉しいです。

 

※ピンを刺す素材によって、穴が開いてしまう場合がございます。また、尖った部分は危険ですので、直接肌に当たる場所やお子様の持ちものにはご使用にならないようご注意ください。

 

いずれも以下のページよりご購入いただけます。

http://www.keibunsha-books.com/shopbrand/g_acc_pin/

 

(萩原)

「陶と硝子展-think outside the box-」石原茉由子 岡村由季奈 西野瑠華 草薙聖子

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ギャラリーアンフェールでは、陶器と硝子、四人の作家さんが一堂に会した展示を開催中です。展示タイトルの「think outside the box」は「既成概念にとらわれない」の意。素材の持つ既成概念から一歩踏み出して、四人それぞれが自由に想像、制作された作品が並びます。

 

<石原茉由子さん>

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七宝文をモチーフに、小さな陶板が美しく配置された額装作品。円形が無限に繋がる七宝の模様は縁起物とされています。シンプルに大胆ではっと目を惹く美しい作品。

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こちらは懐中時計や腕時計に使用される小さな小さな部品だけを組み合わせてつくられた動物たち。指先ほどの小さな作品ですが、今にも歯車が回って動き出しそう!

 

<岡村由季奈さん>

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女性の肢体をモチーフに、女性ならではの美しさを意識し表現した作品を制作されています。壁に並ぶこちらは、色とりどりにメイクアップされた唇。陶磁特有のぽってりとした質感がやけに艶かしくてどきっとしてしまいます。

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こちらはぐい呑み。自立せず、穴が空いた土台にはめて置きます。穴を間違えてしまう頃にはそろそろ宴もおしまい?楽しい酒器です。

 

<西野瑠華さん>

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細い糸で編まれたレース布をモチーフにした作品。今にもふわっと崩れてしまいそうなほど、繊細な美しさに惹き込まれます。

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こちらは食べてしまいたくなるほどに美しくて美味しそうな和菓子をモチーフにした蓋物。硝子が持つ表現力に驚きます。


<草薙聖子さん>

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球体から美しい影が浮かび上がる「大菊」はまるで魔法のよう。空気が静まるようなたおやかな佇まいに心がきゅっとする、美しい作品が並びます。

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大ぶりのイヤリングはこれからの季節にぴったりの落ち着いたカラー。


陶磁や硝子という私たちもよく知っているはずの素材のイメージを覆す作品に驚くばかり。こうあるべき、こうであったはずといつの間にか植えつけられた概念が砕け散って生まれる素材の新しい可能性に心が踊ります。

少しひんやりした風が鼻先を霞めはじめ、感覚が冴え渡ってくるこの季節に、じっくり堪能いただきたい展示になりました。ご来場をこころよりお待ちしております。


陶と硝子展 -think outside the box-
開催期間:2019年8月27日(火)-9月2日(月)
開催時間:10:00-21:00(最終日は16:00まで)
開催場所:ギャラリーアンフェール

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陶芸作家2名と硝子作家2名によるグループ展。

“Think outside the box”は「既成概念にとらわない」の意からきています。

それぞれの考えや求めるものを自由に想像した、これまでの素材の既成概念から「一歩踏み出し」制作された4人の作品をご覧ください。

<展示作家>
陶磁: 石原茉由子 岡村由季奈
硝子: 西野瑠華 草薙聖子

 

(上田)