恵文社一乗寺店 スタッフブログ

恵文社一乗寺店の入荷商品やイベントスケジュール、その他の情報をスタッフが発信いたします。

SWISH!の展示が始まりました

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手編みのニットメイカーSWISH!の展示が始まりました。主にウール、アルパカ糸を用いて編まれたカラフルな品々が並ぶ、目に楽しい空間です。

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ミックスの毛糸を大胆に取り入れたり、鮮やかな赤とスモーキーカラーの組み合わせなど、配色のセンスはSWISH!ならでは。手仕事の野暮ったさが無く、モノとして新しく見えるのは、その洗練されたバランス感覚によるのでしょうか。ハンドウォーマーは2箇所で糸色を切り替えており、右手左手でアシンメトリーな色の取り合わせのものがほとんどです。着けてみると、色違いのニットが袖から覗いてチャーミング。

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フーディーネックウォーマーは、SWISH!の定番アイテムと言えますが、サイドの模様が毎年、微妙に異なります。今回はジグザグ模様や、アーガイル風のデザイン、ポイントに毛足の長い糸を使用した物など、どれも個性的。顔をすっぽり覆う様に被ったり、フードを下げて首後ろに三角を見せたりと着こなしを考えるのも楽しさのひとつ。肌に直接触れてもチクチクせず、むしろウールの暖かさに安心感を覚えます。

そして
髪型、服装が年を追うごとにグレードアップしている編み人形たちも、大集合!

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 皆さまのご来場をお待ちしております。

 

SWISH! KNITTING
OFF THE SHELF 2016
11月12日〜11月25日
恵文社一乗寺店 生活館ミニギャラリー

 

(田川)

冬物入荷のお知らせ②

続々と入荷している冬物商品の中でも、特におすすめしたいのは新潟県生まれ、こちらの『湯たんぽ』です。

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新潟といえばステンレス加工の燕市が有名ですが、他にも鍛治の街三条市、桐ダンスの加茂市、ニットの五泉市など、長く日本の製造業を支えてきた地場産地が集まっています。しかしこれら地域も、近年は後継者不足や海外競争の中での衰退化が目立ってきたそう。そこで、その地域から生まれる本当に良いもの、作り手も誇りを持って働ける産業にしようと生まれた商品のひとつが、こちらです。

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ステンレス製の丸型本体は、燕市にある金属加工会社(ツバメテック)が製造。カバーは、ふきんで有名な日東紡の新潟工場が製糸し、それを五泉市のニットメーカー(フォルツニット)が編み上げています。産地間の垣根を取り払い、製造過程すべてを雪国新潟で行ったプロダクトです。

まるでニットセッターを着たような姿。小ぶりで持ち運びし易く、車内でお使い頂いたり、アウトドアのお供にも。膝の上にころんと置いて、冬の読書を楽しんでみてはいかがでしょう。

 

湯たんぽ 商品ページは こちら

冬物入荷のお知らせ①は こちら

 

(田川)

ハードワーカーシューズメイキングスクール 卒業者合同展示会「靴作家 各々の現在地展」

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ギャラリーアンフェールでは神戸にあるハードワーカーシューズメイキングスクールによる卒業者合同展示会「靴作家各々の現在地展」を開催中です。先週開催されたYusukeOmoriさんが講師を務めるこの学校を卒業し、靴作家としてさまざまな土地で活動されている総勢17名の皆さんが一同に会しました。

 

同じ革靴でも、作り手によって本当にいろんな種類が並びます。カジュアルなもの、フォーマルなもの、ドレッシーなもの、子ども用…いろんな靴が勢ぞろいして、靴のデパートのようにワクワクする空間になりました。

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こちらは飾っておきたくなるくらいかわいらしい子ども用シューズ。出産祝いなどにぴったりなメモリアルシューズです。

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タキシードが靴に変身したようなものやスニーカーのような革靴など、おもしろいデザインのもの。すてきな紳士が履いていそうな上品な革靴。色とりどりのパンプスはドレスを選ぶような気分。

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靴に関するすてきな言葉やお話はいろいろありますが、いろんな靴を眺めていたらなるほど、本当に「靴はその人の人生そのもの」な気がしました。おしゃれはもちろん、健康にも大事な靴。出かける時、常に一緒にいる靴はその人の人生の歩みに寄り添う大切なアイテム。だからこそお気に入りの一足を選んで、長く大切にしたいですね。生活館では、ドイツ製タピールの革靴ケアアイテムもお取り扱い中。ぜひこの機会に革靴の魅力にふれてみてはいかがでしょう。

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靴によってオーダーや即売も可能です。寒くなって足元のおしゃれも楽しみたい季節にぴったりのワクワク心おどる展示、ぜひお立ち寄りください。ご来場をこころよりお待ちしております。


ハードワーカーシューズメイキングスクール 卒業者合同展示会「靴作家 各々の現在地展」
開催期間:2016年11月8日(火)-14日(月)
開催時間:10:00-21:00(最終日は18:00まで)
開催場所:ギャラリーアンフェール

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神戸三ノ宮の靴作り教室ハードワーカーシューズメイキングスクールが来年の開校10周年を前に一つの区切りとして卒業者合同展を行います。教室を卒業後、全国各地で靴作家として活動する20人近くの作家が京都恵文社で一堂に会して作品を展示、販売いたします。
パンプスが得意な作家、紳士靴が得意な作家、カジュアルシューズの作家…必ずあなたに合った作家が見つかるはず。
もちろん気に入った作品はオーダーや購入が可能です。
開業したての作家、中堅の域に達しようとしている作家…
それぞれの靴作家の現在地を是非ご覧ください。

展示会ウェブサイト http://hwexhibition.strikingly.com


(上田)

冬物入荷のお知らせ①

当店サイトでもクリスマスコーナーが始まりましたが、続々と手編み手織りの暖かい品々が入荷しています。こちらでも随時、ご紹介していきたいと思います。

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まずatelier KUSHGULさんより届いたマフラー。
定番の千鳥模様は赤色から紺、グレーの落ちついたお色のものまで。今年は新しく、たて糸とよこ糸の混色の面白さを追求したシリーズ"mingle"が登場。deep sea 、grassland 、milky beige と名付けられたニュアンスカラーと、ウールの肌触りが調和した、優しい1枚です。フリンジの長さや縒りの風合いに至る細部まで美しく、こだわりと丁寧さが見て取れます。

 

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南米はペルー、ボリビアの作り手さんと商品を作っているPUENTEからも、アルパカ素材の冬小物が多数届いています。毎年人気のアンクルウォーマーや、今年は新しくアンデス模様のキャップも。複数の色糸を使ったこちらのキャップも含め、当店で販売しているPUENTE商品は全てアルパカの毛の天然色。だからこそアルパカ1頭ごとに個体差があるので、全く同じ色のものはありません。

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こちらは折り込んで結ぶとキャップにもなる、3wayネックウォーマー

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軽く薄く、なめらかで、リラックスした気心地のPUENTEのニットアイテム。何よりその保温性を実感頂くには、ご試着していただくのが一番。一部店頭に並んでいないものもございますが、すぐにお出しできますので、スタッフまで気軽にお声かけください。

 

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また、イランのマースレー村で編まれているソックス
現在サイトでは一部品切れとなっていますが、近日追加で掲載いたします!

 

(田川)

Yusuke Omori受注展示会「少し上質な普段履き展」

ギャラリーアンフェールでは現在、『Yusuke Omori受注展示会/少し上質な普段履き展』を開催中です。2年前にも当ギャラリーで受注展示会を開いていただき、今回はひさしぶりの開催となりました。細かくサイズを測ってヒヤリングされた上、その人に合ったシューズをオーダーメイドで製作されています。

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今回はカジュアルラインのモデルを8種類ご用意いただきました。デザインの他にも、革のカラーから靴紐、サイズまでお好みに合わせてお選びいただけます。それぞれのモデルには、オオモリさんが大好きな2つの街「神戸」と「京都」の通りの名前が付けられています。

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神戸シリーズには「海岸通り」や「元町通り」など、つま先がポッテリ丸みを帯びたデザイン。

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京都シリーズは、当店からもほど近い「白川通り」や「御池通り」などベーシックなデザインのシューズが揃いました。

大好きな通りを思い浮かべながら、この靴で散歩したら楽しいだろうなと、眺めながらついワクワクしてしまいます。

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丈夫で柔らかな質感の革で一足一足丁寧に作られるシューズは、足にすっと馴染んで、軽やかにどこまでも歩いていきたくなるよう。時折お手入れしながら、使い込む毎に風合いを増して長く愛用できる革靴。自分のサイズに合わせた自分だけの靴ならなおさら、お出かけの相棒のようにどこに行くにも一緒にいたくなるアイテムです。この機会にぜひ、お気に入りの一足を見つけてください。

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神戸のハードワーカーシューズメイキングスクールで講師もされているオオモリさん。来週は、このスクールの卒業生による合同展も開催します。2週連続で開催されるシューズの展示。こちらもぜひご期待ください。皆さまのご来場をこころよりお待ちしております。

 

Yusuke Omori受注展示会「少し上質な普段履き展」

開催期間:2016111()-7()

開催時間:10:00-21:00(最終日は18:00まで)

開催場所:ギャラリーアンフェール

 

神戸発

2014年に大好評を博したオーダー展示会が恵文社に帰ってきます。

お好きなモデルを、自分のお好みのカラーでオーダー。

もちろんお客様のお足を採寸し、

それに合わせてハンドメイドでお作りいたします。

靴をオーダーして作るという経験を少しでも多くの方に。

是非この機会にお試し下さいませ。

 

-Product info-

一枚革を使って製作する、とても柔らかな履き心地のナチュラルデザインのカジュアルシューズです。

7モデルから好みのものを選び、それをお客様の採寸値や悩みに合わせて革、

靴底の仕様、オプションを話し合いながらオーダーして頂きます。

 

価格:1980025800

納期:約6週間

サイズ:21cm28.5cm

 

全日とも14-18:00在廊予定。

(その他の時間も以下のメールアドレスにご予約いただければ対応可能です)

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(上田)

2016年10月書店売上ランキング

10月の大きな出来事といえば、10月23日(日)に下鴨神社で開催された「左京ワンダーマーケット」でしょうか。左京区の店を中心に、雑貨、飲食、書籍、ライブ等なんでもありのこちらのイベントに、当店も遊びに行きがてら出店させていただきました。昼前にはすでに普段は広く感じる糺ノ森が人でいっぱいに。ご来店いただいた皆様、有難う御座いました。 またどこかで出店する際は、よろしくお願い致します。

 

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恵文社スタッフの台車を占拠するこどもたち

 

さて、今回も10月の当店書籍売上ランキングをご紹介します。

 

1位『気になる京都3 あの店・あの場所』風の駅

 

2位『Arne アルネ・もう一回』大橋歩 イオグラフィック

 

3位『喫茶とインテリア WEST』BMC 大福書林

 

4位『コーヒーと小説』庄野雄治編 mille books

 

5位『翻訳できない世界のことば』エラ・フランシス・サンダ-ス 創元社

 

6位『誰も知らない世界のことわざ』エラ・フランシス・サンダ-ス 創元社

 

7位『京都おでかけ帖』甲斐みのり 祥伝社

 

8位『大人のおしゃれ14 アルネ秋と冬'16~'17』大橋歩 イオグラフィック

 

9位『MONKEY vol.10 映画を夢みて』スイッチ・パブリッシング

 

10位『〆切本』左右社

 

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第1位は『気になる京都3 あの店・あの場所』

出町桝形商店街にある小さな観光案内所「風の駅」が発行するローカルな一冊です。今回は「京都のパン屋さん」を特集しています。京都に住む人がパン好きなのは知っていましたが、よもやパンの消費量全国1位が京都市だとは思いもよりませんでした。身近なパン通に話を聞いているような、普段使いに向いた誇張のない文章が印象的です。今時、パンや店の写真よりも紹介文の方がスペースの多い雑誌がどれだけあるでしょうか。ご近所の方、日々のパンライフの参考にされては。

 

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第6位は『誰も知らない世界のことわざ』です。

同じく5位の『翻訳できない世界のことば』の第二弾。実はこちらの本、今年の恵文社ベストセラーです。続編となる今回は、世界中のちょっと変わった“ことわざ”をあつめ、イラストと一緒に紹介した絵本のように可愛らしい一冊です。洋画をみていて、たまにピンとこない表現に出くわすように、私たちが当たり前のように使う「猫をかぶる」なども、他の言語からみれば不思議に思える言い回しかもしれません。

 

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9位は毎度おなじみ『MONKEY vol.10 映画を夢みて』。

今年公開されたドキュメンタリー映画『写真家ソール・ライター』で自身初となる字幕を手掛けるなど、この一年、何かと映画づいていると言う柴田元幸さんが、翻訳家ならではの視点から映画を特集します。ポール・オースターの未邦訳ドキュメンタリーなど、気になる記事目白押しです。

毎回「猿」のイラストが印象的なこちらの雑誌。今回の表紙はとびきり格好良いなぁと思っていたら、なんと手塚治虫のラフスケッチから選ばれたものだそうです。

 

それでは、来月もお楽しみに。

 

(鎌田)

水縞 KOTOWAZA展

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文具ブランド水縞が新シリーズのテーマに選んだのは「ことわざ」。上手いと膝を打つものから、耳が痛いものまで、改めて気づいたその由来や言葉の面白さを、水縞ならではのステーショナリーとして落とし込みました。本日よりミニギャラリーでは、これら商品を揃えた『水縞 KOTOWAZA展』を開催。頁を捲るたび、五十音順にことわざを目にする「ことわざノート」や、怠け者でも一日ひと言を書くだけなら続くかも…「石の上にも三年日記」など。商品のタイトルと比べてみて、思わず笑ってしまうものも少なくありません。

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これら一部アイテムのデザインも担当されたイラストレーター福田利之さんの2017年カレンダーも、会場では販売しています。月替わりで、様々な動物が登場。窓際にずらり12枚を飾っていますので、是非お立ち寄り頂いた際はご覧いただければと思います。

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水縞 KOTOWAZA展
10月29日〜11月11日
恵文社一乗寺店 生活館ミニギャラリー

 

(田川)