恵文社一乗寺店 スタッフブログ

恵文社一乗寺店の入荷商品やイベントスケジュール、その他の情報をスタッフが発信いたします。

CHIMASKI"sauce"

今年もアクセサリーブランド CHIMASKI(チマスキー)の展示を、ギャラリーアンフェールにて開催しています。

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CHIMASKIは、当店のすぐ近くにある京都造形芸術大学出身の方たちで立ち上げられたアクセサリーブランド。毎年この時期に開催される展示は、CHIMASKIのプロジェクトに参加した在学中の学生さんの発表も兼ねて行われています。毎年ひとつのテーマで、趣向を凝らした空間がつくられます。

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今年のテーマは”sauce”。京都・亀岡にある「障碍者支援施設みずのき」で制作された作品やそこの人たちの暮らしにフォーカスし、リサーチの後ジュエリーや雑貨にプロダクトアウトされたという作品が並びます。施設の人たちやその人たちが作った作品から得たインスピレーションから学生の皆さんの手で、小さくて大切な宝物になりました。

 

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CHIMASKIのアクセサリーは、本物のお菓子の包み紙をジュエリーにしたり、落葉などをモチーフにしたブローチだったり…とても自由な発想で、子どもの頃に宝物にしていたものが本当にジュエリーになったような懐かしくてうれしくなるようなワクワクした気持ちをもたらしてくれます。

 

今回参加された学生さんの作品にも、そんな溢れるような気持ちが込められていて、ひとつひとつ眺めては楽しくて心地よいものばかり。

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それぞれの作品にはいろんな思いやアイデアが込められたキャプションが添えられ、作品をより楽しませてくれます。会期中はCHIMASKIスタッフさんと学生さんも在廊されているので、ぜひお気軽に話も聞いてみてください。

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お気に入りのアクセサリーがみつかりますように。ご来場をこころよりお待ちしております。

 

CHIMASKI"sauce"

開催期間:2017年1月31日(火)-2月13日(月)

開催時間:10:00-21:00(最終日は18:00まで)

開催場所:ギャラリーアンフェール

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(上田)

フジモトマサル 表紙掲載当時の『ちくま』フェア

店内の小さな展示のご案内。

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背中合わせに座り、仲良く本を読む2匹の貘のこども。

さて、このイラストからどんな物語を想像されるでしょうか。

 

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12月の文庫化以来、当店でもたくさんの方に手にとって頂いているフジモトマサル、吉田篤弘の共著『という、はなし』(筑摩書房)。それはもう、方々で紹介してきたものですから、既にご存知の方も多いかもしれませんが、もう一度だけお付き合いください。夜行列車で、灯台で、風呂で、車で、ベッドで。本を開き、読書に耽る動物たち。筑摩書房のPR誌『ちくま』の表紙を2年間飾ったフジモトさんが描いた24の読書風景に、吉田さんがそれぞれストーリーをつけた絵物語集です。

 

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つい先日、スタッフの自宅からフジモトさんのイラストが掲載されていた当時の『ちくま』がまとまって発見されました。イラストだけを眺めていると、頭の中で物語が次々に膨らんでいきます。そして、我々の想像を超えて楽しませてくれる吉田篤弘節が存分に効いたショートショート。可愛らしい貘のこどもらが『羅生門』や『銭形平次』を読んでいるなんて、誰が想像できるでしょうか。

 

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せっかくなので、皆様にも見て頂こうということで、書店奥の壁面にて『ちくま』と、フジモトさんの著作を集めた展示を開催中です。あいにく、スタッフ私物のため『ちくま』の販売はしておりません。 

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夜眠る前、朝の通勤途中のお供に。ささやかな展示と合わせてお楽しみください。

2月中旬までの展開を予定しております。

 

(鎌田)

SHIMOKITAZAWA in KYOTO 大野舞原画展

店内の小さな展示のご案内。

 

まず、全く関係のない話題から。

話題書でもある『もし京都が東京だったらマップ』という本をご存知でしょうか。京都の土地を、それぞれの特徴を鑑みた上で、東京の土地に置き換えるというユニークな試みがされた本書。著者の岸本千佳さんの分析によれば、私たちの住む一乗寺は荻窪に近いそうです。では、下北沢はどうでしょう。意外とお洒落さの微塵もない我らが一乗寺ですが、下北沢に近いところもあると思いませんか。

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2月中、吉本ばななさんの『下北沢について』などの装画を手がけるイラストレーター・大野舞さんの原画展「SHIMOKITAZAWA in KYOTO」を書店の一角にて開催しています。

 

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まるで童話の世界のような、可愛らしいイラストのポストカードやカレンダー。

 

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そして、下北沢といえば本屋。DARWIN ROOM、気流舎、そしてB&B。

大野さんがイラストを手掛けているB&Bオリジナルグッズや、普段下北沢でしか買えない小冊子版『下北沢について』も会期中限定で特別に販売いたします。(B&Bさんありがとうございます。)

ご来店の際は、ぜひお立ち寄りください。

 

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SHIMOKITAZAWA in KYOTO

会期:2017年2月1日 – 2月28日

書店奥のスペースにて

 

(鎌田)

今週の新入荷、2月第1週

毎週金曜日、その週に入荷した活きが良い本をご紹介。

 

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今週の一冊目は、画家・猪熊弦一郎初の写真集『ニューヨークの壁/WALLS IN N.Y.C.』です。アンリ・マティスに学び、フランスをはじめ海外での滞在を通じてその見聞を広げた猪熊弦一郎。フランスに渡る途中ではじめて訪れたニューヨークに魅了され、その後20年間、同地に拠点を置き、活動を続けます。

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写真好きでもあった彼が、そのとき出会った街中のガラクタや、落書き、広告の剥がし跡を写し取った作品を半世紀の時を経て編纂された写真集がこちらの一冊です。注目していただきたいのは、おそらく本人によるものだと思われる、スライドの余白に書き込まれた文字や印です。他の写真集にはないこの書き込みがより一層この作品群を独特のものへと仕上げているのではないでしょうか。これらの写真が撮られたのは、1950年後半から1960年代。その後グラフィティ・アートが街に溢れかえるよりも以前にその萌芽を見出していたあたり、感心するほかありません。

 

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「たがいに無関心を装いながらゆるい坂道をのぼってきた人々の大半が、丘のうえの交差点を直進して、目的地の絞られる一本道へとぞろぞろ入り込んでいく。」

011p 青少年のいる光景より

 クラシックミュージックに捧げる、堀江敏幸初の音楽エッセイ『音の糸』。冒頭の一文を読み、たしか帯にはエッセイと書いてあったはずだと、思わず一度本を閉じ、表紙を見なおします。とたんにそのあまりに端正な文体には、その線引きが無意味だったことを思い出し、あらためてその世界へ。音楽に明るい方はなおさらのことでしょうが、自らの体験を田中小実昌調に書いていたり、さすがのセンスに、クラシックに明るくない私も存分に楽しめました。

こちらの作品が連載されていたのは『クラシックプレミアム』というCD付きの雑誌。堀江さんの文章は逐一追ってきたつもりでしたが、どうりで見逃していたわけです。

 

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昨日入荷したばかり、写真家・植本一子さんのひりつくような日常の記録『家族最後の日』。母との絶縁、義弟の自殺、そして夫の癌。日記を書くことからはじまった家族と向き合うための日々。光り輝くような植本さんの写真とは対照的に、誰しもが抱える心のうちの薄暗い部分が淡々と綴られているがゆえに、ひとつひとつの何気ない心情が、どうしようもなく読む者に突き刺さります。「今を生きてる?」と私たちに問いかけ、同時にそっと傍に寄り添っていてくれる一冊です。※サイン本は完売しました。

 

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ロンドンのインディペンデントプリンティングスタジオ、Hato Pressより発行されている、ロンドン在住のアーティスト、ジェイ・カバーのイラスト作品集『Flat』。マティーノ・ガンパー、チャールズ&レイ・イームズ、マックス・ラムなどのデザイナーたちの家具が置かれた室内に、様々なスケールの動物たちが限りなくシンプルな味のあるタッチで描かれています。発色も鮮やかな一冊です。

 

その他、年に一度のお楽しみ、みすず書房のPR誌『みすず 読書アンケート号』、黄色い表紙が目印の『Spectator vol.38』赤塚不二夫特集(特典ノートブック付き)、鳥好きにはたまらない「WONDERVOGEL/渡り鳥」特集の小冊子『murren vol.20』、昭和から続く名店とその時代を築いてきた者と、それを継いだものへのインタビュー集『昭和の店に惹かれる理由』など、魅力的な新刊が多数入荷しております。

 

店内BGMのこと。

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最近頻繁に流している、オレゴン州の小さな町に生まれたシンガーソングライターLaula Gibsonの「Empire Builder」(当店でも近日取扱開始!)。優しく可憐な彼女の歌声とキャッチーな旋律が見事に融合した傑作です。先日、京都アバンギルドでのライブでは、ギターとピアノを持ちかえ、ときどきワインを口にしながら、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。店頭にお越しの際は、耳を傾けてみてください。

 

それでは長くなりましたが、また来週どうぞお楽しみに。

 

《今回紹介した本》

『ニューヨークの壁』丸亀市猪熊弦一郎美術館

http://www.keibunsha-books.com/shopdetail/000000020779/

『音の糸』堀江敏幸 小学館

『家族最後の日』植本一子 太田出版

http://www.keibunsha-books.com/shopdetail/000000020804/

『Flat 2nd edition』Jay Cover Hato Press

http://www.keibunsha-books.com/shopdetail/000000020795/

(鎌田)

金城貴史 木の匙 展 2

先にこちらでもご紹介しました、木工作家・金城貴史さんの木匙の展示会にあわせて、会場ではジャムの販売も行います。

菓子研究家・いがらしろみさんが手掛けるジャム専門店、Romi-Unie Confitureからは、定番の80gサイズを6種類、ご用意いただきました。

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(上の写真は、「Maison romi-unie」のレシピを再現できる『BISCUIT BOOK』より。こちらの書籍も、当店では長くご好評頂いています。)

 

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ジャムのラインナップは以下の通り:

Anniversaire(アニヴェルセール)税込700円
いちごとフランボワーズの甘酸っぱいジャム。なんにでもよく合う定番品。

Caramel Bretagne(キャラメル・ブルターニュ)税込760円
発酵バターの入ったほろ苦いキャラメルクリームにフランス・ゲランドの塩をアクセントに加えたもの。

Cache-Cache(カシュ・カシュ)税込700円
フランス産いちじくと酸味のあるカシスを合わせたジャム。チーズにもよく合います。

Gris-Gris(グリグリ)税込700円
さっぱりキウイに甘い香りのバナナをプラス。爽やかさとコクを楽しめます。

Mademoiselle(マドモワゼル) 税込760円
フランス産のプラム・ミラベルに、ミラベルのお酒で香りをつけたジャム。

Citrus Pamplemousse(シトラス・パンプルムース)税込760円
国産グレープフルーツとビートグラニュー糖のみで作ったマーマレード。こちらはイギリスで開催されている国際マーマレードアワード2016で金賞を受賞。

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※お電話でのお取り置き、ご予約はご遠慮頂いております。ご了承のほどお願いいたします。

 

このたびジャムをご用意頂くRomi-Unie Confiture(いがらしろみ)さん、mitsukojiさんともに、最近出版されたばかりの書籍『なにのせる?』でもお菓子を掲載されています。生活館にて販売していますので、ご来店の際は、あわせてご覧いただけましたらと思います。

 

(田川)

金城貴史 木の匙 展

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一風変わった形をしている匙。
こちらは、瓶の底に残ったジャムを、きれいにすくい取れるようにと作られた商品です。作り手である金城貴史さんが、どのような瓶でも隅々まで掬えるようにと、辿り着いたこの形。ジャムを塗った後は、瓶の口に引っ掛けておくこともできるので、匙の置き場にも困りません。はちみつや、瓶詰の調味料が底に残ってしまってもったいない、そんな時にも活躍してくれます。痒いところに手が届く、新しい形のカトラリー。使ってみたくなりませんか?
金城さんが4年以上作り続けているこの作品は、工芸都市高岡2016クラフトコンペティションで奨励賞を受賞しました。口当たりの良さ、また経年変化が美しく出るようにと、仕上まで刃物を使って作られているのも良いところ。山桜、ホオ、クリ、ミカン、カエデ、ヤマモモ、クヌギ、様々な樹種の色や表情を見比べるだけでも楽しめます。

そんな「金城貴史 木の匙 展」は、2月4日より生活館ミニギャラリーにて開催いたします。ジャム匙以外にも、カレーにちょうど良い大きめのスプーン、蓮華、おしゃもじ等を揃えています。

同展では、匙にあわせておいしいジャムもご紹介します。
一つは、菓子研究家である、いがらしろみさんが2004年、神奈川県鎌倉にオープンしたRomi-Unie Confitureの商品。(今回は6種ご用意頂きました。ラインナップは追ってご紹介いたします。)

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もう一つは、東京都三鷹にて活動されているmitsukojiさんのもの。
今が旬である、金柑独特の苦味と甘みがまっすぐに感じられる「金柑とキャラメルのマーマレード」をご用意しています。果実の甘みがギュッと詰まったおいしいジャムは、お土産や贈り物にもぴったりです。

 

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ぬくもりある手仕事に触れると、気持ちもほんのりと温かくなるようです。冷え込む季節ではございますが、皆様のお越しをお待ちしております。

 

金城貴史 木の匙 展
2月4日〜2月17日
恵文社一乗寺店 生活館ミニギャラリー



(秀野)

 

2017年1月書店売上ランキング

気がつけば、2月。

2月といえば、明日から左京区最大のお祭り吉田神社節分祭がはじまります。今年も正月に店頭に出していたお飾りを吉田神社に納める大役をまかされました。季節を感じながら働けるというのは幸せなものです。私が生れ育った土地では節分にどんど焼きという大きな火を焚く風習がいまだ残っています。調べればどんど焼きは通常小正月(1月15日)に開催されるものだそうですが、なぜ地元では節分に行われているのか謎のままです。

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さて、2017年1月のランキングはこのようになりました。

 

1位『野菜たっぷりすり鉢料理』宮本しばに アノニマ・スタジオ

2位『一汁一菜でよいという提案 』土井善晴 グラフィック社 

3位『世界をきちんとあじわうための本』ホモ・サピエンスの道具研究会 ELVIS PRESS

4位『珈琲のはなし。』高橋マキ

5位『京都の中華』姜尚美 幻冬舎

6位『という、はなし』吉田篤弘 フジモトマサル 筑摩書房

7位『茨木のり子の献立帖』平凡社

8位『冬の本』夏葉社

9位『千明初美作品集 ちひろのお城』千明初美 復刊ドットコム

10位『うれしいセーター』三國万里子 ほぼ日

 

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1位は、すり鉢を使った料理・食卓を提案する新しいタイプのレシピブック『野菜たっぷりすり鉢料理』です。1月中、著者の宮本しばにさんが運営するキッチンツールサイト「studio482+」でも紹介されている山只華陶苑のすり鉢フェアを開催しました。絵付きのものや、素朴な色合いのすり鉢がずらり。実際に手に取ると食卓に並べたときのイメージが次々に膨みます。21日には実際にしばにさんをお招きしたワークショップも。私もおにぎりをご馳走になりましたが、炒った胡麻をパッとかけるだけのシンプルな味付けとは思えない美味しさでした。 

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7位の『茨木のり子の献立帖』は、茨木のり子が残した膨大な日記やスクラップブックから、レシピを書き出し、茨木家の食卓を再現した一冊です。本書をはじめ、茨木さんの著作はそのどれもが凛とした佇まいをしています。著作を集めた特集を店頭にて開催中です。普段、詩歌の棚に一冊並んでいる姿も魅力的ですが、集まって並んだ様子も壮観です。

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8位は、昨年末待望の重版がかかった『冬の本』。吉田篤弘さんの「すべての本は冬のためにある。」という言葉に触発されて、今冬、至るところでこの本を紹介してきましたが、冬もあと少しということで、最後にもう一度だけ。84人の愛書家が冬にまつわる本を思いおもいにめぐるこちらのエッセイ集、発売から4年が経ちましたが、改めてトップ10にランクインです。1月は思い返せば、雪がたくさん降りました。「雪が降れば本屋が儲かる」。(実際、そんなことはない。)そんなくだらないことを考えながら、雪の日に『冬の本』を手に取られる方を見かけては、心の内で喜んでいました。

 

それでは、今回はこのあたりで。

また来月、お楽しみに。

 

(鎌田)