恵文社一乗寺店 スタッフブログ

恵文社一乗寺店の入荷商品やイベントスケジュール、その他の情報をスタッフが発信いたします。

浅井洋子 椅子敷き展

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眺めているだけであたたかそう。織作家・浅井洋子さんの展示会が始まりました。並ぶ作品は全て、木綿の経糸(たていと)にウールの糸の束を結びつけて織り上げる「ノッティング」という技法で織りあげています。手織りの椅子敷きは、民藝品店などでご覧になる機会も多いかと思いますが、格子や幾何学模様が多い中、浅井さんの作品は、動物や身近なモチーフを図案にしています。今回、ご用意頂いたのは定番の「りんごの木」「ぞう」「本とねずみ」に加えて、新作の「女の子とギター」「女の子 ふたり」など、絵柄から物語を感じさせる大らかな品々。ウール糸は浅井さんが色を調整し、染めたものを使用しています。グレートーンの紫や緑、寒い季節に合うような、落ち着いた配色で目にやさしく映ります。

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定番サイズ(およそ33×33cm) 税抜22000円

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こどもサイズ(およそ25×25cm) 税抜10000円
また今回は椅子敷きに加えて横長のマットもご用意頂きました。玄関マットとして、またソファなどに敷いても。椅子敷き同様に柔らかなイギリスウールを使用しているので、素足でもちくちくしません。

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皆さまのご来場をお待ちしております。


浅井洋子 椅子敷き展
2月3日〜2月16日
恵文社一乗寺店 生活館ミニギャラリー

 

(田川)

谷内亮太 結晶の声

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左京区白川の雑貨店「ちせ」のオーナ-であり、彫金作家として活動されている谷内亮太さんのフェアを、当店アンフェールフロアにて開催しています。 普段は動物や天体をモチーフにした作品を多く手掛けている谷内さんですが、今回のテーマは結晶。菱形や六角形、星の瞬きのような小さなシルバーピアス、イヤリングを中心に揃えています。また「花の環の指環」「月の満ち欠けの指環」など細かな装飾を施したリングも。サイズ変更も承りますので、お気軽にスタッフまでお声掛けください。 会場では展示会案内状の絵を描いて頂いた森綾花さんの木炭画も展示販売しています。

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谷内亮太アクセサリー展 結晶の声
2月1日-2月15日
アンフェールフロア一角にて

 
(田川)

CHIMASKI「ALL TALKING IS SHIT」

今年もジュエリーブランド「CHIMASKI」展をギャラリーアンフェールにて開催しています。CHIMASKIは、京都造形芸術大学出身の方たちが立ち上げたブランド。毎年、京都造形芸術大学在学中の学生さんの発表も兼ねて行われています。

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CHIMASKIではお馴染みのcomet。

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葉っぱや花びらなどをシルバーと油彩で再現した本物そっくりの小さなアクセサリー。風が運んでくれる小さな幸せを身につける、ささやかなジュエリーです。

 

学生さんの作品は、毎年楽しみになるほどに皆さん思い思いに作られた発想豊かなアクセサリーが並びます。

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そばを通るとふっといい香り。“いつかとけてなくなってしまう”石鹸で作られたジュエリー。

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高校生の時に校則で決められて履いていた、好きじゃなかったしろいくつしたで作られた“誰も見たことのない服”。

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そして今回は、前回に引き続き、障害者による美術作品が所蔵された「みずのき美術館」の活動にインスパイアされて制作された作品も並びます。

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みずのきで出会った人から生まれた「最愛の恋人たち」と名付けられた100個の指輪。

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みずのきの作品から一部分を切り取って作られたキーホルダー。

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みずのきで出会った人に書いてもらった読めない文字をそのままブローチに。もらった時の笑顔から文字以上の感情が読み取れたその感覚がそのまま形になりました。

 

豪華に着飾るだけがジュエリーの役目じゃない。すぐに壊れてしまうような儚いものも、その人にとってはかけがえのない宝物だったりする。その人だけのジュエリー。ジュエリーから自分の本質と向き合うきっかけを与えてくれるようで、CHIMASKIさんと学生さんたちの展示は、毎年いつもハッとさせられます。

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ここでご紹介したのはほんの一部。まだまだたくさんの作品が揃いました。ぜひじっくりご覧くださいませ。ご来場をこころよりお待ちしております。

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CHIMASKI「ALL TALKING IS SHIT」

開催期間:2018年1月23日(火)-2月5日(月)

開催時間:10:00-21:00(最終日は18:00まで)

開催場所:ギャラリーアンフェール

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ジュエリーデザインのCHIMASKI(京都)と京都造形芸術大学空間演出デザイン学科による、ニュージュエリーと雑貨の展覧会及び販売。障害者による美術で有名な“みずのき美術館”の活動にインスパイアされた物事が揃う。

 

(上田)

 

nicoの出張ロシア雑貨店 киоск

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湯島天神近く、巨大マンション一角にある、輸入雑貨店のnicoさん。琺瑯やプラスチック食器、エプロン、ビニールバッグ、文具、紙、布、紐… 異国の物、物、物にあふれた店内は、いつ訪れてもお買い物せずにはいられません。(上写真はnico店内の様子)

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さて、そのお店が湯島から一乗寺に!2月2日まで出張ロシアフェアを開催しています。10年以上、訪れているロシアの品々。その買い付け旅行の様子は、手作りの『ロシア冊子』に詳しく、是非会場でご覧くださいませ。今回並ぶのはnico定番の首だけセーター、サローチカ(シュミーズのような薄手ワンピース)、綿パンツ(花模様が可愛らしく、タイツに合わせたりと重ね着しやすい)、路上でおばあさんが編んでいるというソックスやミトンなど。なかでも色鮮やかなスカーフは、身に付ければ冬の装いのアクセントに。15年前にハバロフスクを訪れた際は、町中、スカーフを巻いたおばあさんだらけだったそうです。その様子は『スカーフ冊子』でも紹介されている通り、あご下で結んだり、後ろに流したり、風呂敷がわりに使ったり、布使いのセンスの良さには惚れ惚れします。そんなロシアのおばあさんに倣い、自分なりにアレンジしたおしゃれをお楽しみいただければと思います。

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東京・湯島の輸入雑貨店
nicoの出張ロシア雑貨店 киоскキオスク
1月20日-2月2日
恵文社一乗寺店生活館ミニギャラリー

 

(田川)

真木テキスタイルスタジオ フェア

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現在、生活館の一角では、真木テキスタイルスタジオのミニフェアを展開しています。タッサーシルクをはじめ、綿や麻、さまざまな素材の持ち味を活かし、糸のなりたい姿を表す織物。インド・ヒマラヤ麓のふもとに設けた工房で、地元の職人さんと糸作りから織り、染め、縫製を行い、手仕事を大切にした布づくりを行っています。

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今回はあたたかなウールやパシュミナ素材を中心にご用意いただきました。ヒマラヤの険しい山々を駆け巡る在来種の羊の毛は、丈夫で暖か。その毛を手紡ぎし、織り上げた格子柄の掛け布は、ショールのように羽織ったり、首に巻いたり、腰布として使う際は、フリンジがアクセントになります。また、ピュアパシミナの細糸で織り上げたショールは、手が滑るぐらいのなめらかさが大きな魅力。動物(山羊)の毛からこんなに柔らかな布が出来上がるなんてと驚きます。是非お手に取ってその風合いをお楽しみくださいませ。

 

真木テキスタイルフェア
1月5日-1月25日
恵文社一乗寺店 生活館フロア内にて

 

(田川)

3月17日 冬の酵母仕込み2018

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鳥取・大山(だいせん)のふもとにあるパン屋「小さじいち」さん。1~3月は店舗を休業し、各地でパンの販売やワークショップを行っています。当店でも毎年恒例のイベント『冬の酵母仕込み』、今冬の開催も決定しました!

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自家製天然酵母はその発酵力を利用したパン作りだけでなく、日々のご家庭の食生活の中に簡単に取り入れられる発酵食品です。ごくごく飲める天然のドリンクや天然の旨み調味料にになったり。その季節だけの果物を年中使えるよう、手っ取り早く保存するのにも発酵が役立ちます。 

ご家庭に1本あれば、一年中使える便利でヘルシーな調味料として活躍する酵母の冬仕込み。不思議でおいしい酵母を知るひと時を過ごしてください。

酵母の材料は季節の無農薬の果物、オーガニックドライフルーツ、ハーブ、豆乳などをご用意しますので、お好きなものを選んでお1人1瓶、酵母を仕込んで持って帰っていただきます。いろいろな酵母液の試飲や、酵母液を利用して作ったパンに合うお野菜のディップとパンを試食していただきます。

また同じ発酵食品として注目されているコンブチャ(紅茶キノコ)の培養のおはなしや試飲、「人類みな菌類」のキャッチフレーズのパラダイスアレイさんから分けていただいた謎菌のおはなしなどなど。

 

【試食メニュー】
自家製酵母パンと酵母のパンに合うおかず。
(玄米酵母が生きたスープ、金柑酵母のきのこコンフィ、キュウイ酵母のドレッシング、ブルーベリー酵母のマリネ、玄米酵母の豆乳ヨーグルト、コンブチャとフルーツのドリンク)

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開催日:2018年3月17日(土)

以下のいずれかの回をお選びください

午前の回 11:00~12:30  満席となりました
午後の回 14:00~15:30  満席となりました

講師:コウボパン小さじいち
定員:各回14名
会場:恵文社一乗寺店COTTAGE

参加費:3500円(材料・酵母のビン・試飲試食・資料・お土産付)
持参するもの:筆記用具・手ぬぐい・簡単なエプロン・1リットルビンを入れて持って帰る袋

お申し込み・お問い合わせは
恵文社一乗寺店 生活館まで seikatsukan[a]keibunsha-books.com
※[a]を@に変更して、お問合せ願います。

お申し込みの際は、お名前・お電話番号・予約人数をお知らせください。折り返し、お支払い方法をご案内致します。お申し込みから10日以内に、参加費を郵便局へお振込み、または、店舗でお支払いただき、参加費のご入金確認をもって正式な予約完了となります。

※お申し込み後のキャンセルはお受けできません。
※万一、当日のご参加ができなくなった場合も、参加費のご返金はできませんのでご了承ください。

 

また3月17日、18日 はパンの販売も行います。
みなさまのご来場をお待ちしております!

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(田川)

糸で描く絵 井上有美子個展

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ギャラリーアンフェールでは、井上有美子さんの個展を二年ぶりに開催いただいています。

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たおやかな線が美しくキャンバスを流れる作品、幾重にも塗り重ねられた力強い作品…前回の個展から二年間で制作された表情豊かな作品が並びます。

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一見、油絵や日本画のように見える井上さんの作品は、実はすべて刺繍で描かれたもの。近くで見て気づかれる方も多く、ギャラリーからは驚きの声がたくさん聞こえます。

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思うままにひと針ひと針縫い描かれ、絵の具とはまた違う、艶やかな糸の質感。繊細な色合いと大胆な糸の流れに、胸がざわめくほど引き込まれてしまいます。

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過去作品やスケッチを収めたポートフォリオもご自由にご覧いただけます。

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独自の表現で描かれる世界、ぜひじっくりご堪能ください。ご来場をこころよりお待ちしております。

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糸で描く絵 井上有美子個展
開催期間:2018年1月9日(火)-15日(月)
開催時間:10:00-21:00(最終日は18:00まで)
開催場所:ギャラリーアンフェール

手刺繍によるアートワークの展示です。2年ぶりの個展です。
2年の間に出来た10数点を展示します。
動物や植物をモチーフに、風や温度、音などを
見た人に感じてもらえるものになればと思い、制作しています。


(上田)